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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第三章 異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う。
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貰い火 嘆き・17

とりあえず、上のボタンを押してみた。

緑色のレーザー光が、虫眼鏡から発射される。

どうやら、これで選択できるようだ。


木箱に当たると、近くに情報が表示される。

ゲームのステータス画面みたいだが。

木箱と書いてあるだけだ。



直樹:

「ユミル。

 木箱の近くに、何か見えるか?

 情報が書いたヤツ」


ユミル:

「いいえ。

 僕には見えません。

 何かあるんですか?」


直樹:

「鑑定魔術の結果が見える。

 ありがとう。

 俺だけに見えるようだ」



剣や鎧も選択してみる。

次々と画面が表示されていく。

一度選択すれば、表示はされたままだ。


真ん中のボタンを押してみた。

表示されていた画面が解除される。


離れている下のボタンはなんだろ?

下のボタンを押すと押し込まれた。



声:

「ナオキ。

 何か用か?」


直樹:

「キモチ悪い!」


ワトソン君が話し出したのだ。


直樹:

「お前。

 魔導書ドラクエか?」


魔導書ドラクエ:

「そうだ。

 今は、ワトソン君と呼んでくれ」


直樹:

「ワトソン君?

 設定が細かいな……

 武器と防具の相性というか、ダメージを知りたいんだが」


魔導書ドラクエ:

「それなら、武器と防具を選択。

 その後。

 ワトソン君に聞け!」


ソフトレザーと剣を、探して地面に並べる

選択後に、ワトソン君に「切られるとどうなる?」と聞いてみた。


魔導書ドラクエ:

「購入ポイントが2、必要です」


直樹:

「ポイントを取るのか?」


魔導書ドラクエ:

「初めて鑑定する商品だからな。

 必要だ!」


直樹:

「この展開。

 何処かで聞いたような。

 魔導書ドラクエ、もしかして……


 もしかして、なんだが。

 この鑑定魔術。

 俺が知らないことは、分からない。

 とかいう、オチは無いよな?」


魔導書ドラクエ:

「鋭いな。

 その通りだ」


直樹:

「オイ!

 意味ないだろ!?」


魔導書ドラクエ:

「そんなことはない。

 一度、認識すれば。

 ナオキが、忘れても大丈夫だ。


 <質問と回答>が冒険の書の内容だけに限定なのに対し。

 七色迷探偵は、この世界が対象だ。

 全てに答えることは、できないが。


 どうする。

 購入ポイント2、必要だ」


直樹:

「めんどくさい。

 いちいち確認を取るな。

 購入ポイントを使え」


魔導書ドラクエ:

「わかった。

 ざっくり切れる。

 簡単に突き刺さるぞ。

 極まれに軽症で済むこともある。

 無いよりは、遙かにましだ」


直樹:

「見たまんまだな……」


魔導書ドラクエ:

「回答は正しいが……

 駄目か?」


会話で結果が聞けるのはありがたい。

情報が表記された画面は、何の役に立つんだろう?


倉庫にある武器と防具を地面に並べる。

冒険の書から、持っている防具も取り出した。

並べてある装備品を見ながら、ユミルに説明を受けた。


プレートアーマーとプレートメイルの違いが分からないので詳しく聞いた。

アーマーの方は、関節部分も金属板で作られる。

基本的にオーダーメイド。


プレートメイルは、兜、首当て、肩当て、胸当て、背当、籠手、脛当て、足甲。

といったパーツ単位の防具を組み合わせる。

その他の部分は、チェーンメイルで補う。

サイズも品質バラバラのことが多い。


この中では全身のプレートメイルにキルトを着けるのが良いらしい。

だが、自分では重さに耐えきれない。

暑いし、窒息しそうだ。


重さの軽減に魔術を使う方法もあるが。

短時間での使用が前提なので、役に立たなそうだ。


軽量化をはかる。

フリストも参加して、組み合わせを考えていく。

首当て、背当は外してもいいかもしれない。

チェーンメイルに、兜、肩当て、胸当て、籠手、腿甲。

背中側は外した。


武器との相性をワトソン君と会話しながら確認していく。

着けてみると、思ったより動ける。



直樹:

「あっはははは。

 上手くできた。

 コレ、いいじゃないか。

 上出来だ」


フリスト:

「ナオキちゃん。

 でも、コレ。

 借りものだよね。

 返すんでしょ?」


直樹:

「そうだよな。

 今後のことを考えると。

 あった方がいいよな。

 ボロイ装備なら。

 貰っても良いんじゃないか?」




隅の方に壊れた防具が、積んであったので漁った。

チェーンメイルの腕の部分だけが、いくつかあった。


使えそうな物を両腕を貰う。

壊れたリングメイルも貰う。


武器庫の外の兵士に相談したら、壊れた防具のも価値があるらしく。

20万で買い取る事にした。


フリストが時折、焼肉定食、チチバンド、ゲッツ、ごっつぁんです。

とか訳の分からないことを言っていたのが気にかかった。


隠れ家に戻る。

買い取った装備を渡して修復の指示を出した。

やっと1日が終わる。



朝早くから隠れ家に顔を出し、頼んだものを確認した。

キルトのベストに、チェーンメイルの腕が付いている。


チェーンメイルの腕の内側は、布で保護されていた。

キルトの背中とスカートの部分には、リングメイルが張り付いている。

これで7kgぐらいだと思う。


チェーンメイル15kgよりは遥かにましだ。

全身プレートメイルは、30kg近い。

45kgか?


兜2、肩当て2.5、胸当て5、籠手1、脛当て1、足甲3で14.5kg。

防具フル装備で、21.5kg。

武器を持てばさらに、重くなる。

俺は、動けるのだろうか?



午前中は物資の供給作業だ。

範囲取り込みを使用した物資の輸送はない。

魔術を使っておく。

絨毯から出入口を回収した。


午後からは、兵士たちの物資を隠れ家に輸送する作業だ。

戦闘に参加しない隷属者は、作業に参加する。

48番武器庫と首都で少将に用意された物資だ。

終わると夜に備えて陣地で眠りにつく。


夕方になると兵士に起こされる。

正直よく眠れなかったが、疲れは幾分かましになった。



中将に呼び出され、話し合いをする。

地図を渡され進行ルートを説明された。


敵陣地を迂回して背後に回り込むだけなのだが。

酷く緊張する。

ほとんど遮蔽物が無いのだ。

なだらかな下り。


鎧を着て行くと思っていたのだが。

音がするため、平服での移動らしい。

ソフトレザーと竹のベスト、キルトの重ね着なら問題ないようだ。

小さな盾も持っていく。

ユミルとフリストが詳細を聞いて、物資を受け取る。


俺は、移動ルートを頭に入れるだけで精一杯だ。

背後を取れなかった場合は、側面でもいいので陽動する事になる。



日が落ちて暗くなると、開始の時刻が近づく。

始める前に、魔導書ドラクエにどうしても聞きたいことがあった。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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