樹の試練(7)
(56000回超えた辺りから数えてないけど未だに突然現れる気配と姿が消える丸太が攻略できねぇ もしかして集中がまだ浅いのか? )
桜太は今までよりも深く集中し仙気を研ぎ澄まさせて再び挑むが気配と姿を消す丸太の前までは難なく行けるのだがその先でまた失敗する
(クッソ どこから来るか分からないんじゃ対処のしようがねぇよ 気配が分からず突然現れるんだから 最初から見えていれば…)
桜太は気づく
(いや 待てよ 視覚に頼りすぎなのか? よしもう一度やってみよう)
そして桜太は再び挑む、今までと同じく81600本まで来た次から気配も姿も消す丸太が来るそして目を閉じより仙気だけに集中する。すると桜太は突如刀を左手に持ち後ろを斬り上げるだがスカっと空振りをしてしまった
(あれ? 後ろから来たと思ったんだけどなぁ)
そう思った次の瞬間後ろから丸太がぶつかってきた
(なんだ今のは…空振りしたがちゃんと後ろから来た )
そして桜太は気づく
(もしかして今までは仙気を広げた事によって丸太が『来てる』のがわかったけど今のは視覚を遮断し、より深く深く仙気を全身に巡らせ脳を更に活性化させる事で『来る』のがわかるようになったのでは…)
この事を踏まえももう一度挑戦する
今まで通り81600本まで斬りここから先程やった様に目を閉じ仙気をより全身に脳に巡らせる
そして左から来るのがわかった近くに到達するまでの誤差を考え斬ると斬れる感覚を感じた
その後斬れることを実感した桜太は次々と斬っていく
そして最後の1本まで斬り抜いた
「ふぅぅ…よっしゃあァァァァ やりきった まじで長かった」
すると喜びとやりきった満足感を感じている桜太の前に霧花が現れる
「おめでとうございます よく最後までやりきりました」
「本当に何度も絶望しかけましたよ というかしてましたよ」
「でも諦めず最後までやりきったじゃないですか それに驚きましたよ 自分の仙気を広げ周りを感知する【仙域】だけでなく身体や脳へ仙気をより多く速く巡らせ先の事を感じる事が出来る【先覚】まで習得するなんて素晴らしすぎてちょっと引いてます」
(えぇ 凄いと引かれるとは…何故だ…)
「これで全て終わったんですよね?」
「そうです では桜太様いえ 桜太殿」
霧花が様から殿に言い換えた事に(ん?何故言い換えたんだ?)と疑問に思いつつ霧花の雰囲気が変わった事を感じる桜太
「貴方は樹の試練の課題を次々と乗り越えこの試練の題である【成長】を達成しました 」
(題なんてのかあったのか)
「その報酬として『樹技の仙玉』を授けます」
そう言って霧花は仙気を纏い自身の両手を強く握り始めた 。すると次第に霧花の手が緑色に光始め桜太はあまりの眩しさに目を瞑った。 そして霧花が手を開くとそこには緑色の輝く玉があった。




