樹の試練(6)
桜太は当たった時点で始めからという絶望の一言を言われ溜め息をつきつつ いつまでも立ち止まってはいられないと自分を鼓舞し再び試練を続ける
2回目は1回目より7本多く斬る事が出来たがやはり途中から避けるので精一杯になってしまった
その後も少しずつ斬れる本数を増やしていったが254回目で76本斬る事が出来たが1本しか増えなくなったり逆に減ったりと停滞していた
(ダメだ 段々増えなくなってきた どうすれば…そうだ霧花はどうしてた? 思い出せ)
桜太は霧花の手本を思い出す
(霧花さんは視覚外からの丸太にも反応し斬っていたどうやって…そういや霧花さんの言うコツって「イメージ」が多かったな つっても何をイメージすりゃァいいんだか…)
そしてヒントがないかと今までやってきた事を思い返す
(えーと…仙気の使い方 そして応用の仙気属性の合体昇華 仙気を纏い世界樹の丸太を基礎の型を用いて9万本斬る刀術 という事は今やっているのは応用…応用って動きながら斬るだけでいいのか?)
いくら考えても疑問点はあれど手がかりは掴めずにいる桜太は止まってても仕方ないため再び丸太を斬り始める
( 70本超えた辺りからほとんど避けるので精一杯だな かろうじて斬ることはできてるけど…こんな事考えても仕方ないな もっと集中しなくちゃ)
より深く集中していると後ろから来てる事に慌てて気づく
「まずい 後ろか…間に合わない…」
失敗したが疑問点が出来た
(ちょっと待て間に合わなかったにしてもなんで今後ろから来てる事に気づいたんだ?…さっきと何が違う? 集中力? 確かに今まで以上に集中はしたが集中だけで後ろの事に気づける訳けないし…もしかして仙気か 深く集中して気付かずに纏ってる仙気が少し多くなってそれで反応出来たとか?…まさかね とりあえず仙気を広げてもう一度やってみるか)
集中し仙気を放出しイメージして仙気の範囲を広げもう一度初める
「ハハ…なんだこれ…仙気を広げただけなのにどこから来るかを感じる事ができるとはね」
仙気の範囲内の丸太の動きが手を取るように感じ取り1万 5万 8万とばったばったと斬っていく
「うし あと一息だ このまま10万本やりきってやる」
そして81600本近くまで来た時に目の前に丸太が突然現れた
「うおぉ!!なんで?!」
仙気を広げているのだが近づいている事に気づかなかった ただ少し油断してしまったのだと思いもう一度やってみるがやはり丸太が突然現れた
「クソ、あと少しなんだけどなぁ」
(2万近くを少しと言えるとは俺バグって来たなぁってそうじゃなくてまた新たな問題ができたな 感知されない丸太があるなんて…どう対処すればいいんだ?とりあえずもう1回)
当たって砕け散るを繰り返してそしてついに挑戦回数が56000回を超えた
(今更思う事ではないと思うけど 感知出来なくしたり姿を消せたりと世界樹の丸太って一体…)




