樹の試練(2)
「今から桜太様に教えるのは仙人剣術流派の1つ【仙樹】でございます」
「仙樹ですか」
「そうです 仙樹の型はその人その人の仙属性によって決まります」
「仙属性?」
「はい 仙属性とは仙人が持っている仙気の種類で『火 水 風 地』が仙樹で使われる基本仙属性となります 」
(基本属性ということは他にも属性があるのか)
「それではまずは桜太様の属性を調べましょう」
すると霧花は鉢を4つ出した
「今からこちらの鉢全てに仙気を流してもらいます」
「これにですか?」
「そうです それぞれ 火樹水樹風樹地樹といい 火の仙気なら火樹を 水の仙気なら水樹を 風の仙気なら風樹を 地の仙気なら地樹が育ちます そうして育った木の属性が桜太様の属性となり仙樹で使われる型に繋がるのです」
「ほへぇ」と情報量でぼーとしている桜太
「まぁやってみるのが1番です 一つ一つに触れて仙気を流して見てください」
鉢に手をかざすが1つ思うこと事があった
(仙気ってどうやって流すんだ?)
桜太が戸惑っているのを感じたのか霧花はハッと気づく
「すみません 仙気の流し方を教えていませんでしたね」
「すみません 教えてください」
「えぇ そう難しい事ではありません 体に流れてる仙気を感じ取りその仙気を操ることが出来れば成功です」
(え、難しそ…)
「仙気を感じるのには取っ掛りが必要ですので少し失礼します」
すると霧花は桜太の背中に手を当てるその瞬間暖かい何かが身体に流れてるのを感じる
「暖かい…」
「それが仙気です その仙気を身体全体に広げて見てください コツはイメージです やってみて下さい」
(コツがイメージってアバウト過ぎない?)
目を閉じ集中し身体の中から外へ身体を覆うようにイメージした
すると身体が次第に暖かく身体が軽くなるのを感じた
「桜太様、目を開けてください 仙気操作成功です」
実感はわかないが少し嬉しかった
「それではこちらの鉢に仙気を流してみてください」
鉢に触れ仙気を流す
「これは凄いですよ 桜太様」
全ての鉢の木が大きくなったつまり全属性を持っているということなのだろう
「それにしてもなんか今更ながら凄いファンタジーを感じるなぁ」
自分の仙気を流したものとはいえ綺麗で不思議な木を目の当たりにし少し圧巻される桜太だった




