神蟲急襲(3)
卵を守るため卵と木の実や果実などが入った籠を持ち安全な場所をユグドリアの所に帰る道すがら探すがなかなか見つからずそのままユグドリアの居る島の中心に帰る
「戻りました ユグドリアさん」
「おかえり 桜太よ … 色々抱えておるな」
「果実、木の実とか色々見つけました。あと大きな肉を凍らせたんですけど大きすぎて持ち帰れなくって なんかいい方法ないですかね?」
「なるほどのぉ それじゃぁ桜太に仙術の1つ【伽藍】を教えよう」
「伽藍?」
「そうじゃなぁ 桜太よ 籠の中のトウカントウを手に持つんじゃ」
桜太はユグドリアの言う通りトウカントウを手に持つ
「そのまま目を閉じ何も無い空間をイメージしその中にトウカントウをイメージしてみよ」
桜太はユグドリアの言う通りにするとトウカントウを持ってるはずの手が軽くなったように感じ目を開けると手にトウカントウは無かった
「え! なんで?!」
「もう一度何も無い空間をイメージしてみよ」
桜太は何も無い空間をイメージしようとするがイメージした空間の中にトウカントウがある
(あれ?)と思いもう一度何も無い空間をイメージしようとするが空間中にトウカントウが存在している
「あれ? 何も無い空間をイメージしようとしてるのにトウカントウが出てくる…」
「トウカントウは桜太のイメージ空間に収納されたんじゃ 逆に取り出すのは取り出したい物をイメージするんじゃ」
桜太はトウカントウをイメージすると手の上にトウカントウが出てくる
「すげぇ…」
「1回で出来るとはさすがじゃな」
ユグドリアが桜太が持ってきた少し大きめな物体(卵)に目を向ける
「ところでなんじゃそれは」
「これは卵です 実はこの事で聞きたいことが」
桜太はティリィ関連の全てをユグドリアに話した
「って言う訳です」
「なるほどのぉ まぁとりあえず 卵に関してはワシに寄りかからせておくがよい」
桜太は「分かりました」と言いユグドリアの根に卵を置く
「呪いに関してじゃがこの島にはな呪滅蓮花という物があってなその花の花粉を摂取すると呪いが完全消滅するんじゃ」
「それは一体どこに…」
「この島の北側に群生しておる」
桜太が「北側ですね」と言い向かおうとするとユグドリアが「待つんじゃ」と言い桜太を止める
「今のお主が行くにはまだ危険じゃ」
「何故ですか?」
「北側はのぉ 神竜の領域じゃ 今のお主じゃ戦いにすらならん相手じゃよ」
「じゃぁどうすれば…」
「なぁに 心配はいらん ティリィをここに運んで来れるか?」
ユグドリアの言葉に「え?それはどういう…」と首を傾げる
「お主の話を聞く限りティリィは今お主が仙気を流した事で延命出来てる状態にある とはいえお主が仙気を注がなければならない頻度によってはお主の修行も出来ぬ ならここに連れて来れば良い 結界内は外より時間の流れがゆっくりじゃからな 数十倍は延命出来るじゃろうて」
桜太はユグドリアの言葉を聞いてすぐに結界の外へ出てティリィの元へ走り向かう




