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神蟲急襲(2)

桜太「神奪の吸呪(しんだつのきゅうじゅ)?…」


ティリィ「『神奪の吸呪』は多分ですが相手を針で刺し力を吸い取る そして刺した場所に吸呪の紋が現れ今の私の様に神力、魔力 、生命力、体力を吸い取られ続ける

そしてそれらの力がブシャルの力となっているのです。」


桜太「なんて 厄介な力ですね…」(チートじゃね?)


ティリィ「とても厄介です。 民や家臣を守り戦っている時にいきなり猛スピードでブシャルが飛んで来ました。 私も咄嗟に『神聖の守護』で私自身にもバフをかけ光の盾を具象し守りの体勢になりましたがブシャルの『神奪の吸呪』の力により具象した光の盾も吸収され腹部を刺され呪いを受けました。」


戦闘時回想


ティリィ「う、ぐっ…何故 いきなりこんな事を…」


ブシャル「俺 思っちまったんだよ 神蟲って1人でよくね?ってな」


ティリィ「何を馬鹿な事を!!」


ブシャル「まぁ 心配しないでくれ お前の力という力全て俺が奪い使ってやるからよォ 安心して逝けよ あの世になァ」


ティリィ「うぅ…ぐっあっ 1つ聞かせて」


ブシャル「今から死ぬから意味無いだろうがまぁ良いだろう」


ティリィ「何故神域が反応しなかったの?」


ブシャル「あぁ…何かと思ったら神域か そんなもん神域の力を奪ったからに決まってるだろ」


ティリィ「そう…なのね」


戦闘時回想終了


ティリィ「その後家臣が命からがらに私を助け出し気絶した私とぐちゃぐちゃになった私の卵を抱え逃げ出して追っ手を巻きその後私は目を覚ましましたが私の目に入ったのはぐちゃぐちゃになった卵と私を助けてくれたであろう1人の家臣の死体だった…その後家臣の意思に従いさらに遠くへと卵を抱え行きこの大きな木に辿り着き必死で木の上の方に卵を置き降りた時に呪いにより力尽きました。 そんな時に桜太さんが来て私を助けてくれ現在に至るわけです。」


桜太(なるほど だからボロボロだったのか)


桜太は1つ気になる事を聞く


「待ってください なんで家臣の意思がさらに遠くへ行く事だと思ったんですか?」


ティリィはくすりと笑い答える

「私たち蟲族には『虫の知らせ(むしのしらせ)』と言うのがあり亡くなった者が生きてる者に遺言を伝える事ができるんです」


桜太にはティリィがくすりと笑って答える姿がどこか悲し気に感じた


桜太「これからどうするんですか?」


ティリィ「とりあえず私の卵を何処か安全な場所へ避難させないと この4匹だけは必ず守らなきゃいけません 私の命に変えても」


桜太は(母親って強いなぁ)と思いながら「カッコイイなぁ」と本音をボソッと漏らす

ティリィはボソッと言った本音が聞こえ照れてしまう


ティリィは「とはいえ 私はもう歩く事すら出来ないんですけどね 」と言いそして真っ直ぐな目で桜太を見て「そこで桜太さんにお願いがあります 私の卵(子)を何処か安全な場所へ避難させて下さい 」と言う


桜太はティリィの覚悟を感じ「分かりました」と直ぐさま答える


桜太は(ユグドリアさんなら呪いを治す方法知ってるかな?)と思い「卵避難ついでにユグドリアさんに解呪の方法知ってるか聞いてみますね」と言う


するとティリィは笑顔で「ありがとう」と言う


桜太は笑いながら「すぐ戻りますから待っててください では行ってきます」と手を振りユグドリアの元へ戻る

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