神蟲急襲(1)
「神蟲だと?!」
「そうなんです 結構すごいんですよ 私」
ティリィがえっへんとしてると桜太は「なんですかそれは…」とティリィに聞く
ティリィは桜太の発言に「あ、聞きなれない単語に驚いただけだったですね…そんなキリッとした顔で言わなくても…」と少し落ち込気味に言う
「いやー すみません まだ天空島 スカラディアについて知らない事が多くて」
「はっ! そういえば この島には人はいないはず 何故貴方はこの島に?」
「全部話すと長くなるんであれなんですけど 色々あって ユグドリアさんの所で生活してます まぁ生活水準は低すぎて無いに等しいんですけど」
「まあ! ユグドリア様の所で…なるほど 通りで貴方からは不思議な気配がしてるんですね」
桜太はティリィの言葉に「不思議?」と疑問を抱く
そして桜太は「神蟲ってなんです?」と聞く
「そうですね 先ずこのスカラディアには『神に選ばれし者』が存在します それは『神蟲』、『神獣』、『神霊』、『神竜』4つに分かれそれぞれ4体ずつ選ばれます 」
(なるほど ティリィさんはその神に選ばれた神蟲って事か)
そして桜太は疑問を抱き「ティリィさん なんでその『神蟲』である 貴方があんなボロボロなんです? 卵もボロボロでしたし 事故と言うよりは何者かに襲われた感じでしたけど…」と聞く
ティリィは俯きながら答える
「今言った様に『神に選ばれし者』はそれぞれ4体ずつ選ばれます そして選ばれた4体を『四神獣』 『四神霊』 『四神竜』『 四神蟲』と言います そして私を…私たちをこんな目に合わしたのは同じ『四神蟲』の一体 『支配する者 軍隊蜂の王 ブシャル』です」
桜太はティリィが必死に説明してくれてるにも関わらず名前のダサさに気が抜け(ブシャル…2つ名は強そうなのに変な名前だな…)と思ってしまう
気が抜けたのに気づいたのかティリィは「桜太さん 大丈夫ですか?」と聞いてくる
桜太は「あぁ すみません あまりにダサい名前だったもので気が緩んでしまいました」と慌てながら正直に言ってしまう
ティリィが「ブシャルが聞いたら殺しそんな事を言いますね」と言いアハハと笑うそして桜太もアハハと笑うが笑い終わった直後(今 怖い事言わなかった?…)と思い背筋が凍る
ティリィが「すみません 話が脱線しましたね 話を戻しましょう」と言い話を戻す
「私は元々ここをしばらく北に行った所の集落で長をしていました 集落の皆はいつもとても楽しそうで私もとても楽しく平穏な日々を過ごしていました そして『神に選ばれし者』の縄張りには神域が存在し他種族が縄張りに入った時に気づく事が出来ます ですが 6時間程前私の集落は突然ブシャルの襲撃に遭いました ブシャル達が神域に入った事に気づかず…そしてブシャル達の急襲により次々と私たちの仲間がやられ急襲の報せを受け家臣たちと共に急いで向かいましたが、時はもう遅くほとんどの者が亡きものにされました。」
「神域に反応がなかった原因はわかったんですか?」
「ええ 『神に選ばれし者』達は無作為に選ばれている訳ではなく固有能力を生まれ持った者の中から選ばれています。そして『神に選ばれし者』になった事で固有能力が進化し力が数段上がります。」
「固有能力?」
「そうです 私の固有能力は元々『光の守護』と言うものでしたが『神に選ばれし者』になった事により『神聖の守護』へと進化を遂げました。仲間の受けるダメージを7割減らしたり、光の盾を具現させたりする能力です。」
(なんかゲームみたいだな)
「能力を駆使して民達や家臣を守り戦いました。ですが無意味な結果に終わったのです。」
「無意味…?」
「そうです 無意味だったのですブシャルの固有能力『神奪の吸呪』によって」




