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魔女の呪いの行く末は  作者: 露(つゆ)
???編
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28/30

第?話 ~真実~

 なんだか体がふわふわする……。

 目を開けると、色があるような無いような、何か映像が流れているような何も無いような……そんな空間に漂っていた。

「おはよう」

 いつの間にかリーリアがそこにいた。

「立ってみなさい。あなたならもう立ち上がれる」

 足を地……と言っていいのかわからないけど、空間につける。ぴたりと立てた。

「真実を話そう」

 私が立ったのを見届けてリーリアは言う。

「季行、あなたは特異点なんだ」

「特異点……?」

 リーリアが空間を指差すと、映像がはっきりと見えた。四つの映像が映し出される。星月さん、ちおちゃん、真央さん、一荷、と私がいる。

「ブランシェは一発逆転の呪いをかけた。でも私がいるから保険をかけたかったんだね。様々な時空にいる男達を呪った」

 リーリアは映像を一つずつ指差す。

「男なのは……」

 知ってる。

「ブランシェが特に嫌いなのが男だから」

「そう」

「あなたが見せたんでしょう?」

 リーリアは笑う。

「男に不幸になってほしかった。そして世界を壊したかった」

 リーリアが上を指差すと、幼い彼女達が映し出された。

「私はなんとしてもブランシェを止めたかった。世界を救いたかった。けれど、私にはブランシェほどの力なんて残っていなくて。だから、四つの世界線のどれにもいる君に望みを託した」

「それが特異点……」

 じゃあ……なんだっていうの……そんなんじゃまるで……。

「私が特別だったから幸せになれたっていうの……?」

「それは違う」

 リーリアははっきり言う。

「確かにきっかけはそれだ。でも幸せを掴んだのは間違いなく君達なんだ」

 リーリアは微笑む。

「失敗……いや、この言い方は失礼だな。上手くいかない可能性なんて山ほどあった。けれど、君は、君達は四つの世界線全てで幸せを、愛を手にした」

 私は……私達は……自分の力で……。

「まあ、君達が出会える様にはちょいちょいと力を働かせたけどね」

 リーリアは映像を全て消す。

「君達には、最後に手伝ってほしい事がある」

「それって……」

「世界を救ってくれ」

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