第24話
さて、昨日俺は、武器を密造する決意?
をしたのだが、どんな武器を作ろうか迷っている状態だ。
(なぜか、周りに話したら「なんであの話から武器密造になるん?」なんて言われたけどな。)
まず、そもそも冥界の奴らに対して、どんな攻撃が効くのかも分からない。
◇
例えば、攻撃の魔法具や魔術具。それらは、物理攻撃はできない。魔法攻撃以外に使い道がないのだ。
逆に、魔法付与をかけた剣などは、物理攻撃に、魔法的効果を上乗せすることができるが、それはあくまでも物理攻撃の域だ。
例えば、炎の魔法を付与した剣では、切った相手を燃やすことができるが、炎を纏った斬撃なんていうカッコいい仕様にはできない。
一応、おもちゃとして、キラキラと火花が散る木剣みたいなものはあるが。
◇
困ったときの図書館、ということで、図書館に直行する。
「おっ、なんか良さそうな本があるな。」
俺が手にした本。
【世界の武器•防具大全】
色々のってそう(ハードカバーで、少なくとも500ページはあるようにみえる。)
と思い、ちょっとみてみることにした。
ぱっと見で思ったのは、明らかに埃をかぶっていて、かなり長い間触られていない感じ。
気になって貸出カードをみてみる。
…少なくとも98年は年は誰も借りていなかった。
「100年前…。確かに戦争が終わったのは何十年も前だけど、そんなにパタっと借りる人がいなくなるかな…?」
そう思い、パラっとページをめくり、俺は、あっなるほどな、と思った。
俺がページを開いて、すぐに目に入ったそれは、時代遅れの化石のような武器だった。
さらに、「柔らかい金属(青銅など)を、いかにして硬く、鋭くするか」
みたいな、謎の題材があったり。
俺は何も見なかったことにして、別の本を探し始めた。
なぜか、武器を作りだしました。
…なんでやねん。




