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魔法学校生、ルークはダンジョン研究家を目指す!  作者: SilkHat4177
第二章 探求と動き出す悪夢
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第20話

順番前後した上に割り込み投稿ミスりました。ホントにすみません…

次の日、まだジンジンと痛む拳を抱えたまま、魔法の講義に出席する。

他の人は、杖(と言っても、身長ほどもあるものではなく、あくまでも練習用のポケットサイズの棒切れのように見える奴だ。)を取り出しているが、俺は出さない。というか、杖を使うと大惨事になるから、先生から禁止されている。



そもそも杖というのは、あまり魔力がない、つまり、魔法理論風に言うなら、上手く空気中の魔素を操れない人でも、安定した魔法を放てるようにする、お助けアイテムみたいなものだ。

人によって、どんな感じに魔法が使えないのかが変わってくるから、杖にもいろんなタイプがある。



まず、具体的なイメージが苦手な人。

このタイプの人向けの杖には、二つのタイプがある。


曖昧なイメージでも、補完して出力してくれるタイプ。


それから、できるだけはっきりイメージできるように、アシストしてくれるタイプ。



次に、絶望的にエイムが悪いタイプの人。

このタイプの人には、照準アシストが強めに設定されている杖がよく使われる。



そして、詠唱が苦手なタイプ。

この人達は、詠唱がそもそも必要ない人が多く、詠唱をすることで、逆にイメージが崩れる人もいる。

このタイプの人には、市販の杖と同じ程度の、軽い詠唱アシストの入った杖がよく用いられる。



最近の研究で、具体的なイメージがしっかり固まっていたら、詠唱は必要ないと言うことがわかったが、詠唱をすることによって、イメージしやすくなるという人が多い。だから、詠唱の文化自体はそう簡単に無くなることはないだろう。

つまり、例えばただ単に「氷の針」を思い浮かべて魔法を放つよりも、『アイスニードル』と唱えながらであれば、氷の針のイメージもはっきりして、より強い魔法が放てるから、というわけだ。



そんなことを考えていたら、ガラリとドアが開いて、先生が入ってきた。


「んじゃ、授業始めるぞー。あ、そうそう、明後日に授業参観あるからな。」


んなアホな!

授業参観って、開催の二日だか三日だか前にいうもんなん!?

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