第20話 資料保管所の古い記録
ギルドで見つけた、謎の紙片。
そこには『次の反応地点、確認済み』という意味深な言葉と、黒い結晶に関係すると思われる円形の刻印が描かれていた。
黒い結晶を利用している何者かは、カイゼルたちの調査を把握している。
その正体を探るため、三人は西の採掘場が閉鎖された当時の記録を調べることにした。
向かった先は、街の資料保管所。
そこで彼らを待っていたのは、長い年月の中に埋もれた記録と、ある人物の名前が不自然に消された古い書類だった。
翌朝。
カイゼルたちは、街の東側にある資料保管所を訪れていた。
建物は石造りで、冒険者ギルドや商店街と比べると、ずいぶん静かな場所だった。
入口の上には、古い文字で施設名が刻まれている。
中へ入ると、紙と木材の混じった独特の匂いが漂ってきた。
壁際には背の高い棚が並び、古い書物や記録帳が分類ごとに整理されている。
「うわぁ……。本がいっぱい!」
リリアは目を輝かせた。
「こんなにあると、探すだけでも大変そうね」
「資料は年代や種類ごとに整理されているはずですから、きっと大丈夫ですよ」
セレスはそう言ったものの、並んだ棚の数を見て少し不安そうにしていた。
カイゼルは受付へ向かい、職員に事情を説明した。
「西の採掘場が閉鎖された当時の記録を調べたい。管理記録や、閉鎖直前に行われた作業についての資料は残っているだろうか?」
受付にいた年配の女性は、手元の台帳をめくった。
「西の採掘場ですね。確か、二十数年前に閉鎖された場所だったと思います。管理記録が一部残っているはずですが……」
女性は台帳のページを何枚かめくり、やがて指を止めた。
「こちらですね。ただ、閉鎖前の数か月分については、記録がかなり少なくなっています」
「少ない?」
カイゼルが聞き返す。
「ええ。通常なら、採掘量や作業員の人数、設備の点検記録などが毎月残されているはずなのですが、その期間だけ報告書がほとんど見当たりません」
リリアが眉をひそめた。
「そんなことってあるの?」
「提出されなかった可能性もありますし、別の場所に保管された可能性もあります。今の段階では何とも言えませんね」
女性はそう答え、三人に閲覧用の札を渡した。
「管理記録は奥の第二資料室です。持ち出しは禁止されていますので、閲覧台で確認してください」
「ありがとう」
カイゼルは札を受け取り、二人とともに奥へ向かった。
◇ ◇ ◇
第二資料室には、古い記録帳が年代順に並べられていた。
三人は採掘場の名前が記された棚を探し、ようやく該当する資料を見つけた。
「二十数年前……これかな?」
リリアが一冊の記録帳を取り出す。
表紙には、採掘場の管理番号と年度が書かれていた。
カイゼルはページをめくり、閉鎖された年の記録を確認する。
最初の数か月は、特に変わった記述はなかった。
採掘量、設備の点検、作業員の交代。
どれも一般的な管理記録だった。
しかし、閉鎖の数か月前から、記載内容に変化が見られた。
『第三採掘区画、作業時間の短縮』
『地下設備の点検を延期』
『管理者の許可により、一部区画への立ち入りを制限』
そして、その翌月。
『採掘機構の動作異常を確認。原因調査のため、通常作業を中断』
「動作異常……」
セレスが小さくつぶやいた。
「今回、私たちが見つけた機械も、黒い結晶の影響で動いていましたよね」
「ああ。関係があるかもしれない」
カイゼルは記録を読み進めた。
『設備の再稼働を確認。動力源については管理者が個別に確認する』
その一文を最後に、機械の異常に関する記述は途絶えていた。
そして、次のページには採掘場の閉鎖が決定したと記されていた。
「変ね……」
リリアが腕を組んだ。
「機械に異常が起きて、原因を調べるって書いてあるのに、その後の報告がない。普通なら、どうやって直したのか記録するんじゃない?」
「そうですね。設備の安全確認も必要なはずです」
セレスも同意した。
カイゼルは記録帳を閉じ、別の資料を探した。
閉鎖時の報告書があれば、理由が分かるかもしれない。
しかし、棚に並んでいる資料の中に、該当する書類は見当たらなかった。
「閉鎖の決定書はあるのに、その直前の調査報告書がない……」
カイゼルは静かに考え込んだ。
偶然、記録が失われただけなのか。
それとも、何かを残さないようにしたのか。
今はまだ判断できない。
◇ ◇ ◇
しばらくして、セレスが別の記録帳を見つけた。
「カイゼルさん、こちらも見てください」
彼女が開いていたのは、採掘場で働いていた作業員の名簿だった。
閉鎖直前の年度のものらしく、複数の名前と担当区画が記されている。
その中の一人に、奇妙な箇所があった。
名前が記されていた部分だけ、紙が削られたように薄くなっているのだ。
しかも、その行には担当区画と勤務期間だけが残されていた。
「……名前が消されている?」
リリアが身を乗り出す。
「ほかの行は、きれいに残っているのに……」
セレスは名簿を慎重に傾け、光の当たり方を変えた。
紙の表面には、何かをこすり取ったような跡がある。
カイゼルは、その行の周囲を観察した。
「わざと消した可能性はある。でも、誰が、何のために消したのかは分からない」
「その人が、機械の異常に関係していたんじゃない?」
リリアが言った。
「可能性はあるね。ただ、名前が消されていることだけでは、関係があったとは言い切れない」
カイゼルは慎重に答えた。
彼は名簿の行に記された担当区画を確認した。
第三採掘区画。
先ほどの記録で、作業時間の短縮や立ち入り制限が記されていた場所だった。
「この人は、異常が起きた区画を担当していたようだ」
「じゃあ、何か知っていたのかもしれませんね……」
セレスが不安そうにつぶやく。
そのとき、背後から落ち着いた声が聞こえた。
「その記録を見つけたんだね」
三人が振り返ると、資料保管所の職員が立っていた。
先ほど受付にいた女性とは別の、白髪交じりの男性だった。
彼は三人が見ている名簿に目を向けた。
「その年度の記録は、少し扱いが難しくてね。閲覧希望者が来ることは、あまりないんだ」
「扱いが難しい、というのは?」
カイゼルが尋ねる。
男性は一度、周囲を見回した。
「昔、採掘場の管理記録を整理した際に、いくつかの書類が欠けていることが分かったんだ。だが、当時の担当者もすでに退職していて、理由は確認できなかった」
「欠けている書類って、閉鎖前の調査報告書ですか?」
セレスが尋ねると、男性は少し驚いたように目を開いた。
「よく気づいたね。そうだ。設備の異常について記した報告書が、管理記録の目録には載っているのに、実物が見つからないんだ」
三人は顔を見合わせた。
目録には記載されている。
しかし、実際の書類は存在しない。
さらに、作業員名簿の一人分の名前が消されている。
偶然にしては、不自然な点が重なっていた。
「その書類が最後に確認されたのは、いつですか?」
カイゼルが尋ねた。
「詳しい日付までは分からない。ただ、資料の整理が行われた数十年前には、すでに見当たらなかったそうだ」
「それ以前に、誰かが持ち出した可能性は?」
「否定はできないね。ただし、記録には持ち出しの申請も、廃棄の手続きも残されていない」
男性は名簿を見つめた。
「この名前の部分も、当時の整理担当者が気づいていたようだ。だが、修復や補記を行った記録はない。今となっては、元の名前を確認するのも難しいだろう」
「そうですか……。ありがとうございます」
カイゼルは礼を述べた。
男性は軽くうなずくと、別の棚へ向かっていった。
三人は再び名簿に視線を戻した。
消された名前。
見つからない調査報告書。
そして、異常が起きた第三採掘区画。
黒い結晶との関係は、まだ分からない。
それでも、採掘場で何かが起きていたことだけは、少しずつ確かになってきていた。
◇ ◇ ◇
「これ、エルドさんにも伝えたほうがいいよね」
資料室を出たところで、リリアが言った。
「ああ。特に、第三採掘区画の記録と、消された名前については重要だと思う」
カイゼルは、閲覧した資料の番号を手帳に書き留めた。
「でも、名前が分からないと、調べようがないんじゃないかな……」
セレスが少し困ったように言う。
「完全に手がかりがないわけじゃない」
カイゼルは、先ほどの名簿を思い返した。
「担当区画と勤務期間は残っている。別の資料に、作業員の配置記録や給与の記録があれば、名前が分かる可能性がある」
「なるほど! じゃあ、まだ調べられることはあるのね!」
リリアの表情が明るくなった。
「ただ、資料が残っているかは分からない。まずはエルドさんに今回の記録を見せて、そのあと別の資料も探してみよう」
三人は資料保管所を後にした。
外に出ると、街は昼の賑わいに包まれていた。
商店からは呼び込みの声が聞こえ、通りには荷車が行き交っている。
その光景は、採掘場の異常とも、黒い結晶とも無縁に見えた。
けれど、カイゼルは気づいていた。
黒い結晶が見つかった場所には、必ずと言っていいほど、何かしらの不自然な痕跡が残されている。
そして今回、その痕跡は過去の記録にまで及んでいた。
「……二十数年前から、何かが続いているのかもしれない」
カイゼルは小さくつぶやいた。
「カイゼル?」
リリアが振り返る。
「いや、何でもない。行こう」
彼は歩き出した。
そのとき、通りの向こう側に、見覚えのある服装が目に入った。
フードを深くかぶった人物。
ギルドで紙片を残した男と、よく似た背格好だった。
人物は立ち止まり、こちらを見ている。
カイゼルが視線を向けると、相手はすぐに人混みの中へと紛れ込んだ。
「……またか」
カイゼルは足を止めた。
「どうしたの?」
リリアが尋ねる。
「さっきの人物に似た人がいた。少し、様子を見てくる」
「私も行く!」
リリアがすぐに反応した。
「待ってください。相手が何者か分からないんですから、三人で動いたほうが安全です」
セレスの言葉に、カイゼルはうなずいた。
「そうだな。追いかけるとしても、無理はしない」
三人は人混みの流れを見ながら、人物が消えた方向へ進んだ。
しかし、角を曲がった先には複数の路地があり、どれにも人影はなかった。
地面には荷車の跡が残り、建物の間から風が吹き抜けている。
カイゼルは周囲の魔力を探ったが、相手のものと思われる反応は見つからなかった。
「逃げられちゃったか……」
リリアが悔しそうに言う。
「追いかけることが目的になってはいけないよ。今は、相手の正体を知る手がかりを集めることが大切だ」
カイゼルはそう答えた。
セレスも小さくうなずいた。
「はい。焦って危険なことをするより、確かな情報を集めたほうがいいと思います」
三人はそれ以上追跡することをやめ、エルドの工房へ向かうことにした。
◇ ◇ ◇
工房に到着すると、エルドはちょうど机の上の資料を整理しているところだった。
「おや、今日は早いね。何か分かったのかい?」
「採掘場が閉鎖された当時の記録を調べてきた」
カイゼルは閲覧した資料の番号と、確認できた内容を説明した。
設備の異常。
第三採掘区画への立ち入り制限。
見つからない調査報告書。
そして、名簿から消された作業員の名前。
エルドは話を聞きながら、手元の紙に要点を書き留めていった。
「なるほど……。黒い結晶そのものだけでなく、それが使われていた場所の記録にも不自然な点があるんだね」
「ああ。ただ、黒い結晶と、記録が欠けていることの関係はまだ分からない」
「その通りだね。記録が失われたからといって、必ずしも黒い結晶の研究と結びつくわけではない。だが、第三採掘区画の設備異常については、確認する価値がありそうだ」
エルドは少し考え込んだ。
「資料保管所に残っている記録の番号を教えてくれるかい? 僕のほうでも、古い技術記録と照らし合わせてみよう」
カイゼルは手帳を開き、番号を伝えた。
「ありがとう。これなら、もう少し詳しく調べられるかもしれない」
エルドは資料を受け取り、机の端に置いた。
「ただし、消された名前や失われた報告書については、慎重に扱ったほうがいい。誰かが意図的に隠したのか、それとも別の事情があったのか。今はまだ分からないからね」
「分かっている」
カイゼルはうなずいた。
そのとき、エルドがふと顔を上げた。
「そういえば、君たちが持ち帰った紙片の刻印について、一つ気になることがあったんだ」
「何か分かったのか?」
「まだ確証はないんだけどね。あの刻印、これまで見つかったものとは線の向きが少し違っていた。ただの装飾や識別用の印ではなく、魔力の流れを切り替えるための構造なのかもしれない」
カイゼルの表情がわずかに変わった。
「流れを切り替える……?」
「ああ。もしそうなら、黒い結晶の働きを制御するために使われている可能性がある。結晶が魔力を集める役割を持ち、刻印がその流れを調整する役割を持っている、という仮説だね」
「でも、まだ仮説なんですよね?」
セレスが確認する。
「その通り。実物の装置を詳しく調べられれば、もう少し分かるかもしれない。ただ、採掘場の装置は不安定だった。安全が確認されるまでは、むやみに触れないほうがいい」
エルドは落ち着いた口調で続けた。
「それと、君たちが見つけた記録には『次回試験』という言葉もあったね。もし試験が何度も行われていたのなら、採掘場以外にも関連する場所がある可能性はある」
「……次の反応地点、確認済み」
カイゼルは、ギルドで拾った紙片の言葉を思い出した。
「そうか。誰かが別の場所でも、同じようなことをしているのかもしれない」
エルドは考え込んだ。
「ただ、次の場所がどこなのかは分からない。もし相手が意図的に情報を残しているのなら、それも何らかの目的があってのことだろう」
「俺たちを誘い出そうとしている可能性もある、ということか」
「その可能性もあるね。だからこそ、慎重に行動してほしい」
カイゼルは短くうなずいた。
◇ ◇ ◇
工房を出たあと、三人はギルドへ戻った。
新しい依頼を探すためではない。
これまでの調査で見つかった情報を整理し、次に何を調べるべきか話し合うためだった。
ギルドの一角にある席に座り、カイゼルは手帳を開いた。
「今分かっていることを整理しよう」
彼は指を一本ずつ折りながら話し始めた。
「黒い欠片は、場所によって反応が違う。魔力を吸収して性質を変え、周囲の魔道具や魔物に影響を与えることがある。そして、いくつかの場所には似た刻印が残されていた」
「さらに、採掘場では黒い結晶を使って機械が動いていましたね」
セレスが続ける。
「そのうえ、閉鎖前の記録には設備の異常が残っていた。でも、詳しい調査報告書は見つからなかった」
「作業員の名前まで消されてたしね」
リリアが付け加えた。
「そして、俺たちの調査を把握している人物がいる」
カイゼルは、ギルドで見つけた紙片を思い出した。
「その人物が黒い結晶を使っている本人なのか、それとも別の誰かに協力しているのかは分からない」
「でも、少なくとも私たちが何を調べているのか、気にしているのは確かよね」
リリアの言葉に、カイゼルはうなずいた。
「そうだな」
セレスは少し考えてから、口を開いた。
「もし、黒い結晶を使っている人がいるのなら、どうしてこんなに目立つ異常を起こすのでしょうか? もっと隠れて作業することもできるはずなのに……」
「目的が別にあるのかもしれない」
カイゼルは答えた。
「魔道具を止めたり、魔物を異常な状態にしたりすること自体が目的なのか。それとも、それによって何かを確かめようとしているのか」
「……まだ、分からないことだらけね」
リリアは背もたれに寄りかかった。
「でも、ここまで来たんだから、最後まで調べたいわ」
「うん。私も、被害に遭っている人たちを放っておきたくありません」
セレスも真剣な表情でうなずいた。
カイゼルは二人を見つめた。
この世界に目覚めてから、彼は多くのことを知らないまま歩き続けてきた。
今の人間と魔族の関係。
変化した魔法の仕組み。
そして、黒い結晶にまつわる謎。
分からないことは多い。
けれど、目の前で困っている人がいるなら、見過ごしたくはなかった。
「俺も、最後まで調べるつもりだ。ただし、危険があるときは必ず相談する。三人で動いているんだからな」
リリアはにっと笑った。
「それなら安心ね!」
「はい。約束ですよ、カイゼルさん」
「ああ。約束だ」
三人は顔を見合わせ、小さく笑った。
そのとき、ギルドの入口が開いた。
受付の職員が、急ぎ足でこちらへやってくる。
「カイゼルさん、リリアさん、セレスさん。ちょうど探していたところです」
「どうしたんですか?」
セレスが尋ねた。
職員は手元の書類を差し出した。
「西の採掘場の件とは別に、新しい報告が入りました。街の北側にある小さな集落で、魔道具が突然停止したそうです。それだけでなく、周辺の魔物も普段とは違う動きを見せているとのことです」
三人の表情が変わった。
「北側の集落……?」
カイゼルは書類を受け取った。
報告には、集落の名前と、異常が確認された時刻が記されている。
そして、その末尾には短い追記があった。
『集落の外れで、黒い粉末のようなものが発見された』
カイゼルは、その一文を見つめた。
黒い欠片。
魔道具の異常。
魔物の変化。
これまで調査してきた現象と、あまりにも共通点が多かった。
「……偶然とは考えにくいな」
彼は静かにつぶやいた。
リリアは立ち上がり、短剣の位置を確かめた。
「次の場所も調べに行くんでしょ?」
「もちろん。ただ、今度は相手がこちらを見ている可能性も考えて行動しよう」
カイゼルは書類を折りたたみ、魔法収納へ収めた。
「準備を整えてから出発する。何が待っているか分からないからな」
「分かりました、カイゼルさん」
セレスも立ち上がった。
三人は新たな調査に備え、必要な道具を確認し始めた。
一方、そのころ。
街の北側にある古い建物の中で、一人の人物が小さな魔道具を操作していた。
魔道具の表面には、円形の刻印が浮かび上がっている。
その中央に、小さな光が灯った。
人物は光の強さを確認すると、机の上に広げた地図へ視線を落とした。
西の採掘場には、すでに停止を示す印が付けられている。
そして今、新たな地点に小さな印が加えられた。
「次は、あそこか……」
人物は紙片を取り出し、短い文字を書きつけた。
『反応を確認。対象の接近を待つ』
紙片は、静かに引き出しの中へしまわれた。
黒い結晶の研究は、まだ終わっていなかった。
そして、カイゼルたちが次に向かう場所では、これまでとは違う異常が待ち受けているのだった。
第20話を読んでくれてありがとう!
今回は、資料保管所で西の採掘場に関する古い記録を調べました。
閉鎖直前には設備の異常が起きていたこと、調査報告書が見つからないこと、そして第三採掘区画を担当していた作業員の名前が消されていたことが判明しました。
ただし、これらが黒い結晶と直接関係しているのかは、まだ分かりません。
さらに、街の北側にある集落でも、魔道具の停止と魔物の異常が報告されました。
黒い結晶を使っている何者かは、次の場所でも何かを確かめようとしているようです




