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歴史という名のファンタジー  作者: みなと劉
57/255

57話

しかし、最後の最後で一番危ない目にあったのです。

それは、 なんと崖に落ちそうになったのです。

もうダメだと思いましたが、その瞬間、彼女に突き飛ばされて助かりました。そして彼女は落ちてしまいました。

急いで駆け寄ると、下には血が流れていて、彼女は瀕死の状態だったのです。

「私のせいで、あなたが……」

彼は泣きながら言いました。すると、

「泣かないで。私はあなたを助けるためにここに来たのだから」

と彼女が言いました。

彼は驚いてしまいました。だって、普通は逆のはずだからです。

「でも、どうやって助ければ良いのかな」

と聞くと、

「私を食べて」と言いました。

「えっ?」

彼はますます混乱してしまいました。

「私を食べれば解決します」と続けて言いました。

彼はとても悩みました。

しかし、結局食べることにしたのです。

そして、彼女を食べた後、彼は元の世界に帰ることができました。

彼はその後、ずっと幸せに暮らしたそうですよ。


では、

この際、『中国神話』に触れていきますか?

えっ!

『北欧神話』

は?

って……

まあ、そのうちやりますよ。

では『中国神話』について説明していきますね。

まずは「オーガ」です。この物語は『中国神話』の中で一番最初に書かれたお話とされています。

彼はある日森の中で一人の少年に出会いました。

名前は

田子でんこ

と言います。

彼はその日から、田子の世話をするようになりました。

毎日のように遊んであげたり、時には叱ったりして育てていたのです。

しかしある日のこと、田子は森の奥深くにある大きな洞窟に入り込みました。

そして、迷ってしまったのです。

しかし、彼は怖がることもせず、

「お父様やお母様に会えるかもしれない」

と思いながら進んでいったのです。

するとそこには、一人の老婆がいました。

「お婆さんは誰ですか?」

と尋ねると、

「わしは仙女じゃよ」

と言いました。

「どうして仙人になったんですか?」

と今度は田子が質問すると、

「それはな、空を飛ぶ為だよ。ほら!」と言って飛び上がりました。

しかし、あまり上手くいかず、途中で落ちて地面に激突しました。

「いたたた」

と声をあげました。

すると、また

「大丈夫ですか?」

と声をかけられました。

「うん。なんとか」

と答えると、声の主は安心した様子でした。そして続けて、

「よかった」

と言いました。

しかし、すぐに悲しげな表情になりました。

なぜなら、彼女は泣いているように見えたからです。

「何か悲しいことでもあったんですか?」

と聞くと、

「実は……」

と語り始めました。

「お爺ちゃんが死んだの」

「それは、ご愁傷さまです」

「ありがとう」

「あの~、もし良かったら、僕の家に来てみませんか?」

「いいの?」

「はい」

「やった!」

「それじゃあ行きましょう」

「あっ、待って。私の名前は桃っていうの」

「僕は田子です」

二人は仲良く手を繋いで帰りました。

しかし、しばらく歩いていると道に迷いました。

「どうしよう」

と悩んでいると、

「私が案内するわ。ついてきて」

と、彼女が先導してくれました。そして、無事に家に着きました。

二人はその日は泊まっていきました。

次の日、彼女は帰る前に一つだけお願いをしてきました。

「あなたは私の命の恩人だから、あなただけは絶対に守らせて」

と。

彼女は田子を一生懸命守り続けました。

そんなある日、二人の住む村に盗賊団がやってきました。

彼らは村人たちを襲おうとしましたが、そこに通りかかったのが田子と桃でした。

「何をしているの?」

と二人が問いかけると、

「お前たちは誰だ?」

と返されました。

「私たちはただの旅人よ」

「そうなのか?」

「そうだ」

「なら、俺たちと一緒に来ないか?」

「えっ?」

「悪いようにはしないぜ」

「本当?」

「ああ、約束する」

「分かった」

「よし、決まりだな」

こうして、田子は仲間となりました。

それからは、三人で楽しく暮らしていました。ところがある時、突然事件が起こりました。

なんと、村の人たちは全員殺されてしまったのです。

犯人は田子の両親を殺した男と同じ人物でした。

「許さない」

と彼は怒りました。

「おい、落ち着け」

と盗賊団の頭はなだめようとしましたが、聞く耳を持ちません。

そしてそのまま一人で追いかけていきました。

しばらくして戻ってきた彼は、返り血で全身が真っ赤になっていました。

その姿を見た彼女は、驚きと恐怖が混ざったような気持ちでいっぱいでした。

そして、彼が一歩ずつ近づいてくる度に少しずつ後ろに下がっていましたが、とうとう崖の方に追い込まれてしまいました。

「これでもう逃げられないね」

彼はニヤリと笑って言いました。すると……

ドンッ! 彼女は勢いよく飛び出しました。

「キャー!!!」

叫びながらどんどん落ちていきます。

彼女は目を閉じて最期を待つことにしました。

しかし、いつまでも経っても地面に当たる感覚がありません。

不思議に思って目を開けると、 目の前には血だらけになった彼の姿があります。

彼女は急いで駆け寄りました。すると彼は苦しそうな声で言いました。

「もうダメみたい。だからさ、僕を食べてよ」

「えっ!?」

「君を助けたかったけど、間に合わなかったんだ」

彼は涙を流しながら言いました。

「そんな……」

彼女も泣きそうになりました。

でも、必死に堪えて言いました。

「分かった。私を食べるといいよ」

そう言って、自ら彼に食べられることを選びました。

「本当に良いの?」

「うん」

そして二人で抱きしめ合いながら眠りにつきました。

翌朝、目を覚ますと彼女はいなくなっていました。

その代わり手紙が置かれていて、それを読むと彼女は昨晩の間に旅立ったことがわかりました。

彼はまた悲しみに包まれましたが、その後はすぐに立ち直りました。

なぜなら、彼女と過ごした思い出があるからです。

そして、

「これからはもっと強くなるぞ」

と思い、山の向こうにある国を目指し、歩いていきました。

そして数年後、無事に目的地までたどり着くことができました。

そして、彼は王様になることができたのです。

彼は彼女のことをとても大切に思いながら幸せに暮らしました。

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