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東2局8本場:拉致

DokiDoki文芸部PLUS買いました。

今、トゥルーとノーマルエンドは見て、新要素の画像回収やってます。

私は、何回サヨリをてるてる坊主にすればいいのでしょうか?

「……軍星さん」


 私は白夜さんの目を見つめる。

 その瞳に映っている私の顔は、私自身も見たことのない顔をしていた。

 よく言えば、好きな人に甘える顔。

 悪く言えば、メスの顔。


「……だめだ。俺には舞がいる。お前の気持ちに応えることはできない」


 白夜さん。いや、軍星さんからの拒絶。

 それは私のことを思ってのことと、白崎舞さんのことを思ってのこと。

 その気持ちに揺れ動いている様子が見て取れる。

 だから、私は……。


「…‥今は、これでいいです。でも、いつか必ず白夜さんの彼女にしてもらいますからね」


 白夜さんに抱き着く。

 そして、こっそり胸を押し付けてみる。

 ちょっと。いや、かなり恥ずかしいけど……。

 親友の純ちゃんから「キミは胸が大きいから、それで誘惑すれば一発だろ。なぜしない?」と言われたけど、恥ずかしかったからしなかっただけ。

 でも、今この時だけは母親に感謝したい。

 ……父は嫌いだけど。


「……それにしてもお前があの時の女の子だとはな。あの深窓の(せいじゅんな)御令嬢(おんなのこ)みたいなのが、こんなキンキラキンな金髪になるなんてな」

「女は好きな男のために変わる物なんですよ」


 その私の言葉に、白夜さんは頭を抱える。


「…………冗談だったんだけどな」


 ……へ?

 …………え?

 ………………は?

 …………………ちょ?


「冗談ってどういうことですか白夜さんっ!じゃなかった、軍星さんっ!!!!!」


 身体を離し、ポカポカと白夜さんの胸のあたりを叩く。


「……だって、あの時すでに『あなたの彼女にしてください』って言って来ただろ。で、舞が居たし、いいとこのお嬢様を裏社会に引きずり込むわけにもいかないから、ワザと好みと真逆の子をあげたんだ」


 その白夜さんの告白に、私の中で何かが切れた。

 だから白夜さんの唇を奪い、その口内を私の舌で蹂躙する。

 時間にして5分くらいだろうか。

 私は白夜さんから唇を離す。

 二人の間で唾液が糸をひいていた。


「……私は傷つきました。だけど、『今は』これで許します。 ……いつかはこれ以上のことをしてもらいますからねっ!! 覚悟の準備をしておいてくださいっ!!」

「……こーわ。いや、マジで勘弁してください」


 甘い空気が流れているような気がする。

 たとえそれが私の勘違いだとしても、私がそう思っている以上間違いではない。多分。いや、きっと。

 と、そこで私は気が付く。


「……ん? 軍星さん、『好みと真逆を言った』んですよね?」


 白夜さんの顔が明らかに「やっべ」という表情に変わる。

 この人、こんなにわかりやすいのによく麻雀で勝てるよなぁ……。


「…………………………………黙秘する」


 だから、ワザと軍星さんのことを煽ってみる。


「うーわ、軍星さんわかりやすすぎ―。感情駄々洩れ―」

「……うっせぇ」


 白夜さんに頭をチョップされる。


「あー、軍星さんが私の脳細胞を殺したー。いけないんだー。茂索さんに言ってやろー」

「……どうやら一発じゃ足りないようだな」


 そういって私の脇腹をくすぐってくる軍星さん。

 怪我をしている脚を狙ってこないところが白夜さんの優しいところだなぁ。

 そうやって、じゃれ合っている私たち。そこに電話がかかってくる。

 せっかくの時間を邪魔しないで欲しいんだけどなぁ。

 って、純ちゃんのお母さんだ。

 軍星さんに「電話出ます」と言ってから電話に出る。


『……中原ちゃん、うちの純がそちらに行っていないかしら? 病院を抜け出しちゃったみたいなの。あの子が行きそうなところなんて、あなたのところくらいなんだけど』

「あー、すみません。私も出先なのでちょっとわからないですね。私からも電話してみますね」

『お願い。あの子、やっと危ないところを超えたばっかなのに、どうやって抜け出したのかしら』


 電話を切る。

 白夜さんが「大丈夫か?顔色悪いぞ」と言ってくるので、簡単に事情を説明する。


「……私の友達が病院からいなくなっちゃったらしいんですよ。ちょっと、高いところから落ちちゃって足の骨折れちゃってたから自分で出かけられないはずなんですけどね」


 その私の言葉を受けて、白夜さんが顔色を変える。

 即座に電話のボタンを叩き、誰かに電話をかけている。


「シゲさんっ! 俺です。すぐに調べてほしい人がいるんですけど、 ……えぇっと、みなみ、お前の友達の名前はッ!!」

「……純です。佐藤純。でも、なんで」

「あの女たちのやり口で、潰すと決めた相手の知り合いを人質にとることがあるんだよ。シゲさんっ! 佐藤純って言う晴嵐高校の女の子を確保してくださいっ! 危ないかもしれません」


 その電話をしているところで私に一通のメールが入る。そこには動画が一本添付されていた。


「……白夜さん」


 その動画を見た私は指が震える。

 声が出なくなる。

 映っていたのは……純。


「……純ちゃんが拉致されたみたいです」

とりあえず、Act2(2週目)のユリラストシーンスキップ禁止で画像回収っていう条件は頭おかしい。

(1時間かかった)

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