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コンタツという不死の生物を巡って人が争う話
古代の大陸には、コンタツさんと呼ばれる不死の存在がいた。どれだけ砕いても時間をかけて再生してしまう。
コンタツさんは死者をよみがえらせることができる力を持っている。
コンタツさんが気に入った存在を召喚するのだ。
もっとも、蘇らせるといっても、生き物の魂を呼び寄せるのかはわからない。ただコンタツさんの持っている彼の記憶を頼りに全く同じ存在を生み出しているだけかもしれない。
だが、蘇らせる存在というだけで彼の存在は地球全土にわたって注目される。
コンタツさんは知的生命体という感じではない。まるっぽい形をした人形のような外見で、大きさは小学1,2年生くらい。たまに意味の分からない絵を書いたりするが、それは彼にしかわからないものだ。懐けば近づいてきたり、肌をこするようになるので、いわばペットのようなものと思ってもよい。
そんなペットのようなコンタツさんを手に入れようと、一部の権力者たちは躍起になる。
武力で中国王朝を統一した始皇帝は、コンタツさんを手に入れるために捕獲部隊を編成した。コンタツさんを捕獲し、懐柔し、始皇帝をお気に入りに加えさせる。そうすれば自分もまた不死身になれると考えたのだ。




