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祈りにきた人間が自分に恨みを持っていた話

3人の弟子(アオイ、アオミ、アオリ)を持つ魔女は町から離れた林のある高地に祠をたてて静かに暮らしていた。誰がたてたかわからない祠は人から怖がられることが大半だが、稀に恨み言を晴らしたい人間が敢えて参拝することもあった。


ある日魔女の住む祠に男性が祈りに来た。その内容は、恨みを持つ魔女を殺すための力が欲しいということだった。

その恨みを持つ魔女は、まさに祈られている自分のことだった。

男性の怨念は強く、すでに異界の力を習得させるほどであった。魔女は既に、男性は勝てないこと、そしていずれは自分を殺しにくることを悟る。


魔女が恐れたのは、自分の死だけではない。弟子たちに恨みの矛先が向くことだ。だから、男性が弟子の存在を知る前に決着をつけたかった。

自分が男性の前で死ぬことで弟子たちに矛先が向くのを避けることができる。そう悟った魔女は、近日知り合った別の魔女に自分の自害を手伝ってほしいと頼む。別の魔女は、魔女の懇願の願いと見てそれを承諾するものの、そこには自分が魔女の弟子たちに恨みを買われるリスクが潜んでいた、


弟子たちは、運命の力か魔女の異変に気付き、自害する現場を見つけた。弟子たちは止めに入り男は困惑する。

男は、魔女が人に愛されるような存在であるとはかけらも思わなかったからだ。

魔女の知り合いは、弟子たちに止められて意思を喪失し、自害は続行不能になる。



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