着いたのは
あれからすぐに朝食が用意された
これが機内食?!
というくらい豪華な朝ごはんだった
食べ終わって間も無く飛行機は目的地に到着したようだ
飛行機から降りて周りを見る
ここはどこだろう?
というかこの飛行機から降りたの私達だけだったんですけど!!
もしかして自家用ですか!?
プライベートジェットってやつですか!?
杏がポカーンと飛行機を見ていると
『杏ちゃーん。行くよ?』
『は、はい…』
背中を押してやっと歩き出した杏を創哉は面白そうに
眺めていた
しばらく歩いていると長崎空港へようこそ!
という看板を見つけてやっとここが長崎だとわかる
『ここから船に乗るからね。あ、船酔いする?』
『たぶん大丈夫だと思います。』
『たぶん?ははは。もし酔いそうなら言ってね、薬あるから無理しないで。』
『ありがとうございます。』
巻さんは無口な人だった
創哉さんが話しかけるか、何か事務的な事しか喋らない
船乗り場に向かう途中で
売店でカステラが売ってるのを見つけた
『あ!カステラ!長崎といえばカステラですよね!』
買ってきてもいいですか!?』
車に乗った時に鞄を返してもらったので少しなら手持ちがあるのだ
ただ携帯は居場所を特定されやすいとのことで
五十嵐家に置いてきたけど
『いいね!俺も食べたいな。』
『それでは私が買ってきます。』
そう言って買いに行きそうになる巻の背中を
杏はギュッと掴んだ
『いえ!私が!2人とも待っててくださいね』
そう言って走って売店まで買いに行った
うわー…いろいろあるんだ。カステラ。
どれがいいのかな?んー?
散々悩んで
カステラを3本と
すぐに食べられそうなキャラメルのお菓子を買った
ここで一番人気らしい!
『お待たせしました!』
『いや、そんなに経ってないよ。でも随分真剣に悩んでたね?』
『カステラっていろんな種類があるんですね?!
どれもおいしそうで迷っちゃいました。』
『あ、これどれかお好きなのありますか?無ければどこのか教えてもらえればすぐに買ってきますよ?』
『いや、大丈夫だよ。ありがとう。杏ちゃんは優しいね。
そうだ!後でみんなで食べ比べしてみようか?』
『いいですね!おやつの時間が楽しみです』
『おやつの時間て…ククッ…本当杏ちゃんは可愛いな』
また頭を撫でられた
そんなに笑うところ?
巻さんを見たら横を向いてちょっと肩が揺れてる
!!
巻さんにまで笑われた!!
『あ、そうだ。杏ちゃん船には乗らずに車で行く事になったから。』
『あ、はい。わかりました』
3人で車に乗り込み
しばらく走った所でさっき買ったお菓子を思い出して
キャラメルを差し出すと
また2人が笑った
なんで?
キャラメルのお菓子はとても美味しかった!
新食感!流石人気のお菓子!




