料理に罪はない
5人はお茶を飲みながら話していた
主に桃と私が喋り他の3人が
相槌やつっこみなどを入れてくる
なんだか不思議な感じだった
桃の話によると
お母さんとおばあちゃんには一度会ったけど
そのまま海外へ行ってしまったので連絡もそれっきり
怪我などはなく2人とも久しぶりの海外旅行を
楽しみにしていたようだ
護衛役の子達がみんな綺麗だ可愛いなどと2人で
喜んでいたとか
護衛役は男2人と女が1人
5人で旅行しているらしい
みんな強いし英語が得意な人もいるので
心配はいらないと
1日一回朝霧さんには連絡が来るそうで
2人とも元気に過ごしているようだった
とりあえず元気なら良かった。
杏はほっと息を吐いた
『出来ましたよ』
5人で話し込んでいたら須崎さんが
短時間でで作ったとは思えない量の料理を
作ってくれていた
グラタンに唐揚げ、サラダにピラフまで!
須崎さん凄過ぎです!
『学と桃さんも良かったら一緒に食べて行ってくださいね』
『須崎さんの料理久しぶりー!!
桃!めっちゃ美味いから!食べてから帰ろうぜ!』
『うん。須崎さんご馳走になります。』
桃はぺこりと須崎に頭を下げた
『お口に合うといいんですが』
須崎は微笑みながら料理を並べていった
『須崎さん肉!俺の肉ください!!』
『はいはい』
そう言って須崎はタカの前に大皿を置いた
!!
タカさんの前に唐揚げの山が!!
『うわーっ!!唐揚げ!!須崎さんまじ最高っす!
いただきまーす!!』
…凄い勢い!あれ全部食べる気?
胃がもたれそう。
タカを若干引き気味に見ていると
美味しそうなグラタンが杏の目の前に置かれた
『あ、ありがとうございます須崎さん。』
うわー美味しそー!まだグツグツいってる!
熱々だー
杏は早速グラタンを食べようとソファーから降りようとした
…
『朝霧さん…いい加減離して下さい。
こんなに熱々で美味しそうなグラタンをこんな体制でなんて食べられません!!』
チッ
朝霧は仕方なく杏を解放した
『いただきまーす!
っ!!美味しい!美味しいです須崎さん!』
杏はとても嬉しそうにフゥフゥいいながら
グラタンを食べ進めた
『若。睨まないで下さい』
須崎さんが顔を引きつらせながら何か言っているが
杏はすでにグラタンの虜であった




