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今日もまた夢の中で 〜現実と夢で進む物語[日本編]〜  作者: ライド
第2章 新ダンジョン攻略編

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15/20

第15話 新ダンジョン攻略2日目!①


――――――――――――――


俺は朝、現実世界で目が覚めた。


今日からまた学校……


「ふぁぁぁ疲れてるなぁ」


夢の世界の疲労がこっちの世界にも少し来ているようだ。そんなことを考えていたら、いつも通り妹が起こしに来てくれた。


「お兄ちゃん!!!朝だよ起きて!!!今日から月曜日だよ!ほら学校の用意して!」


そう言って妹は俺の返事を待たずにずかずかと部屋から出て行った。


「いつもありがとう」

妹が去っていったあと、俺は感謝を述べる。


そして、いつも通り朝のルーティンを済ませ学校へと向かう。


いつもと変わらない日常。幸せだ。

この日常に感謝しながら生きようと俺は思う。


学校へ着き、教室に入ると拓也がいつも通り迎えてくれた。


「よっ!おはよう朝陽!」

「おはよ〜拓也〜」

「今日はいつもよりも疲れてるなぁ?たまにはしっかりと休めよ?」


拓也の勘は鋭い。今度、今攻略中のダンジョンを攻略し終えたら数日休もうと思う。


「分かってるよ」

そこでチャイムが鳴った。いつも通り担任の前川先生はギリギリ遅刻で滑り込んでくる。


「セーフだよな?」

前川先生が俺らに確認をとってくる。その時拓也が答えた。


「前川先生アウトですよ。もうちょい家を早く出ましょうよ?」


「それがなぁ〜家事が忙しいんだよ!」

ちなみに、言い忘れていたが、前川先生は女性の先生である。口調が男っぽいけど、女性である。


「それは大変ですね」

「ほんとだよ、お前たちも1回家事を全部やってみたら分かるぞ!」


そんなくだらない会話をしながらも前川先生は出席を確認し、今日の予定を黒板へと書いていく。今日から仮入部期間らしい。それ以外はただただ普通の授業が6時間目まである。


そして、授業を受けること4時間。ついにお昼の時間がやって来た。


「拓也屋上行こうぜ〜!」

「いいぜ〜!」


俺と拓也は屋上へと上がった。天気が良くて周りがよく見える。


「拓也〜夢でさキングウルフっていう強い狼倒したんだよね〜!それで今は新しいダンジョンを攻略中でさ、ちょっと疲労が溜まってるわ……」


「おぉ〜!すげぇじゃん!疲れてるならたまには休めよな、息抜きとかに海とか行ったらどうだ?もちろん夢の中にあるならだけど」


「確かに!今度行ってみる!」


そしてお昼を食べ終えて、午後の授業も受け、放課後になる。


「じゃあな拓也〜!」

「また明日〜!」


拓也は今日バスケの仮入部があるらしいから俺は1人で先に帰る。俺が入ろうと思う水泳部は明日だ。


家までの帰り道、変わったことはなかった。


家に帰るといつも通りに過ごした。


勉強をしたり、ゲームをしたり、夕飯を食べ、風呂に入り、歯磨きをして寝る。


「おやすみ〜!」


――――――――――――――


「ただいま〜アンジュ!」


「おかえりなさい!朝陽様!今日は第5階層の攻略からですね!」


「そうだな!さて……行くか!」


俺はそう言って休息エリアから扉を開けた。

扉を開けた先は一つの部屋だけだった。


部屋の外から見る限り、奥には二足歩行の大きな牛のような魔物がいた。


「いきなりボス戦!?だから休息エリアだったのか!それで、あのボスは……」


「ミノタウロスですね、通常個体ですが、キングゴブリン以上の実力があります。あの頭についているツノと、大きな斧に気をつけてください!」


俺は部屋へと入る。すると、一気に灯りがついた。そして、ミノタウロスが雄叫びをあげる。


「ゴォォォォオオオオ!!!!」

勢いよく相手が突進してくる。


俺はすぐに二刀流を展開。躱す余裕はなく、2本の剣で受け止める。


「ぐぉぉぉぉぉぉ!!!耐えろぉぉぉ!!!」

ミノタウロスのツノが俺の剣を弾き飛ばした。


「やべぇ!高圧水流(ジェットウォッシュ)を破棄して、[魔法構築]魔力障壁(まりょくしょうへき)!」


俺は咄嗟に身の危険を感じ、シールドのようなものをイメージした。


そして、ミノタウロスの斧が俺を捉える。魔力障壁(まりょくしょうへき)が斧の攻撃を防いでくれた。


「危ねぇな、ギリギリセーフ」


「朝陽様!今の朝陽様なら[魔法構築]で8つまで魔法を保有しておけるはずです!」


「そうか!あと2つ作れるんだな!」


ミノタウロスの攻撃はまだまだ止まらない。俺はそれをギリギリのところで躱しているが結構キツイ。


「やっぱりあれを作るか、[魔法構築]身体強化(エンハンス)


自身を強化する。アンジュは10分しか続かなかったが俺は常時身体強化(エンハンス)を発動できる。


これでミノタウロスの攻撃もより避けやすくなった。


俺は弾き飛ばされた2本の剣を取りに走る。その後をミノタウロスが追いかけてくる。そして、2本を拾い上げ、


「二刀流、斬撃Ⅲ(トリプルスラッシュ)!!!」

ミノタウロスの体を2本の剣で攻撃する。が、ミノタウロスの体は鉄のように硬く、刃が通らない。


「マジかよ!あいつ硬すぎだろ!!!」

剣が効かないので俺は空中に逃げる。


飛翔(ひしょう)からの紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)!!!」


その攻撃がミノタウロスに当たり、腹を(えぐ)る。だがそれすらも効いていないかのように、斧を思いっきり投げてくる。


「[魔法構築]暴風嵐(テンペスト)!!!」

周囲に嵐のような風が吹き荒れる。斧を巻き上げ、攻撃を防ぐ。


そのまま嵐はミノタウロスを飲み込み、ミノタウロスを宙に立ち上げる。


紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)!!!」


俺は紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)を2本展開することができた。


「これで終わりだぁぁぁぁ!」

俺はそう言いながらその攻撃を放つ。


2本の紅蓮疾風槍はミノタウロスの頭と胸に突き刺さり、貫いた。


「よっしゃぁぁぁ!!!なんとか勝てたぁ!」

ゴブリンキングどころか、キングウルフよりも手強かった。もろもろをアイテムボックスに詰め込んでいたら、宝箱が目の前に登場した。


「宝箱!?めっちゃ懐かしい気がする!アンジュ開けても平気そうか?」


俺は一応警戒した。


「はい!魔物の気配は感じられません。」

俺はその言葉を聞いて安心して宝箱を開ける。


そこには、

「指輪?なんだこれ」


そういって[解析]スキルを使う。


[筋力の指輪]

攻撃+50


「微妙か?いやでも強いか?」

攻撃+50……


「5階層で出る報酬にしては良い方ですよ!」

とりあえず俺は指に付けてみる。


そして、久しぶりにステータスを確認する。


「ステータスオープン!」


――――――――――――――


[レベル]35

[HP] 276

[攻撃] 149+50(199)

[防御] 110

[魔力] 280

[気] 3

[素早さ] 190

[???] ???

[スキル]

・小さな火 ・斬撃Ⅰ〜Ⅲ ・戦闘集中 ・気 

・探知 ・解析 ・アイテムボックス ・連撃 

・詠唱破棄

・魔法構築(9つまで)

[魔法構築の保有している魔法]

①紅蓮疾風槍 ②継続回復 ③魔力循環 ④魔力障壁⑤泥化領域 ⑥飛翔 ⑦身体強化 ⑧暴風嵐

[魔法]

・火球


――――――――――――――


「めっちゃ強くなってる!いろんな強い敵とか倒して来たからな〜!ミノタウロス倒して魔法構築の枠も1つ増えたぜ!」


「順調に強くなっていますね!この調子で頑張りましょう!」


「おう!あ、気になることがあるんだけど、魔法構築で保有している魔法は覚えたわけではないから[魔法]の方に入ってないのか?」


「そうです!魔法構築の保有魔法は入れ替えや消去ができるので覚えた魔法には入りません」


「なるほどな〜そう考えたら俺は魔法として覚えてるのは火球だけなんだな〜」


今後のために魔法はいろいろ覚えておきたいな。


俺は部屋を出て階段へと向かう。


第6階層に到着。そこは森のようだった。


「森!?」

「森ですね……」


大きな木々が並び、変な色の花が咲き誇っている。


そして、木々の後ろから、虫の魔物の集団が現れた。


蟻の大群や、スズメバチのような魔物、蜘蛛、カブトムシみたいなのまでいる。


「虫は嫌ダァ!!!」

「フォレストアント、ヴェノムホーネット、シルクスパイダー、アイアンビートルです!全て炎が弱点です!」


「なるほど!それなら![魔法構築]紅蓮の嵐(グレン・テンペスト)


紅き炎が渦を巻き、虫の魔物たちを飲み込む。


「よっしゃ!上手くいったぜ!」

だが、虫の魔物たちの集団は、思った以上に多く、全てを一撃で屠ることはできなかった。


「まだいるのかよ!?」

「虫の魔物たちは数が多いのが特徴です!まだまだ出てきますよ!」


アイアンビートルが俺の元まで辿り着く。俺は2本の剣を構え、応戦する。


「うりゃぁ!!!」

2本の剣でアイアンビートルの大きなツノを受け止める。


泥化領域を破棄して、新たに魔法を構築。


「[魔法構築](のぼ)炎龍(えんりゅう)!!!」


炎の龍がアイアンビートルを飲み込み、天高く上がっていく。


「まだまだうじゃうじゃいやがるぜ!」

俺はこのあと数十分に及ぶ虫の魔物たちとの戦闘を終え、第6階層のボスを探す。


「見つけた!アイアンビートルみたいなやつだな」


そこにはアイアンビートルよりも大きなツノを持つ魔物がいた。


「あれは、アイアンビートルの最上位個体のキングビートルです!アイアンビートルよりも防御力が優れていて、攻撃力も高い、完全な上位個体です!」


「そうか……じゃあ奇襲だな。飛翔!」


俺は空高く飛び上がる。2本の剣を用意しつつ、

紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)!!!」


3本の紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)を展開。さらには、時間を置いて再度、紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)を展開。

合計6本を展開する。


「これくらいでいけるか?流石にこれ以上は展開したら維持ができない……攻めるぜ〜!」


俺は6本の紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)と共に空からキングビートル目掛けて突っ込む。


「おりゃぁぁ!!!!!斬撃Ⅲ(トリプルスラッシュ)!!!」


6本の紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)がキングビートルを貫く。


そして、6回の斬撃がキングビートルを斬り刻む。そして、キングビートルは動かなくなった。


「よっしゃーーー!!!勝てたぜ!」

ボスは奇襲を仕掛ければ勝てると学んだ。と思っていた……


「朝陽様危ない!!!」

振り返るとキングビートルが突進してきていた。キングビートルは6本の紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)を受けて、さらに斬撃Ⅲ(トリプルスラッシュ)を受けているのに動いている。


「こいつタフすぎだな!飛翔(ひしょう)!」


俺はキングビートルの突進を空中に飛び、避ける。だがキングビートルも羽を広げ飛んできた。


「お前空も飛べるのかよ!」


「キングビートルは空を飛んだときだけ魔法を撃ってきます!気をつけてください!」


俺はその後なぜか、飛翔(ひしょう)が解けたかのように地上へ墜落した。


「は!?なんだ今の!?」


「今のがキングビートルが使う魔法、重圧波(じゅうあつは)です。空にいるやつや、地上にいるやつなど、対象を指定したらそいつに重力を強くかけることができます」


「まじかよ、空飛んだ時に自分の得意分野の地上に誘導するためか。まぁいいや、紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)!」


3本の紅蓮(クリムゾン・)疾風槍(ゲイルランス)を展開して、俺はキングビートルに向かって突進する。


「次こそ倒せるやろ!!!」


しっかりと3本命中、そしてその後、


(のぼ)炎龍(えんりゅう)!からの連撃(ラッシュ)!!!」


キングビートルに攻撃を叩き込む。


そして、数分間ずっと攻撃を加えたり、避けたりしていたら、ようやく……


「勝ったぞぉぉぉ!!!ついに!!!」


決着……なかなか手強かった……特に耐久面が異常だった。俺はもろもろをアイテムボックスに入れて、階段を降りる。


「第7階層到着!そして、海!?」


そう、第7階層に到着したら目の前に海が広がっていた。


次回へ続く。













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