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今日もまた夢の中で 〜現実と夢で進む物語[日本編]〜  作者: ライド
第1章 物語の始まり編

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第10話 妹との買い物②

俺と妹はラーメン屋さんから出た。


「お兄ちゃん〜次は服を買いに行くよ!」

ついにきたこの時が……地獄の服選び&荷物待ちの時間の始まりだぁ!


「分かった……」

妹に連れて行かれたのは、ここのショッピングモールに来たら絶対に寄る、高級な服がいっぱい置いてあるところだ。


「今日はどんなのが売ってるかな〜!」


妹いわく、ここはいつもトレンドの服を売っているらしい。


さらには、今後流行るであろう服も置いてあるらしい。

と、まぁいろいろな服が置いてあるということだ。


「じゃあ俺は外で待ってるよ」

俺は外で待ってようとした。


しかし、

「お兄ちゃんもくるの!似合ってるか見てもらうんだから!」


妹に引っ張られて俺は高級店に入店してしまった。

だが、俺は服を選ぶセンスがこれっぽっちもない。


今日俺が着ている服も、前に妹がここで俺に似合うやつを選んで買ってくれた服だ。


「分かった、分かったから手を離せ〜」

「私と手を繋げて嬉しくないの!?」


「あーはいはい嬉しいですよー」

俺は棒読みでそう答えた。


「ふふん!お兄ちゃんは素直になれば意外とモテそうなんだから!しっかりするんだよ?」


妹に心配される俺……

「へいへい、余計なお世話だよ〜」


俺はそう言いながらも、妹の服選びを手伝った。

そして、妹の服選びは軽く2時間を超えていた。


俺はもうへとへとだ……

「なあ小夜〜もうそろそろいいんじゃないか?」


俺が両手に持っているカゴにはどちらも山のように服が積まれている。


「うーんまだ買いたいのはあるんだけど……まぁいっか!」


ふぅ……やっと地獄の半分ぐらいまで乗り切った。そうまだここから半分あるのだ。


俺と妹は会計をしに行った。

会計は余裕で100万を超えている……本当に妹の財力が恐ろしい……


「よっし!じゃあお兄ちゃん荷物よろしくね!」


そう、あと半分の地獄とは荷物持ちだ。俺は服がぎゅうぎゅうに詰まっている袋を10個ほど持つことになる。人間が持っていい量ではじゃねぇ……ほんとに。


だが、俺は夢で強くなっている!いつもよりも多い量だが、いつもよりも軽く感じる!筋肉がついたのだ。


「小夜、もう帰るか?」

軽く感じるとはいえ、重いもんは重い。早く帰れるに越したことはない……


「うーんとね〜次は友達たちのプレゼントを買いたいんだ〜!」


第2ラウンドォォォォォ!!!


「分かったよ……」


俺は妹について行って、ゲーム関係のお店に来た。


「おぉー!!!すっげぇ!!!こんなところあったのか!?ゲームがいっぱいあるじゃねぇか!!!」


ショッピングモールには何度も何度も来たことがあるが、こんなところは初めてだ。


「そうなんだよね〜!最近できたらしいんだ!ここにはほぼ全てのゲームがあると言われているらしいよ」


「そんなにすごいのか!!!へぇ〜!あっこれめっちゃ懐かしい〜!小学校のころずっと拓也と対戦してたな〜!」


懐かしのモンスター育成ゲームがあった。


その他にも、

「うわっ!こっちは俺が今めっちゃやってみたいゲームだ!」

俺が欲しいゲーム……フルダイブ型ゲームが売っていた。


「これが欲しいのお兄ちゃん?」

「あぁ!だがフルダイブ型のゲームをするのに必要な機械が俺の貯金じゃどうしようもないんだよ……だから今お金を貯めてる最中なんだ!」


「ふーん、なるほど……」

「あぁ〜いいな〜欲しいなぁ〜!あのゲームを拓也と一緒にできたら最高に楽しいだろうな〜!」


「まぁ頑張ってお金を貯めることね」


妹はそう言って、友達にあげるゲームソフトを探しに行った。俺もそれについていく。


「友達はどんなのが欲しいって言ってたんだ?」

「うーんとねぇ、なんか最近流行ってるゲームが欲しいって言ってたなぁ。」


「それならこっち側にある、最新作ゲームソフト棚にありそうだな!」


俺は妹のゲームソフト探しを手伝う。最新作のゲームソフトが大量にありすぎて、数分見つけるのに苦労した。


「あった!これじゃないか?」

「そう!これこれ!お兄ちゃんありがとう!」


これは最近発売されたRPGゲームだった。

「まぁいいってことよ〜ゲームぐらいは自分で持てよな?」


「うん!」

俺は先に店を出た。その後少し遅れて妹が会計を終えて店を出てきた。


「さて、小夜他に行きたいところはもうないよな?」

「うーんとね〜あとお菓子とか買いに行きたいかな〜」


……地獄があと帰りだけだと思ったが、ここに来てお菓子ラッシュに突入だぁ


「オッケー分かった。」

俺らはショッピングモール内の大きなスーパーにやってきた。


「お菓子売り場は向こうじゃないか?」

俺は妹にそう言うと、


「じゃあお菓子見てくるね〜!お兄ちゃんも来る?」

「いやここで待ってるよ」


俺はそう言って、スーパーの前の椅子に座って待つ。


「じゃあ買ってくるね」

妹はそういって、スーパーに入って行った。


「ふぅ〜一休みできるな!本当に重すぎるぜこの服達」

俺はベンチでゆっくりと休む。周りにはいろいろなお店があった。


「おーい!」

何やら声がする。


「ん?あれなんか聞き覚えのある声が……」

そう言って、振り返ると、


「朝陽!昨日ぶりだな!」

そこには拓也とその家族がいた。拓也は家族に先に買い物行っててと言った後にこちらに来た。


「おー!拓也!家族で買い物か?」


「そうそう!お前こそどうなんだ?1人で来た……わけではないよな?もしかして、夢月さんか!?」


「んな訳ないだろ!ただの妹の付き添いだよ……この荷物見たら分かるだろ?」


「あぁ、大変だなそれは……あのときは俺もやばかった。」


そう、拓也は知っている側の人間だ。一度妹との買い物に一緒についてきてもらったことがある。


そのとき、2人も荷物持ちがいると考えた妹は、いつもの2倍ほど買い物をしたことがある。これは中2のころの出来事だ。


「あれ?拓也も妹いたよな?」

「あぁいるよ。小夜ちゃんと同じ中学じゃなかったっけ?」


「あー!そういえばそうだな!春休み中に遊びに行くって言ってた気がするわ。で妹はどこだ?」


「あー今はトイレ行ってるわ、小夜ちゃんは?」

「そっか、今小夜はスーパーでお菓子を大量に買ってるからだと思うわ。また荷物が増えるわ……」


「どんまい!」


「あっそうそう!今日の午前中に陽菜と会ったんだ〜」

「まじ!?会いたかったなぁ」

そう、拓也は小学校のころから陽菜に惚れている。


「どんまい!」

俺がさっき言われた言葉で返してあげた。


俺らが会話をしていると小夜がお菓子を大量に抱えて戻ってきた。


「お兄ちゃーーん!重いから持って〜!!!……って拓也さんじゃないですか!お久しぶりです!」


俺にお菓子を押し付けて拓也に挨拶に行った。


「小夜ちゃん久しぶりだね〜!元気にしてた?」


「はい!元気です!あれ?妹の琴葉ちゃんは一緒じゃないんですか?」


「あー今はトイレ行ってる、多分すぐに帰ってくるよ」


そうやって話していると、

「あれ?小夜じゃん。」


琴葉ちゃんがやってきた。


「やっほー!琴葉!買い物〜?」

妹が琴葉に話しかける。


「そうそう!兄に荷物持ちをさせたいと思ってさ〜今さっき来たところなんだ〜」


「そうなんだ〜!うちのお兄ちゃんも荷物持ちとして連れてきたんだ〜!」

そう言って俺の肩をポンポンと叩く妹。


「いつもうちの小夜がお世話になってます」


「いえいえ!いつも小夜ちゃんと遊ばせてもらっています!拓也の妹の琴葉です!」

俺は何気に拓也の妹と話すのは初めてだ。


しっかりとした子で小夜にも見習って欲しいと思う……

「さぁ小夜そろそろ帰るぞ〜こんなに荷物あっても俺がほとんど持つんだからな〜流石に帰りたいです」


「あん!?もうちょい琴葉と喋ってから帰る!」

妹がそう言うと、

「私も小夜ちゃんと少し喋ってくるね〜!」

琴葉ちゃんが言った。


小夜と琴葉は2人でどこか別の場所に行った。


「なぁ拓也、お前も荷物持ち要員か。」


「おう……そうみたいだな。親が俺を連れて来たわけが分かったぜ……まぁ朝陽の方が大変そうだけどな」


俺と拓也は2人で椅子に腰掛けながらゆっくりする。そして俺は拓也に夢の出来事を言う。


「いや〜夢でさ、彷徨いの森っていうところに行ったんだ。そこで女の子の叫び声が聞こえて、ダンジョンってところに行くことになったんよ」


「彷徨いの森のダンジョンね〜強そうな敵いそうだな」


「そう!女の子がさ、ボスのゴーストキングってやつに縛られて、魂が抜けてたんだよ」


「おん、ゴーストキング……強そうだな。それで?」


「んで俺は物理が効かないゴーストキングに勝てないと思って救出優先で動いたんだよ。だけど死にそうになって」


「死ぬ!?そんな強いやつだったのか……それでそのあとは?」


「街の門番さんが来て助けてくれたんだよ!んであっという間にゴーストキングを倒してさ、俺らを助けてくれたんだ!そのあとは別々になったけど」


「へぇ〜その門番さんめっちゃ強いんだな!」


「マジで強くてさ!今度スキルでも教わろうかな〜」

俺と拓也が夢の世界を話していると、妹達が帰ってきた。


「お兄ちゃんお待たせ〜!じゃあ帰ろっか!」

「よっしゃ!帰ろっか〜!」

俺は妹の大量の服とお菓子を持って立ち上がる。


「兄さんお待たせ。私たちも買い物行こっ!」

「おう!じゃあまた明後日だな朝陽!」


「また明後日!拓也!」

俺らはそう言って別れた。


帰りの駅で変な宗教団体を見かけた。日本をぶっ壊せとかなんとか言っている。そして、邪神様を信じれば生き残れるとかなんとか……警察に捕まりそうな集団だった。


まぁそれ以外はこれといったこともなかった。

家に帰ると俺は疲れのあまりソファにすぐに横になった。


「あぁ〜重かった……」

「お兄ちゃんお疲れ様!はいこれあげる」


妹が唯一持っていたゲーム関係の袋からフルダイブ型の機械が2つと俺がやりたかったゲームソフトが出て来た。


「え!?これ!俺が欲しかったやつ!?まじ!?」

俺はめちゃくちゃ喜んだ。


「これ欲しがってたでしょ、あげるよ」

「妹よぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!ありがとう!!!大好きだぁぁぁぁぁ!!!!!!」


本当に嬉しい、しかも2つ!拓也とできる!!!

俺は妹にハグして自分の部屋へと戻る。


「やった!持つべきなのは最高の妹だな!」

俺はすぐに拓也に連絡をした。明日そっちに届けに行くからそのあと一緒にやろーぜと。


その後俺は説明書をよく読み込んで、明日に備える。


そして、夜ご飯を食べて、風呂に入り、眠りにつく。

「おやすみ」


この時の俺はまだ知らない。

現実と夢が少しずつ繋がり始めていることを……


――――――――――――――


「アンジュ!きたぞ〜!グレートウルフ討伐に行こうぜ〜!」


「朝陽様!すごく機嫌がいいですね?現実で何かありましたか?」


「そうなんだ!聞いてくれよ!俺がやりたかったゲームをさ妹が買ってくれたんだ!」


「妹さんが買ってくれたんですか?それは嬉しいですね!」


俺はハイテンションのまま依頼書に書かれたところへと向かう。


「グレートウルフがいるところっていつもの門と真逆なんだな」


「そうですね、グレートウルフは草原というよりは、少し砂地にあることが多いです。」


「ふーん、まぁ勝てるか!頑張ろう!」

俺はそう言って、街を出る。



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