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あらすじ6 [オークブリッジ邸の笑わない貴婦人]シリーズ 太田紫織著
時は現代日本、北海道は旭川近郊に忠実に再現された十九世紀英国風のお邸で、メイドとして雇われた「アイリーン」こと家政婦の鈴佳はそこで過した日々をこう振り返る。あそこにお仕えした日々が人生で一番辛かった日々だと。だが一番幸せだった日々も自信をもってあそこにあった、と。老貴婦人の我侭? により可能な限り忠実な職場環境を強制され、十九世紀を生きる事となった家政婦の見たものとは何か。そして、主人である老貴婦人や仕事仲間達との交流からから得たものとは何だったのか。
「新人メイドと秘密の写真」、「後輩メイドと窓下のお嬢様」、「奥様と最後のダンス」からなる全三巻の「オークブリッジ邸の笑わない貴婦人」シリーズ(新潮文庫)。
太田紫織先生の著書との出会いは、多くの人がそうであるとは思うが、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」だった。だが私自身、色々な都合があり、「櫻子さん~」完結まで読みきる事はできなかった。
本作に登場する人物の一人ひとりが真摯でユーモラスで、そして愛おしい。




