あらすじ5 [永遠のディーバ] 垣根涼介著
実在の小説です
村上の勤めるリストラ請負会社の今回のクライアントは世界的にも名の知られた楽器メーカー・ハヤマ。村上はマーケット縮小で人員整理となった楽器部門の被面接者・飯塚に三つの選択肢を告げる。ハヤマの提案する関連会社への転籍。割増退職金での退職。窓際覚悟での残留。村上の面接に苛立つ飯塚は、かつて良く通ったバーへゆく。バーテンダーの話に、自身がかつてバンドで応募したハヤマ・ロック・コンテストでの衝撃を思いだす。そして彼の選んだ道とは……
「永遠のディーバ--君たちに明日はない4--」(新潮文庫)収録の表題作。「勝ち逃げの女王」改題のようです。
リストラ請け負い会社の社員で面接官の主人公がリストラ対象者に、今辞めた方がお得ですよ、と悪魔の囁きを吹き込む話。ああ、大分端折ってます。もちろんそれだけの話ではありません。働く、という事の意味と意義を問う連作短編です。
某公共放送にてドラマ化されたのを視聴して興味を持ったのが始まり。いやー、働くって何なんだろうと考える切っ掛けになった作品(美化してます。本音は、自分リストラ対象者だよなーこれ読むと、と自覚した作品)
垣根先生の著書は本シリーズしか拝読していないが、これだけでも十分満足。
それはそれとして、この中編にでてくるディーバ、何故か八神純子さんを彷彿とさせる。(あくまで個人的感想です)




