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あらすじ11 [講談 碑夜十郎] 半村 良著
時は天保、所は千住は西新井。お十夜の大橋上流で、岸に上るは花房お絹と手下の平助。二人は盗みの帰り道、見知らぬ石碑を訝しむ。あれは何かと近寄れば、側にはゆき倒れの真っ裸のいい男。アジトの長屋へ持ち帰ってみれば、男は名も思い出せぬ記憶喪失。これ幸いとお絹は男に仮り名をつけて長屋で甲斐甲斐しくお世話を始めた。その名も碑夜十郎。
これは天保の改革も近い江戸の街で、庶民の側に立つ男(と女)の物語。でもSFなんだな、これが。
確かNHKでドラマ化されたのを見たのが切っ掛け。原作半村良と知り、買い求めた。手元にあるのは集英社文庫版。上下二巻。
地の文が講談調で癖はあるけれど、気にならない、あるいはそれも楽しめる人であれば御一読を、と言いたいけれど在庫がな~。と思ったらデジタル版もあるようで。
半村良先生の作品は、実は余り読んでいない。この他には「太陽の世界」(角川文庫)と「石の血脈」(角川文庫)、「戦国自衛隊」(角川文庫)くらい。「産霊山秘録」(集英社文庫)は積読状態……
つけたし
「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」シリーズ(山本巧次著)や「大江戸神仙伝」シリーズ(石川英輔著)もお勧め。




