表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狩れ!  作者: 深言都
47/69

その過去!原因(中の下)!

自分にできることがどれだけあるか真剣に考えたことがありますか?あなた、相対注意ですよ!

「おじちゃー、だれ?」

「! しゃべっ! おい、どうなってるんだ!」

「スペンサーあなたねぇ、そのくらいの大きさの子供がしゃべって何の不思議があるんですか。そもそも元も今も人間ですし、その間に違う命としても生きていたのですからそのくらい当たり前です」

「そんなことっ……」

「だれー?」

「ほら、答えてお上げなさい。あなたに話しかけているのですから。あなたの大事な人だったのでしょう?」

「……でも、俺のことは覚えてないんだよな?」

「えぇ、スペンサー。本当に残念ですが」

「そうか……おい、お前は俺がリセットされなかったと言ったな。それなら俺が自力でリセットするさ。その名は捨てる! こいつだって生まれ変わったんだ。俺だって生まれ変わっても構わないはずだ」

「それはそうですが、あなたは自分を捨てても記憶が残るのでは? 前回もそうやって世界に抗うことを無理矢理にやめようとして苦しんだはずです」

「無理矢理じゃないさ。自分を消せると知って、疲れ果てていた自分を解放してやろうと思っただけだ」

「そうですか。それはそれは。……それで? あなたはその子と生きて行く気ですか?」

「いや、それはできないと自分でもわかっている。コレはコレの人生を歩めるようにするだけだ。人として生きて大きくなって、いつか一目でもその姿を見られれば、それで構わない」

「人間はあなたと違って弱いのです。それだと、あなたはまたこの子を失う姿を見ることになりますよ? それに耐えられますか?」

「すべての記憶を持ちながら生き続けなければいけない俺に、くだらないことを聞くな。だが少なくとも普通の人間よりは安全に生きられるように俺の代わりを手配しよう。それくらいは許されるはずだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ