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その過去!結果(上)!
そうですよ。小さなトリックに気付く必要があるんです。あなた、熟読注意ですよ!
二十五年前(後)アメリカ合衆国
「俺たちが国のために命をかけたって結局残る物は何もないんだよな」
「あぁ、俺も嫁さんに逃げられたしな」
「おい、またか? しかし国に忠誠を誓うことに迷いはないが、たまに俺には何か違う生き方があったんじゃないかって思うことがあるんだよな」
「へぇ? お前もそんなこと考えるとは驚きだな」
「お前も、ってなんだよ」
「俺も思うことがあるからさ」
「そうか。ま、思いたくもなるさ、ほん……」
「ねぇねぇ君たち、ちょーっといいかなー?」
「なっ、なんだ! いきなり、貴様何者だっ!」
「動くんじゃねぇ! 怪しい奴め! どこのスパイだ!」
「ちがーうよっ! レインさんが、そんな君たちに新しい生き甲斐を与えてあげよっかなって思ってねー」
「何を言う! 俺たちはこの国に忠誠を……」
「そっちこそ何言ってるの、ひよっ子ちゃんたち。それならこのレインさんを倒してみてよ。銃でも戦車でも核でも使ってさ。その忠誠心ってやつを見せてみてよ」
「なーにー! 俺たちを誰だと思ってやがる!」
「食らえ!」
!!!
「う、嘘だろ? こんな……」
「ク……ソッ! お前は一体……」




