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第二章9 作家のギャップ
さくら荘に戻り、一息ついた。久々にお祭り楽しかったが、少し疲れたな。ベッドに横になって今日一日をふり返ってみる。
深優のギャップはいったいあといくつあるのだろう、と笑いがこぼれた。小説家で、袴が好きで、彫刻してアイディアが来るのを待つとか、大凶を引いても驚くほどポジティブシンキングなところも……。
前向き思考は見習わないとな、と感心する。挨拶まわりにしても、なんにしても思い込みでマイナス思考に走ってしまう自分を変えなくては。
それでも深優の小説に勇気をもらって進歩したほうだ。その小説を書いているのが深優だから、文章に前向きな考え方をする明るい主人公になるんだろうな。
おみくじを眺めて、このさくら荘での出逢いを、大切にしていけたら、と改めて思った。




