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34-超個体
海斗「もし、僕がこのミツツボアリだった
ら、なんでオレがこんな大変な仕事をや
んなきゃいけないんだよー、って文句を
言いたくなると思うんだよ。でも、実際
のミツツボアリは文句も言わずにやって
いるんだろ?」
ボピ「そうでちゅね」
海斗「てっことは、このミツツボアリには
自我はないのかもしれないな」
ボピ「なるほど」
海斗「でも、貯蔵係という仕事に誇りを
持ってやっているのかもしれないよね。
そうすると自我はあるのかな?」
ボピ「どっちなのか、判定するのが難しい
でちゅよね」
海斗「そうだね」
ボピ「この蟻のように、自我があるのか
ないのか判定に迷うような生物を超個体
と言いまちゅ」
海斗「ふーん」
ーつづくー




