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ジェームズ・ナナモと蘇りの輝跡  作者: まれ みまれ
23/30

(23)寮の隠し部屋

 ナナモからあっという間に丸一日が過ぎていた。ナナモはこの間何もしていなかったが、なぜかカンファレンスルームの参拝だけは忘れなかった。だから、二日目の朝も六時前に目が覚める。ナナモは何も考えずいつものように身体を清め、神棚に参拝した。

「おはよう、ナナモ君」

 ナナモはいつものように二礼二拍し手を合わせてから頭を下げると自室に戻ろうとしたのだが、いつもより無意識だった。だから、声を掛けられたなんて思わなかったが、先ほどより大きな声で、おはよう、ナナモ君と、ナナモを遮って来たので、ナナモはハッとして、目の前に映る人物を直視した。

「小岩さん」

 ナナモはなぜこの時間に小岩がナナモを待ち伏せするようにカンファレンスルームにいるのか分からなかった。

「おはようございます」

 だから当たり前だが挨拶をする。小岩はナナモが表情ひとつ変えないので驚いたように、ああ、お、は、よ、うと、先ほどとは異なりやや声を詰まらせていた。

「正常人体解剖機能学の試験は来週だろう。それなのに、ちゃんと、朝早く起きて神棚に拝んでいるんだね。まあその気持ち分からないでもないけど、ナナモ君はずいぶんまじめだね」

「小岩さんこそどうされたんですか、こんな朝早く。それとも、昨日は徹夜で勉強していたんですか?」

「いや、僕はナナモ君と違って、一発でなかなか試験に合格しないし、再試、再試ばっかりだけど、何とか、CBTとOCSBにはすれすれで通ったんで、おかげさまでもう5回生に上がれることになったんだ。だから、神頼みでここに居るんじゃないんだ」

 小岩は、ナナモがCBTやOCSBって何ですかって尋ねて来ると思ったので、CBTだけどと、言いかけたが、ナナモが、そう言えば、どうして、さっきから僕をナナモ君って呼ぶんですか?何か僕に用事があるんですかと、いつもなら遠慮気味にグズグズしているのに、ストレートに尋ねて来たので、ついああ、わかった?と、少し砕けて頷いた。

 小岩は、実は……と、ナナモにトレーナーをめくって右腕を見せた。

 小岩は案外几帳面だ、とナナモは思った。何故なら手首から肘まで湿布を重ならないように並べながらきちんと隙間なく貼っていたからだ。

「どうかされたんですか?」

「腱鞘炎というか、筋肉痛というか、ちょっと同時になってしまって、力が入らないんだよ」

 ナナモは、だから?という顔を始めはしたが、でも、何か試合でもあったんですかと、慌てて、なぜ?という声に変えた。

「剣道じゃないよ。あれ、ナナモ、もう忘れたの?」

 ナナモは、小岩が剣道部の先輩だということを忘れたわけではなかったことにホッとしたが、すぐに、でもそのことじゃないならば、なんだろうと、ナナモの記憶が削られている今、ナナモは急に自信がなくなった。

「流鏑馬だよ」

 小岩の言葉にナナモは全く反応出来なかった。でも、ここは仕方がないと、目の前にいるし、先輩だけど、正直に分かりませんと答えてみた。

「一緒に練習に付き合ってくれたのに、あれだけ、熱心だったのに、急にやらなくなったんで、何かあったのかなと思っていたんだけど、二回生は医学部生としては初めての壁だし、これを打ち破らないと前にはいけないから、だから、僕も無理強いはしなかったんだけど、忘れるなんてひどいよな。もしかして、オオエ先生に何か言われたの?」

 いつもの小岩に戻っていた。ナナモはそう感じることが出来たことがなぜか嬉しかった。

「やっぱり何かあったの?」

 ナナモは少し頬を緩めたのかもしれない。だから、慌てていいえと言った。

 小岩はまあいいんだけど、それに、食堂でも風呂場でも最初は寮生が多くなったことに不安を抱いていた小岩が、少ないより多い方がなんか活気づくなと、あれほど個室にこだわっていたし、今でも個室として使っているからかもしれないが、小岩からそのことばが漏れて来たのには驚いた。ナナモはだからではないが、小岩からそう言えばと、あのことを思い出して、僕は何も聞いていませんからと、言うと、小岩は、今朝はその事じゃないんだと、まだ、思い出せないのと、流鏑馬だよと、もう一度、言った。

 ナナモの?という反応に小岩は一度大きくため息をついたが、ゆっくりと説明してくれた。ナナモはすぐにはピンと来なかったが、そう言えば、カタスクニでと、それ以上の経験をしていたことが蘇ってきて、やっと、小岩が言わんとしていることを思い出した。

「その手で大丈夫なんですか?」

 ナナモはやっとべたべたとシップが貼られている腕を小岩が見せて来たことを理解した。

「まあ、大会までもう少し時間があるし、多分大丈夫だと思うし、痛みが残っていてもやるしかないんだ」

「でも、寮の存亡にかかわる大切な試合だって、言ってなかったですか?」

 ナナモはそんな風に記憶していたので、素直に尋ねたのだが、急に思い出したと思ったら、大げさなんだからと、それでも、小岩の目は全く笑っていなかった。

 小岩は、でも、このまま治らなくて、もし、試合に負けたら、なんか悔しいし……と、あらぬ方向を向きながら言うと、急に、相変わらず目は笑っていなかったが、今度は頬だけ緩めて、ナナモ君、ものは相談なんだけど、と、擦り寄って来た。ナナモは、そうだ、さっきから、小岩はずっと僕に何かを頼もうとしていたんだ。でも、あまりハッピーではなさそうだが、先輩だし、断れないと、身構えた。

「もし、もしも、だよ。あくまでも仮定の話だけど、僕がその大会に出られなかったら、代わりにナナモ君がでてくれないかな」

 やはり、と、この流れでの頼まれごとは決まっている。しかし、ナナモは一輪車には乗っていたが、弓矢で的を貫くことは出来ない。なぜなら、ナナモは小岩から弓道をすることを禁止されていたからだ。ナナモはその事を言おうとしたら、その呼気を飲み込むように小岩の言葉が覆いかぶさって来た。

「たぶん、大会は正常人体解剖機能学の本試験後にあるから、ナナモ君が、一発で合格したら、問題なく出場できるんだ。それに、きっと、ナナモ君は一発で合格して、三回生に進級すると僕は信じているから、もはや、今でも、三回生と同じだと思っている。だから、弓道を習える資格は十分だよ。もしかしたらナナモ君は、僕から以前聞いた寮の規則のことを口にしようとしているのかもしれないけど、寮の規則を破ったなんて思わないでほしいんだ。そのことは僕が保証する。だから、忙しいのは重々分かるんだけど、ちょっと力を貸してくれないかなあ」

 たぶんという言葉が妙にひっかかったが、ナナモは一方的に話してくる小岩の口元を見入るしかなかった。それでも、今、目の前にいて直接話されていることをすぐに忘れるわけはない。むろん理解もしている。でも、納得できないし、これじゃあ、寮の規則ではなくて、小岩の規則なんじゃないかと。それでもナナモは口の中でもぐもぐとさせるような気持を抱きながらも、ナナモ君というのはもうやめて下さいと、言うだけだった。

「まだ、皆、起きてきていないから、ちょっと、僕についてきてくれないかな」

 もうお参りは済んだよねと、ナナモの行動をいつからじっと見ていたのか分からないが、ナナモはまだきちんと返事をしていないのに、もう動き出していた小岩の後ろについて行った。ナナモは弓道の練習だと言っていたので、一端寮から出て大学に向かうのかと思ったが、小岩は、ナナモが昨年連れて行かれた、寮の道具部屋の鍵を開けて、中に入って行った。

「剣道部以外は原則この部屋には入れないんだ」

 ナナモはあの時以来、この部屋には入っていない。もちろん用事がなかったからだ。それでも気になって扉のノブを回したことがある。しかし、しっかりと鍵がかかっていて開かなかった。小岩は道具が置かれている場所を見向きもせずに進んで行く。そして、ナナモがあの時見つけた弓道の道具が置かれている場所で立ち止まった。

「ナナモ君用の弓はもう決めているから」

 小岩はそういうとナナモに弓を渡した。思っていたものと比べて小さい様に思ったが、きっと流鏑馬用だと思ったし、ナナモに選択権はなかったので、小岩に渡されるがままだった。

「本当は、出来れば外で練習したいんだけど、試験期間だし、今回は特例だから許されるんだけど、ナナモはまだ二回生だからね」

 また、小岩は一方的に話してくる。だから、また、ナナモは聞くしかなかった。

「ここはずいぶん狭いですけど、どうやって練習するんですか?」

 ナナモはもはや腹を括るしかないと思った。それに、弓道が出来ることに興味が湧いたし、一輪車競技であったとしても、流鏑馬が出来るということに、ワクワク感が抑えられないでいた。

「でも、そんな簡単に僕が弓矢を使えるようになりますか?」

 ナナモは興奮していたが、興奮していたからこそ冷静になった。それも、試験は来週だし、試験勉強中の合間に取得できるほど甘いものとは到底思えなかったし、そもそも、それなら弓道を舐めていることになる。

「弓道ではないんだ。流鏑馬なんだ。いいかい、どんな姿勢でも、どんな偶然でも、的に当てさえすればいいんだよ。だから、うまく一輪車を操れば、案外至近距離で矢を放てるから、弓から矢を放つことだけ習得してくれればいいんだ」

 小岩はいとも簡単に言う。だったら、剣道も同じだ。竹刀を振って相手より先に打ち込めばいい。でも、そう簡単ではないから、僕はなかなか勝ち進めないのだ。

 だから、ナナモは冷ややかな視線を先ほどからずっと小岩に送っていたが、小岩は全く気にしていないという顔をしていていて、それより、実際やってみないとと、弓矢が並べられている小部屋の奥に進むと突当りの板壁を押した。壁が音もなく開く。この部屋に入って来たときもそうだったが、急に灯りが点いて、小岩の身体が低くなって行った。

 壁の向こうは急階段になっていた。ナナモは足を滑らさないように慎重に階段を踏みながら、小岩のあとに続いた。木製なのに全くきしみ音はしない。其の不気味さは拭えなかったが、それでも、胸の高まりは、先ほどよりも強くなっていた。

「隠し部屋なんだ」

 小岩は、寮の部屋からベッドと机を無くして二つ部屋を合わせれば、このくらいの広さになるんだと、それだけ言うと、あらかじめ用意していたのか、自分用の弓を持ち、矢の入った筒をたすき掛けすると、小岩とナナモが使用するための一輪車から、自分用の一輪車に乗って、バランスを取りながら、弓の弦を何度か引く動作をした。

 小岩は無言だったが、同じようにするんだということは伝わって来る。だから、ナナモはすぐに一輪車にまたがった。

 久しぶりだったが、一輪車を難なく操ることが出来たし、以前よりもバランスが保てているように思えて、もはや身体の一部と化している様な感触だったし、実際そうだった。

 小岩はナナモの姿をどう思っているのだろうと、ナナモはちらと小岩を見たが、小岩は顔色変えず、いや、むしろ険しい顔で、筒から矢を取り出すと、入って来たときは四方が板張りだったはずなのに、小さな丸い的が掛けられている板壁に向かって、バランスを崩さないように一輪車に乗りながら、矢の付いた弓を引いて的に向かって構えた。

「痛い」

 小岩から珍しく声が漏れた。と同時に、一輪車に乗ったまま、矢を筒に戻すと、弓を持ち、引くような恰好だけをした。

「何とかできるよね」

 まだ、痛いのか、苦虫を嚙んだような顔はしていたが、それでも、無言だったが、小岩はその動作を繰り返していた。

 ナナモは見様見真似でやってみた。最初は全く矢は飛ばなかったし飛んでもまっすぐ的に当たらなかったが、それでも数回すると何とか的には当たることが出来た。

 でも、この部屋の中だし、流鏑馬って、もっと広い所で走りながら矢を放つから、まぐれで今的に矢が当たったけど、、そううまくはいかないし、そもそもここで練習するって意味があるの?と、ナナモは的に当たったことよりその事の方が気になってしょうがなかったが、ナナモが剣道で一本とっても無表情なのに、小岩は満足げに少し頬を緩めながら何度も頷いていた。

「ナナモは朝六時前に神棚に参拝するために起床するよね。だから、その後、皆が朝食のために、食堂に集まってくるまでの、一時間だけ、ここで練習してくれないかな」

 小岩はこともなげに言った。ナナモは、えっ、もしかしたら、僕一人ですか?小岩さんは一緒に練習に付き合ってくれないんですか?だったら誰が指導してくれるんですか?それとも、指導って、これだけですか?と、今までは黙っていたがいたたまれなくなって吐き出した。

「大丈夫だよ。ナナモは才能があるから。だって、教えてないのに、ナナモは、いつの間にか僕より一輪車がうまくなっていたからね。それに、今どき僕よりも、画像配信の方がよっぽどうまく教えてくれるから」

 だったら、剣道という武道とは何なんですかと、ナナモは言いそうになったが、ナナモは試験勉強で忙しいし、僕は腕を安静にしなくちゃならないからねと、いつものように目力と有無を言わせぬ圧でナナモを制すると、小岩は一輪車からゆっくりと降りた。

「この部屋のことは秘密だよ。それに、誰にも見つからないようにね。鍵は大会が終わるまで預けておくけど、絶対誰にも渡さないでくれよ」

 秘密裏にこの部屋へ出入りするなんて不可能だと思いながらも、ナナモは小岩が扉を閉めたあと、鍵を渡された。時代劇に出て来る商家の藏の鍵を想像していたが、ギザギザのない、まるで、竹刀に似た形状の小さな鍵が簡素な紐に通されていて、ナナモは小岩から首に掛けられた。

 その瞬間、ずしりと身体が抑えられような感覚が全身を駆け巡っていくように思えたが、気のせいだったのかもしれない。それよりナナモは誰かに見つかったらと、特にトモナミの部屋にいる寮生のことが思い浮かんだが、小岩は全く気にすることもなく、ナナモに頼むことって、万にひとつだからと、それでも、その目はひときわ鋭かった。


 ナナモは食堂で誰とも話さず、あえて小岩と時間をずらしてから朝食を済ますと、自室に戻った。

「おはよう」

 ナナモはドキッとした。部屋の中にオオエが居たからだ。

「しばらく居ないって……」

 ナナモは先ほどのことがあって動揺が収まらなかったが、なんとか悟られないようにと、わざと頬を緩ませた。

 きっと、オオエはナナモの変化に気が付いているのだろう。しかし、あえてその事には触れずに、ちょっと忘れ物を取りに来ただけだからと、それでも、たわいもない話しを少しだけすると、真っ黒なビジネスリュックを背負い、部屋から出て行こうとした。

 ナナモはオオエと話している間、先ほど渡された鍵が服の下で何度か肌に触れて、気もそぞろだったが、でも、オオエもいつもより慌てている様に思えて、なんか気が落ちついた。

「ねえ、クニツ君、小谷が心配していたよ」

 オオエは急に振り返った。

 ナナモはまた身体がびくっと反応しそうだったが、どういうことですか?と、それでもわざと大げさに言った。

「いやね、クニツ君はとっても真面目だからかもしれないけど、何か、解剖の時にご遺体に思いを寄せ過ぎていたんじゃないかって、小谷は言うんだ。だから、寮ではそんな風には見えなかったけどと答えたんだけど。また、今度の試験では解剖の勉強もしなければならないから、また、ご遺体の事を思い出すんじゃないかって。もしかしたら僕が父の事を話したからなんじゃないかって、ちょっと気になっていたから」

「先生のお父さんの事とは関係ないですよ」

 本当は、僕の事なんです。僕は僕のことが気になって、ご遺体が蘇るならその術を教えてもらって僕を蘇らせたいだけなんですと、続けて言いたかったが、言えなかった。その代わり無意識だったのかもしれないが、忘れることで前に進むことってありますかと、尋ねていた。

 オオエは急にナナモにそんなことを言われて驚いている様だったが、そうだね、そういうこともあるね。でも、忘れることで前に進めないこともあるよと、それに、忘れることでやり直せても、それが幸せなことかどうかは分からないからねと、きっとわざとではないだろうがナナモのこころを揺さぶるようなことを言ってきた。

「それじゃあ、もし、僕が前に進もうとご遺体のことを忘れたら、僕は幸せになれないんですか」

「クニツ君が医者になるんだったら、いや、少なくとも医学で人を助けたいと思ってるいるんだったら、前に進まなくてはならないよね。でもね、だからと言ってそのためにすべてを忘れていいとは僕は思わないし、クニツ君は決して忘れられないと思うよ。だって、死者であるけれども、教授でも、教科書でも、患者さんでもない人からクニツ君は直接医学を教えてもらったんだからね」

 オオエはまだ何か言いたそうだったが、あえてナナモに背を向けると、解剖学教室にいる僕が本当はクニツ君と二人きりで話していたらダメなんだ。分かるだろう。でも、クニツ君は優秀だから、一発で合格すると思っているよ。そしたら僕はすぐに寮に戻って来られるから頑張ってねと、言って、部屋から出て行った。

 ナナモはデジャブのような二つの出来事に挟まれながら、ふと、もう一人誰かが居るように思えて、慌てて後ろを振り向いた。誰も居なかったが、頭痛がしたかと思ったら、どこかしこから声が聞こえきて、身震いが止まらなくなった。

「ナナモよ、お前があれほど死者の蘇りを気にしていたのはなぜかわかるか?

 それはお前の蘇りが気になっていたからだ。そしてお前の蘇りはクニツカミの蘇りなのだ。

 クニツカミはアマツカミに地上の国を譲った。そして、クニツカミの中にはそのことに納得できずに地下の世界に行ったものがある。でも本当にクニツカミはアマツカミに地上の国を譲ったのか?クニツカミのオオクニはヤオヨロズのカミガミとまったくつながっていないと思うのか?

 記録は全てだが記録が正しいとは限らない。そうであるなら、クニツカミは蘇えることが出来るのだ。そして、ヤオヨロズのカミガミとともにタミを守れるのだ。

 ナナモよ。お前はその事を生まれながらに知っている。お前の記録にはきちんとそのことが残っている。だから試練を与え、その試練を乗り越えたという記憶で、記録を奪い取ってしまったのだ。

 ナナモよ。クニツのカミよ。そして、オホナモチの継承者よ。

 記憶がなくても記録さえあれば蘇えることができるのだ。

 蘇りの書を見つけよ。そこにはお前の記録がある。そして、クニツカミの記録もある」



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