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Flash back from the another planet 他の星から 横田の物語 10クローネとパン 君はメロディー  作者: 是田好


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起 アルファ②

②しかし 自分の担当するタワーで他にない厄介な役回りは キッズルームの清掃が加わっていることだった エレメンタリーの生徒たちの登校前又放課後を預かっている施設が入居していて 朝方昼休み夕方とゴミ出しを中心に簡単な清掃作業が加わり 特に放課後夕方は他のタワーの従業員が帰宅した後 つまり終礼後に自分だけ仕事があると言うわけだった 別に給料が増えるわけではなく 完全なるサービス残業だった 自分が担当する前は 年配の爺さんが担当してたが 退職され自分にお鉢が回ってきたというわけだった 前の爺さんは自分の孫くらいのキッズを面倒見るという理屈があったらしいが 何で自分が というと マネージャーがフランクなら子どもに優しそうという理屈を捻り出していた まぁ従業員の中には 子どもにイタズラされて怒った挙句 ベースや会社と揉めて辞めていった者もいたから 人選にやや慎重になっているらしかった しかし何だってオレがキッズに優しいなんて決めつけるんだ 普段から仕事中は舐められたらアカンと思ってなるべく渋面を作って忙しなく立ち働いているつもりだったのだが 何処でバレた いや 人の何処を見てやがるんだ と愚痴りたくもなる この間なんか キッズルームの道具室に閉じ込められ 中からは絶対に開かない仕組み 往生したことだった 帰りの連絡が無いのを不審に思ったマネージャーが奇跡的に発見してくれてあの時はホントに助かった

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