第十九話 生徒...会?
──次の日
リオとカリューは二人で楽しく話し合いながら登校する。
クラスに着くと黒板に
『ニクス・ローエンスト、リオ・ファミエ、登校後至急職員室に来ること』
と、書いてある。
ニクスはリオを待っていてまだ職員室には行ってないようだ。
「おう、待ってたぜリオ」
「ああ、おはようニクス。昨日事かな?」
「昨日?あー、あれの事か。事情聴取とかされんのか?」
あれは事件だ、生徒が関わったと学校が聞きつけたのだろう。また、校外でむやみに魔法を使ったから指導されるのだろう。
そう思った。
「多分そうだろうな、職員室行くぞ」
二人は物憂そうに職員室へ向かう。
ノックをして職員室へ入る。
「失礼します。1年1組ニクス・ローエンストです」
「同じく1年1組リオファミエです。黒板に書いてあったので来たのですが....」
職員室は生徒が入りにくい張り詰めた空気が漂う。
「おお!ローエンスト、ファミエ」
フローリエ先生が呼び出したようだ。
「フローリエ先生、どのようなご用件でしょうか?」
「いや、私じゃないんだ。生徒会長がお前らに用があるそうだ、生徒会室に来いだとよ」
生徒会?特に心当たりはないのだが....
前々から生徒会に入りたいなど一言も言ってないし.......
「主人、なんかやらかしたんじゃないか?」
話を聞いていたカリューが剣から出てきて、ニヤついた声をかけてくる。
「そうかもな!お前の主人なんかやらかしたな!例えば昨日の事とか」
フローリエ先生が冗談めかしにカリューの話にのる。
っていうかなんで昨日の事知ってるんだよ!
「フローリエ先生、カリュー、からかうのは辞めてくださいよ」
「ん?おい、リオ!早く生徒会室に行くぞ」
話しているといつの間にかニクスは職員室から出ようとしていた。
「あ、おい!ちょっと待て!俺生徒会室の場所知らねぇんだって!」
ニクスの後を急いでついていった。
ついていくと『生徒会室』と書かれた札が見えてきた。
「ここが生徒会室か、なんか職員室より扉が豪華な気がするのだが....」
職員室の横開き扉に対して生徒会室の扉は観音開きの扉だ、装飾が施されていて、生徒会のロゴが書かれていた。
「ほら、リオさっさと入っちゃおうぜ、用件は早めに済ませるのが一番だ」
「そうだな」
職員室と同じように扉をノックして開ける。
「失礼します。1年1組ニクス・ローエンストです」
「同じく1年1組リオ・ファミエです」
円を描くように机が並べられ、ニクス・ローエンスト、リオ・ファミエと書いた札がその中の机に置いてある。
「ん?あれ?どちら様?」
ネイシー・フォースと書かれた一番豪華な机に座っている人がまじまじとこちらを見てきた。
「生徒会長、1年1組の例の二人ですよ」
隣に座っているコユネル・コールという人が小声で生徒会長に伝える。
「ああ!あの人達か!ごめんね、なんか朝早く呼び出しちゃって」
「いえ、大丈夫です。それで、ご用件は?」
「うん?おー!忘れてた!」
首を傾げて、思い出した!と言わんばかりの顔をしてから
「生徒会に入ってくれない?」
満面の笑みでそんなことを言い出した。
「....え?」
リオは理解ができず固まる。
ニクスに関しては口を大きく開いたまま、一言も声を発さない。
「あの....もう一度言ってもらってもよろしいですか?聞き間違えかもしれないので....」
「ん?いいですよ、生徒会に入ってください!」
ニコッ☆っと効果音がなりそうな笑顔をもう一度見せる。
聞き間違いでは無いようだ。
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」
二人の声が部屋中に響いた。
これが今年最後ですね多分。
気分によって書いちゃうかもしれませんが....
どうかこれからも...来年も復讐少年と剣霊少女をよろしくお願いします!
この話まで読んでくださりありがとうございました!
それでは良いお年を!




