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復讐少年と剣霊少女  作者: 雪野 那珂
本編
17/21

第十六話 襲撃

────夜が明けた。


「のうのう、主人!朝だぞ〜!おきろ〜!」


リオの耳元で大きな声で起こす。


「......ん、おはよ、カリュー....」


寝ぼけながらも体を起こす。


「主人!今日は久しぶりの休みだ!今日はどこへ出掛ける?」


「ふぁ〜......今日はノールとエリルとニクスと街へ買い物に出掛ける約束してんだ......」


まだ眠い、大きなあくびをする。


「買い物....どんなものを買うんだ?」


「わからん...何も聞いていないからな....学校関係の物なんじゃないか?みんな真面目だし」


如何にも眠たげにあくびを混ぜて話す。


「で...今何時だ......?」


約束の時間は昼の1時まだ時間に余裕はあるだろう......


「主人....どこも余裕ないぞ....」


そう言って部屋の時計を指さす。


「やば!12時半じゃん!!カリュー!すまんが今日は朝ごはん抜きで!!」


眠気が一気に消えた。

リオは慌ててそそくさと準備を始める。


「主人!朝ごはん抜きとはなんだ!!しゅじん!話を聞け!」


そんなカリューの声を聞こうともせず寝癖をなおし始める。


「主人!!無視とはなんだ!!こらー!話を聞け〜!」


カリューの声が家中に響く。


「ごめんカリュー!後で好きな食べ物買ってや─「じゃあケーキ」


話している途中なのにすぐに反応した。


「ケーキな!了解!早く行くぞ!」


全ての準備を終えたリオは腰にカリューの剣をさして家を飛び出していった。



───その頃、集合場所の街の噴水広場では...


「おっせぇなリオのヤツ」


「ファミエくん何かあったのかな?」


「私《わたくし》は来ない方が気楽でいいですわ!」


それぞれがリオが遅いことを気にしていた。

すると、


「すまん!遅れた!!」


リオが遠くから叫びながら走ってきた。


「すまん!寝坊した!」


「寝坊したとは言わなくてもいいのではないか....主人....」


ここは正直に謝るべきだろ!


多少の怒られる覚悟はしていたが.....


「大丈夫だよ!時間にも間に合ってるし」


あっさりとエリルが許してくれた。


「それより早く行こ!私あの店に行きたいんだ!」





───そして色々な店をまわって、やがて太陽が沈み夕方となり、噴水広場へと戻ってきた。


「今日は買い物に付き合ってくれてありがと!ローエンストくん!ファミエくん!」


「おうよ!」


「大丈夫だよ、今日は遅れて本当にごめん」


「謝らないでよファミエくん、誘ったのはこっちなんだから、それじゃあ、私達は門限がもうそろそろだから帰るね、じゃあね!」


「今日は...その...楽しかったですわ...また今度......」


ノールはぎこちなくお礼を言う。


そして、二人は帰っていった。


「それじゃ、俺らも帰るか!」


ニクスがそう言った時だった。


「主人!何かくるぞ!」


何処かからか光属性の矢、『セインプファイル』がリオへ向かって飛んできた。


かわすと周りの人に当たってしまう危険性がある。


受けるしかないか!


無詠唱で『フラムプファイル』を唱え打ち消す。


「おい!リオ!どうした!!」


「近づくな!!お前も狙われるぞ!!」


近づいてきたニクスを即座に突き飛ばす。


「うおっ!」


リオの異常な力にニクスは数メートルほど突き飛ばされる。


「いってぇな!なにしやが───「ニクス!伏せろ!」


ニクスは怒るのを辞め、すぐに伏せた。


すると、ニクスの頭があった場所に『セインプファイル』が通り地面に大きな音を立てて刺さる。


「リオ!何が起こってやがんだ!」


「説明は後だ!ニクスは早く逃げろ!」


この状況では戦闘経験のないニクスは危険だ。


「はっ!親友が殺されるかもって時に逃げるバカがどこにいる!俺にも手伝わせろ!」


「何言ってんだよ!死ぬぞ!」


もう自分の前で人は殺されたくない!

だから早く逃げてほしいと心から願うが


「どうせ、自分の前で死なれたくないとかだろ?そんなの俺だって同じだ!だから手伝う!」


すると五、六発と連続で『セインプファイル』が飛び交う。


「風刃よ、烈風の如く掻き切り裂け!」


『ウラガーノル』が全ての『セインプファイル』吹き飛ばす。


「主人!私達は敵を探すぞ!北だ!そっちの方から飛んできたぞ!」


「カリュー!ありがと!行くぞ!」


「ああ主人!」


「ニクス!しばらくの間ここは任せたぞ!魔法を打ち消しながら国民の避難をさせろ!」


「おうよ!リオ....死ぬなよ!」


「....死なねぇよ!」


そう言って二人はそれぞれの役目の場所へと向かった。

第十六話です!


できれば!!!感想やレビューよろしくお願いします!


できれば!!!!!!ですよ?


読んでくださりありがとうございました!

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