〜第1章2部"少年領主と新たな友"〜 違和感
新年あけましておめでとう御座いますm(_ _)m
私がこうして続けられているのは、皆さまのお陰す(*´∀`*)
今年も、よろしくお願い致します((o(^∇^)o))
とまあ領主として政務に励んで幾日が経っていった。
その間は政務にかかりっきりになってしまい、バルディの件は頭の隅っこの方に追いやってしまっていた。
自分は領主として打ち合わせや重要な文書の作成、決済と動き、クロノスにはその手伝いをしてもらった。
ハーバーは一役人としてバルディと書類仕事に熱中している。
そんな平和なワークライフに励んでいる最中、久々に長めな休みが取れたのだが、ゆっくりと羽休みしたい気持ちを抑えて忘れかけていたバルディの件について調べるため、昔の文書を領主権限として集めてクロノスとパラパラと眺めていた。
悲しい事に貴族の休みとは、大体は人脈の構築の為にパーティーを開いたり(逆も然り)、狩やお茶会に興じたりするなど、まあわかりやすく一言にすると漫画やアニメ等で良くある"接待"の様なものだ。
楽しくもない(まあやっている本人は楽しいのかもしれないのだが)ご機嫌取りや慕われる為にゴルフだったり何だりするのは、それはもう"休み"という憩いの時間ではなく"仕事"という業務であろう。
それも「本当は休めるはずなのに」という休日出勤の様な感覚でやるものだから、下手したら普通の仕事よりも疲れるものだ。
残念な事に自分はインディア派なので狩の楽しさがわからないし、お茶会も楽しみ方がわからないのでやる気もありゃしないので、わざわざそんなのに大事な時間を消費したくないのだが、領主として来た以上は人脈を広げて関係を深める為にもやらねばならない事なので、仕方なしに表面上はニコニコして行うものの、心の中では仏頂面になりながらやっていた。
そんな休みという名の仕事では無く、本当にフリーな時間を得たのでこうして不正だとかについて調べられているのだ。
そうして注意深く膨大な量をクロノスと読み進めていると、ある書類を見た時にふと小さな違和感を覚えた。
それは"ヴェリトルにおける税収"についてまとめ上げられた物の一部であった。
「……なぁクロノス、これってヴェリトル領の税収についての文面で間違い無いんだよな?」
「急にどうしたんだ?ええっとそれは……ああ、確かにヴェリトル領のの収支についてのやつで間違いないな。それはバルディが作成したものでちょうど二年前だな。それがどうかしたのか?別に計算の間違いもないはずなんだが……」
そう言っているクロノスを尻目に、もう一度手に持っている羊皮紙に書かれた内容をじっくりと見ていく。
「――――ああ、確かにこれに書いてある収支自体に間違いはない。」
羊皮紙には几帳面な性格だとわかる細やかな字で書かれていた。
書かれていた数字の計算が間違っていないかについて着目するが、別に間違いも無くちゃんとした物であった。
しかし、違和感を覚えたのはそれではない。
「クロノス、ここ十数年分のヴェリトルの税収のやつを出してくれないか?後、ハーバーには他の領地……どこでもいいから同じく十数年分の税収に関してのやつを持って来てくれ」
自分が違和感を覚えたもの、それは税収の数そのものであった。
ご覧頂きありがとうございます!
誤字脱字等御座いましたら、教えていただけると幸いです(*´∀`)♪
皆さまは新年をどのように迎えましたでしょうか?
私は五分前までのんびりしていて危うく鐘を聞きそびれそうになりました(*´-`)




