〜第1章2部"少年領主と新たな友"〜 領主としての仕事
日が空きすぎて罪悪感が凄い作者です←
えっ?ならもっと早く投稿すれば良いって?
……HAHAHA、その通りですよねー(-.-;)y-~~~
「シゲン様!こちらの裁判の判決なのですがこれはどのように――――」
……あぁ、、のんびりと暮らしていた頃が懐かしい。
「シゲン様!これらの村落に対する賦役に関してなのですが、こちらの羊皮紙に領主の印をお願いします」
「シゲン様!最近ヴェリトル近くの町で盗賊が出てきていると領民から訴えがありました。ですので至急討伐について話を――――」
貧民街を見回ってヴェリトルの街を視察し終わった後、ちょうど日が暮れたのもあってそのまま屋敷に戻った俺たち三人は泥の様にその日は眠った。
その次の日、眠い目を擦りながらさっさと仕事に取り掛かった。
当たり前だが別にバルディの不正だどうかを調べる為にわざわざ来たのではなく、実際に自分がこの十年タクト達から学んだ事を発揮し、将来大公爵の位を継いでも問題ない様にする為に政務を執るのが目的であるのだから。
――まあ、こんなに大変だとは思わなかっけどな――
領主の一日は大変忙しかった。
身支度をさっと済ませて執務室に入るとすぐに代官や文官達と領地の運営方針の打ち合わせ、決済の承諾や雑多な裁判に必要な公文書の作成、領内を荒らす賊どもの討伐に関する命令など、ヴェリトルの領主という責任者として目が回るほどの忙しさであった。
更に、多少バルディが領主代行として捌いていたとはいえ全てが代行の権限で決済できる訳もなく、その分も含めると休む暇など無かったのだ。
領主というのは日々汗水たらして働いている下々の者達を尻目にきらびやかで浮世離れした暮らしをしているイメージがあった。
流石にこの世界に生まれて父さんの様子を見ているとそんな事は無いとわかるけど、多少億劫に思ってしまうのは仕方がないだろう。
「シゲン、ちょうど良いとこまで終わらせたから一旦休憩しよう」
「そうだな……そうするとしようか」
何とか打ち合わせだったり、公文書の作成、決済と波の如く押し寄せる仕事を何とか片付けた所で、そのクロノスの言葉でやっと一息をついた。
クロノスと飲み物を飲みながら談笑して休んでいると、ハーバーが執務室の扉を軽快に開けて入ってきた。
軽快に書類の山を抱えながら歩いてシゲンが座っている机にそれを置くと、自分とクロノスの疲れた様子を見て笑いながら話しかけてきた。
「ふっふふ〜シゲン様、クロノス、調子はどうっすか?……見た感じ疲れてる様っすけど、まだまだ少ないっすからねー」
「「ハーバー(殿)、これで少ないというのか……」」
そう二人で息を揃えて力無く問いかけると、ハーバーは清々しい程の綺麗な笑顔で言い切った。
「勿論そうっす!だってこれはあくまでも"一領主"の仕事なんで、"大公爵"になったらこれの何倍以上にも膨れ上がるに決まってるっす!」
……うん、わかっていたよ、いたけど、そんな笑顔で言わなくたっていいじゃない、、、、
心の中で身勝手な殺意をハーバーに対して抱き、ジト目でクロノスと見ていたが、そんな微妙な空気を知ってか知らずか苦笑いを浮かべながら告げた。
「まあ初めてやるにしては凄い進んでいるっすよ。的確に指示を出しているっすし、書類捌きも初めてとは思えないっすしね」
まあ伊達に前世で働いた経験だけはあるしなぁ、、
書類を捌いたり何だりは懐かしい物だからな。まあある程度会社が大きくなったら任せられるものは全部振り分けたから楽だったけど。
「休憩終わったら次はこっちっすよ。まだまだあるんで頑張っていきましょうね」
そう褒めてくれたと思ったのもつかの間に、そう言って仕事の催促をしてくるハーバーの姿は、鬼の様に見えたが気のせいであろう、そうに違いない。
見て下さってありがとうございます!
誤字脱字等御座いましたら、教えていただけると幸いです(=´∀`)人(´∀`=)




