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異世界動乱期  作者: 木公
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〜第1章2部"少年領主と新たな友"〜 領主代行

遅れてすいませんm(_ _)m


実は今週一杯試験がありまして(´・ω・)


その勉強だとか受けたりだとかで忙しくて遅れてます、、

更新は頑張って行く予定ですが、今週はちょっと不定期になる可能性が大です。


ただ全くしない訳ではないので、見て下さる方々は気長に待っていただけると幸いです(^-^)/

とまあ、そんなゴタゴタを行なって絆が深まった?時、ついに目的地である"ヴェリトル"にたどり着いた。


ヴェリトルはよくある城郭都市と同じで、周りをぐるりと城壁で囲まれていた。

数カ所あるであろう一つの城門に、シゲン達は進んだ。


門番がこちらに気付いたのだろう。中年の男二人が随分と丁寧な物言いで話しかけてきた。


「ここはヴェリトルの街です。貴方様方はもしかして、シゲン・シュバルツ閣下様方で御座いますか?」

「ああ、その通りっす。この馬車に乗っているのはシゲン・シュバルツ様で、大公爵様の命により、これより前任の領主に代わって治める事になったす。私は、補佐に任じられたハーバー・トライライトと言うっすよ」


その問いかけに、ハーバーが車窓から顔を出して答えた。それを聞いた門番はすぐさま敬礼を行なった。


「大変失礼いたしました。領主代行である"バルディ"様より連絡を頂いております!どうぞお入り下さい」


馬車が門を通り抜けて行き、ガタガタと音を鳴らしながら大通りを進んでいく。

周囲は活気に溢れていた。小さな都市ではあるものの、商売を行う威勢の良い声や、自分で作ったのであろう小道具を売っている者たちがいた。


「領主が病死して一月ほどですけど、随分賑やかですね。代行さんは良い統治をしてるみたいです」


クロノスは、そう評価した。


「そうっすねー、ただ一部の人の表情は浮かないっすね。まあ、個人的なことかもしれないっすけど、妙に多いのが気になるっす」


と、ハーバーが言った。


町行く人々の表情を見てみると、確かにハーバーが言った通り浮かない顔をしたり、怒りを込めた表情をしている人がちらほらと見受けられた。

全体的には活気があるのだが、それが微妙に異質な空気を作り出していた。


そうこうしているうちに、遂に目的地である領主の館にたどり着いた。その門の前には、一人の男が立っていた。


シゲン達が乗る馬車が止まり、外に出ると立っていた男は鼻息荒く名乗った。


「領主代行を務めさせていただいております、"バルディ"と申します。シゲン様にお会い出来て、望外な喜びで御座います」


そう言ってバルディという男は、馬車から降りたシゲンを見つめた。


その男の姿は、まさに"悪役"と言うべき姿をしていた。

体型はブヨブヨと大きく太っており、鼻息が妙に荒い。そして眼差しはギラギラと光っている。顔は脂だろうか、妙にキラキラ光っている。


服装だけは質素なものだったが、これで何か宝石でもジャラジャラ身につけていたら、まさに悪役貴族として完璧だっただろう。

ハーバーからこの領主代行に、良くない噂があるのを馬車内で聞いていたが、それが本当だろうと見た目だけで思いかけるほどであった。


「では、これより引き継ぎを行わせていただきます。色々ご説明致しますので中に、、」

「はい、これから宜しく頼む」


彼にとって失礼な事を思いながらも、まさか言う訳にはいかないので前世で培ったポーカーフェイスを使って対応した。

ここまで異世界ものに出てくるようなヤツが出てくるとは思ってもいなかったので、内心では大笑いをしていたが、、


ハーバーとクロノスの様子をチラリと見たが、二人とも悪役貴族の定番など知るはずも無いのに、"コイツは黒だ"という顔をしていた。


こっそりとハーバーとクロノスに、バルディについて印象を聞いてみた。


「ハーバー、クロノス、このバルディという男にどんな印象を持った?」

「う〜ん、今迄政務をする中で沢山の人を見てきたっすけど、なんか見ただけで怪しい!と思うのは初めてっす」

「シゲン、なんかアイツ怪しいとしか思えないな……まあ、アルノルド様は見た目だと頭が良さそうにまったく見えないのに、色々頭が良いから見た目で言い切れないけど、、」


どうやら二人とも直感で怪しいと思ったようだ。まあ、自分もそう思ったけど。


「でも見た目で判断したら痛い目を見るかもしれない。彼を実際に見極めるまではその先入観を捨てよう」


そう言うと、二人とも苦笑した。


「そうっすね、シゲン様に言われちゃお終いっす。まあウィング様に言われた通り、あの男がどんなヤツが見定めてやるっす」

「仰ーせの通りに気をつけますっと」


コソコソと話していたのに気付いたのだろうか?バルディは、


「どうされましたか?」

「いや、何でもない」


と、心配したのか聞いてきた。悟られないように言うと、納得したのか先導して屋敷の中に入って行った。


その後ろ姿はまるで豚のようであった。ズシンズシンと効果音が聞こえてくるかの様で、その姿を見て笑いそうになったのは仕方ないだろう。



さて、このバルディは "黒" か "白" か?

見てくれてありがとうございます!


誤字脱字等御座いましたら教えて下さると幸いです(*´ー`*)



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