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異世界動乱期  作者: 木公
22/45

〜第1章2部"少年領主と新たな友"〜 共に歩んでくれないか?

長らくお待たせいたしました、

作者の木公ですm(_ _)m


明日に回すと前話で言っていましたが、ここまで遅れてしまいました。今日からまた再開してまいります( ̄^ ̄)ゞ


…………もしこれからスマホで小説を書こうとする人に向けて心から忠言します。



お 風 呂 の 中 で や る と 落 と す か ら や め よ う


以上です。やめないと、せっかく作っていた最中のデータが保存されないで消えますから(震え声)

……あの後、私とクロノスは今日の修行の担当だったアルノルド叔父上が待つ庭に向かった。

何か会話をして親しくなろうとしたものの、クロノスは道中ずっと黙って後ろについてきて、喋りかけても全て敬語で返してくるから全く話が繋がらなかった。


このままだと友だちどころか、ちょっと子供の頃から一緒に修行をした主従関係で終わってしまう!……いや、まあそれも信頼関係は良さそうだけと、やっぱ心が通じあえるような関係を、、


そう思っていると庭についた、既に修行の準備を整えていたアルノルドは、自分たち二人を見つけたら笑って手を振ってきた。


「おっ、良く来たなあ、今日からシゲンにレビンの所の坊主も混ざるんだったな。クロノス、お前の親父さんには何回も戦場では助けられたことがある。親父さんには良く言っといてくれ。」


そう言ってガハハと笑った。クロノスはアルノルドに満面の笑顔で元気よく返した。


「はい!こちらこそありがとうございます!シゲンさまとごいっしょにアルノルドさまをはじめとしたみなさまがたにおしえをこえるなどかんげきです!」


その答えにアルノルド叔父上はちょっと戸惑った様に見えた。が、直ぐに優しく返した。


「あぁ、うん、まぁそのやる気は認めるが、そんな固くなるな。お前はシゲンを支える"友"として一緒にやっていくんだからな。」


そうクロノスに諭した。これで仲良くなるキッカケになれる!良くやった叔父「"とも"なんておそれおおいですよ!!」


…………はぁ!?


そう心の中で盛大に驚き、何か嫌われる様なことをしたかと混乱している中、クロノスは更に続ける。


「あるじであるウィングさまのむすこのシゲンさまといっしょにしゅぎょうなど、それだけでこうえいなのに、」


そこでクロノスはシゲンにその幼い顔を向けて言い切った。


「シゲンさまと"とも"になるなどふけいにもほどがあります!!」


(その忠誠心は嬉しいけどやめてくれ――――!!)


シゲンの心の中はまさに絶叫だった。


別にその忠誠心は本当にありがたいし、これから家臣になる人物としてとっても信頼出来るから良いけどさ……


(今は心から通じあえる"友だち"が欲しいんだよ)


そう心で吐き捨てた。気を多少落ち着けて周囲を見ると、アルノルドはなんとも言えない微妙そうな顔をしていた。一方でクロノスは言い切ったと胸を張り、堂々としていた。


その様子を見たアルノルドはしれっとシゲンのそばに近づき、ヒソヒソと、耳元で話しかけた。


「おい、なんであんな感じなんだ?ここに来るまで何かしら会話して仲良くなれんだろ。」


それに対してシゲンはボソッと返した。


「クロノス、、あいつ、あったときからあんなかんじで、なにかはなしかけようとしてもかいわがつづかなくって……」


そう愚痴っていた。アルノルドは、当然ウィングからクロノスはシゲンの友にするという方針をきいていたので、この状況に対して非常にマズイと感じていた。


(ここはいっちょやってやるか、)


そうシゲンとクロノスとの間を取り持つことにした。


「おいシゲン、俺が話しかけて仲を取り持たせてやるから安心しとけ。」


シゲンが感謝を言う前に言い切り、早速クロノスに対して話しかけた。


「いやな、クロノス。別に不敬じゃないぞ。ちゃんとウィングから仲良く友人として修行していけと言われたからな。」


その言葉を聞いて、クロノスは多少考え込むと、シゲンに向かいなおって聞いた。


「いま、アルノルドさまがいったとおり"とも"としてせっしていいのですか?」


それを聞いたシゲンは即答した。


「もちろんそうだよ。けいごなんていいし、ここでは"ともだち"としてせっしてよ。」


そう言った。すると、いきなりクロノスは今までの雰囲気をぶち壊しながら笑顔でいった。


「じゃあこれからよろしく!シゲン!」


……いきなりの変わりようにシゲンもアルノルドも一瞬だが固まってしまった。無理もない、ついさっきまで忠誠心の塊のような態度だったのだから、、


もちろんだがクロノスがこの態度をとったのにもしっかりとした理由はある。別にシゲン達に対して(ある意味)皮を被っていない


そもそもシゲンは五歳から教育を始められているが、クロノスは産まれた時からシュバルツ大公爵家に使える一族として教育を受けた。それはもうすごい英才教育だった。現代から見たらキツすぎると思われるようであったが、レビンはとことん教育した。……まあその分クロノスを甘やかしたりもしたが、きつかった。


その結果、周囲から見たら五歳とは思えないほど見事に文武を学んでいると思われた。それ故にウィングからシゲンの異常に付き合えて、なおかつ忠臣であり、心を通じあわせる友とするならば、この子が最良な人材だと思わせ、結果的にシゲンと一緒に修行を受けさせるように促した。


クロノスは、実際父のようにすごいシュバルツ家に対して忠誠心を子どもながら抱いている。しかし、その忠誠の仕方はある意味純粋なクロノスにとっては、父が思っていた仕え方と違っていた。


父は、主君の命令に対して自分で考えて最良な結果をもたらすのが一番だと考えていた。しかしシゲンは、主君の命令に対して従順に従うのが一番と考えていた。だから、シゲンが"友"としてという"命令"に従っていきなり普通に話しかけたのだ。

クロノスにとってその命令に従うことが、何よりの"忠誠心"を示すのだと思っていたから。だからタメ口になろうがそれは正しいと思っているのだから。


その受け答えを聞いたシゲンとアルノルドは今までの経験からその内心を読み取った。


アルノルドは急いでこの考えを捨てさせようと思うと同時に、何故肝心の忠誠の仕方について教えなかったとレビンをぶん殴る意思を固めた。


シゲンは、このままだと上っ面なだけだと、もっと心から通じあおうと試みる。



だが、そうクロノスが考えるのも仕方はなかった。

なぜならば、そもそもが二人には"身分差"という隔たりがあった。その中で友人関係になるなど、それは対等な関係でなければ他の貴族ならば、不敬として処断されるだろう。

シゲンと最初から友人として交流するならば、一般的には"皇帝の一族"か、"公爵"といった帝国内でも最上位の身分でなければ、その"格"は舐められてしまうのだから……


だが、それは当然クロノスとシゲンが出会うよう調整したウィングも、初めて出会ったシゲンでもわかっていた。だからこそ内々でも友を得ようと行動する。


息子に心から信頼出来る友を作らせるために。


心の重荷を和らげる友を得るために。

見てくれてありがとうございます!

誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。

これからもよろしくです( ´∀`)

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