〜第1章2部"少年領主と新たな友"〜 親友になる者
一日と言う休憩と見直しをして復活(*'ω'*)
今日から2部が始まりました〜
これからも長くなりますがよろしくお願いします
♪( ´▽`)
……前話の脱字は明日の投稿までに修正しておきますm(_ _)m
〜フロイラム邸〜
そこには、シュバルツ大公爵家が誕生したその時から一族を挙げて付き従い、長年多大な武功を挙げたシュバルツ家きっての臣下である"フロイラム家"の邸宅があった。
当代の当主である、"レビン・フロイラム"は、一族の名に恥じず、アルノルド・シュバルツと共に将校として活躍しており、そんなレビンにはちょうど、シゲンと同い年である嫡男がいた。その名を"クロノス・フロイラム"
その子は父であるレビンによって次期当主として恥じる事のないように、武芸の稽古と体力向上の鍛錬を行い、また良き将校となるように学業も行なっていた。
シゲンのように、大人の意思が入り込んでいるわけではないので年齢相応であり、彼なりに一生懸命にやっている姿は周囲から見て大変微笑ましいものであった。
今日も父のような立派な男になろうと、偶々休暇であった父を捕まえて、一緒に庭へ出て鍛錬を始めようとした時、父の召使いが息を切らして駆け込んできた。
(ん〜?なにがあったんだろう?)
そうクロノスが思っていると、父は息を切らして駆け込んできた召使いに対して怪訝そうに、
「一体何があったのだ?そのように駆け込んだ姿を他のものが見たら心配するだろう」
「もっ申し訳ありません。シュバルツ大公爵より火急の報せでしたので……」
そう召使いが話すと、レビンは眉をひそめて
「なんだと?まさかまたグランメザリアが出兵でも起こしたか?、いやそれは先月撃退したばかりだから早すぎる、反乱が起きたとしてもその兆候などありは……」
そうぶつぶつ言っていると思ったら、急に頭を上げて向き直った。
「まあよい、それより早く聞かせてくれい。火急なのだろう」
急に顔を上げてきたから召使いは少し後ずさりながらも、すぐに耳元に口を近づけて何やら話し始めた。
「は、はっ。失礼して――――――――」
「ふむ・・・・何だと?……そうか…わかった。ご苦労であった、休んでおけ」
近づこうにも父は手を前に出して近寄るな、というようにしているから漏れた声を聞こうとするものの、肝心の中身は聞こえなかった。
「ちちうえ、なにがあったのですか?」
「ああ、クロノス、すまんが今日は一緒にやれん。これから父と共に大公爵邸に行ってもらう」
一 緒 に 大 公 爵 邸 に 行 っ て も ら う ?
………………ふぇ?
「よし、そうと決まれば直ちに準備を整えねばならん。私は直ぐに着替える。おい、クロノスを正装に着替えさせてやれ」
「「「はっ、承知致しました。」」」
父がそうあっさりと言うと、何処からか現れたのか、使用人がスッと現れてあれよあれよと言う間に正装に着替えさせられた。着替え終わって一息ついていると、いつの間にか既に正装に着替え終わっていた父が僕の手を握ると、
「では直ちに出るぞ、留守を頼む」
「「「行ってらっしゃいませ。」」」
、、、、邸宅を出て馬車に乗ってシュバルツ大公爵邸に向かった。馬車の中で父は固まっている僕を見て、緊張していると思ったのか、落ち着かせるように優しく声をかけてきた。
「どうした、クロノス。安心するといい、当代の御当主であるウィング様はお優しい方だ。多少拙くても許してくれるだろう」
(別に緊張しているわけじゃないんだけどなぁ)
と思ったものの、それを話したら怒られそうだと察知したから黙って乗っていると、馬車が止まった。
「フロイラム様、到着致しました」
そう御者が言うと、父は
「ご苦労だった。クロノス、私の後にしっかりついてきなさい」
そう言われる通り、父の後を歩いて行くと、既に行くことを知らされていたのか門番にはアッサリと通された。
そのまま自分の家より何倍も大きい大公爵邸に驚きながら歩いて行くと、ある一室の前にたどり着いた。
父はその部屋の前で立ち止まると、僕を見て、
「この中に大公爵様に、その嫡男であるシゲン様がいらっしゃる。礼儀に気を使いすぎて失礼の無いようにな」
この扉の中に、いらっしゃるのか……何のために呼ばれたんだろう?
"コンコンッ"
「大公爵閣下、レビン・フロイラム及びクロノス・フロイラム、ただいま参上致しました。中に失礼させていただきます」
「……あぁ、入れ」
父の言葉にそれほど間を開けずに答えてきた。それを聞いて父と僕は部屋に足を踏み入れた。
それが生涯の友であり、主君となる、
シゲン・シュバルツとの最初の出会いになったのであった。
見てくれてありがとうございます!
誤字脱字等ありましたら是非教えていただけると幸いです(・∀・)




