表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界動乱期  作者: 木公
14/45

〜第1章1部"大公爵家"〜 初めての修行: タクト編⑤

昨日は大変失礼いたしましたm(_ _)m


これで長かったタクト編は終了です。ちょっと駆け足になりましたので、説明不足でわからない所がありましたら是非教えていただくと嬉しいです

「そもそも、このジェネシア帝国に"大公爵"という位は存在しませんでした。基本的に皇帝の血族は"公爵"となって補佐をするか、それとも下野をして継承権を放棄するかの二通りでした」


更にタクトは続ける。


「当然当時のシュバルツ・ジェネシアは、兄である皇帝と仲が良いのもあって公爵となり補佐をするはずでしたが、国内で内乱に発展してしまった事に加え、グランメザリア侯爵による独立を防げなかったことで運命が変わりました」


「大敗により皇帝の権威は大幅に低下し、重ねて各地の独立を防げなかったことで周辺諸国が好機と見て侵攻の予兆を見せました。其処に独立姿勢を明らかにしたグランメザリア侯爵は、帝国内の残留している貴族に誘いを呼び掛ける事で、地盤固めを続けながら侵攻の好機を待ちました。直率の軍が大敗したことで皇帝は貴族に頼る必要がありました。幸い周辺諸国からの侵攻に関しては対応可能な程度の軍備は残っており、貴族どもは長年雌伏していた程に怨みつらみは大きく内応などは比較的効果が薄い、しかし、独立による影響と大敗による軍の再建を考えると再度の出兵は不可能であり、これ以上の独立の拡大を防ぐために守勢に移り変わり、しばらくは耐えねばなりません。そのためその国境に信が置け、敵に対してしっかりと守り抜いて、また周辺の貴族をよく扱える者を配置する必要がありました」


その条件に値するのが初代シュバルツ大公爵というわけか、貴族に命じるにも既に貴族は皇帝への信頼をなくしているから、下手したらグランメザリアの誘いに乗る可能性があるから使えない、その中だと直臣で使える者を選ばないといけない。


「皇帝は弟であった"シュバルツ・ジェネシア"を、初代シュバルツ大公爵として新しく任じ、グランメザリア諸侯連合との国境地域に配置しました。ちょうどその地域はクロス運河の河口周辺地域であり、直轄領だったのもあり貴族の反対はありませんでした。……何故弟にさせたのかわかりますか?」


理由か、当然


「とうぜんゆうしゅうだからでしょう」


「確かにそれも重要でしょう、しかしもっと必要なのは「"い"ですよね?」 っっつ!?何故でしょう?」


タクトを遮って告げる


「たしかにゆうしゅうさはだいじですが、それはほさがよければいいし、ぐどんでなければただまもるだけならいいでしょう。しかしいちばんだいじなのは

"きぞくをひきいる"ことです。そのためにひつようなのは"きぞくをしたがえることができる"くらい"(位)であり、"い"(威)です」


そう話すと驚愕の目で見つめてきた。……今思ったけど五歳児が話せる内容じゃないよな、まあいいか。

シゲンは更に続けた。


「"くらい"はこうていのおとうとであるし、さらにこうしゃくよりこういの'だいこうしゃく"にあたらしくにんじることでかいけつします。そして"い"はもとからひとにそなわるものです。それがなければ"へいし"をひきえても"しょう"はできません。そのじょうけんにあうのがおとうとだけだった…ちがいますか?」


タクトは首を振り


「……ええ、その通りです。配下に一軍の将として優れたものは多々いましたが、貴族を率いるにたる"威"を持つものは弟しかいませんでした。"威"が無ければ万の兵に部下を自由自在に扱えても"将軍"や"貴族"というものは扱えません。皇帝はその絶対的な位から"威"をある程度代用できますが、それ以外はその位にあう"威"を身につけなければなりません。…博識ですね」


これは前世で長年会社を運営していたからわかったことだ。いくら優秀な人物でも、社長として会社を動かした時、会社を潰していったのを何社も見てきた。


だから気づいたことでもあるんだ。"会社"という一つの"国"を運営するには能力だけじゃない、"人を従わせる威"が必要なんだ、それがあれば部下は自然とついてくる。まあ現代だと必ずしもそうではなくなったけどな、、


しかしこの時シゲンは大事な事を見逃していた。単純なことだ、今までの行動、発言で"五歳児にしてはあるまじき優秀さ"を示してしまった。

そもそもシゲンはこれが初めての学習である、5歳まで母によって政治の話は制限されており、更に読み書きは、

() ()() ()() ()() ()() ()() ()() ()()

読みは会話から覚えたり、本から学んだと言えるものの、それでも本の活字をスラスラと訳したり、何より政治の話についてこれる訳がないのだ。


……シゲンとて五歳児とした自分の立場をわかっていないわけではないが、前世の経験をもっていたというのに初歩的なミスを犯した、、彼がこのことに気がつくのはそう遠くない。


気がつくと昼になっていた。もう昼食の時間と気づくと


「……もう昼食の時間になってしまいましたね、今日はこれで終わるとしましょう。とても楽しかったですよ、次回を楽しみしております」


「はい、ありがとうございました!」


こうして初回のタクトとの修行は終わった

はい、続いては内政である"ハーバー編"です。

……今までを見てる方ならわかっているかもしれませんが、ちょっとテンポが遅いですかね?

自分としてはこのくらいで進む予定ですのでしばらく"戦争"のシーンは出来ないので、

まだ五歳だし(*´-`)


流石にハーバー編が終わったら少し年を飛ばすのですが、一気に飛ばして"軍事学校編"に行くか、少しだけにして"少年領主編"にするか悩んでいます。何もなければ"少年領主編"になりますが、それだと派手な描写は先になるのでネタバレながら聞かせていただきました……

強制ではないので気軽にコメントいただくと嬉しいです。♪( ´▽`)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ