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異世界動乱期  作者: 木公
11/45

〜第1章1部"大公爵家"〜 初めての修行: タクト編②

遅れて申し訳ないです(>人<;)

そして今回の話でもまた謎が生まれたり前の話と矛盾が生まれていると思いますが、その部分は明日の午後9時までに修正しておきますのでご了承ください!



「まずこのジェネシア帝国は、今からおよそ数千年ほど前に遡ります。当事は今で言う所の東の国、スタージェイル共和国、昔の名で言うと"スタージェイル帝国"がジェネシアどころか全ての国家を治めていました。」


そう淡々と話すと、タクトはこの部屋につく途中で図書室から取ったいくつかの本のうち一つを自分に渡してきた。


「その帝国の成り立ちは資料が多く消失しているのでなんともいえませんが、唯一この図書室に残っていたその本から、現共和国首都でもある寒冷地"スターキング"近郊を治めていた"ジェイル"という人物が暖かい土地を求めて部族をまとめ上げ、西進を始め一代で作り上げたと書かれています。かなりの年月がかかったそうですが、全ての地域と思えばかなり早くに併合されたそうですね。」


その本はかなりぼろぼろとしたものながら、はっきりでかでかと「史上最大の帝国」とタイトルが

"日本語"で書かれていた。……今更ながらこの世界は日本のような「和」などかけらもないのに何故か言語も字も日本語だった。まあ、ここで下手に新しい言語だったり外国語だったら今頃ひぃひぃ言いながら学習しないといけなかったから嬉しく思ったもんだけど、、気を取り直して本を開くと、不思議なことに"ジェイル"についての話がページの八割方を占めていた。…あれ?いくら帝国を作り上げた偉大な人物だとしても多すぎないか?


「なんでこのほんはジェイルについてがいっぱいなんですか?」


そう疑問に思い、思わず聞いてみると、タクトは一瞬目を見開いたもののすぐに普通に戻って答えた。


「ああそれはですね、その大帝国はジェイル一代で築き上げましたが、その一代で終焉をむかえたから中身が必然的にそうなってしまうんでしょう。」


……一代だって?そんなこと、、


「なんで?と顔が言っておりますよ、"ジェイル"という人物は戦の才と人徳はあったそうですが"政治の才能"はなかったそうです。それにもともと彼が西進を始めたのは良い耕作地を得るためです、征服した土地を強制的に臣下や領民に分け与えたそうですから。」


ああ占領したあとの内政でやらかしたパターンか、歴史を振り返るとそれで一瞬で崩壊したのもあるしな、ならば反乱でも起きたのかな?


「と、いうことはかれがしんだあとにだいはんらんがおきたのですか?」


そう読んで告げると、タクトは苦笑した。


「お若いながら見事です、"ジェイル"は内政は征服した土地の民を考えず、また後継をはっきり定めなかったので彼の死後争いが起こりました。それを見た各地の人々、ちょうどグランメザリアとアルザス中立国以外の地域でこれを好機とみた今の国家を形作る英雄が、虐げられていた人々を率いて挙兵、この時広大な領土を管理するために、帝国はスタージェイル帝国本貫の地であるスターキング近郊の人々に良好な耕作地として各地の土地を授け、その土地に住んでいた人々を奴隷として使わせることで管理していました。」


そりゃ反乱も起きるわな


「だから反乱が起きた際は征服した土地の人という人が賛同して各地の反乱軍に加わりました。その結果ジェイルの死後わずか二年程でスタージェイル帝国は崩壊しました。」


そう話すと一旦大きくため息を吐き、憂鬱そうに話し出した。


「各地の反乱軍は帝国が崩壊した後、現ジェネシア帝国首都のジェネシアに集まりました。当事ではクロス運河も存在していませんでしたが、立地的に都合が良くてスタージェイル帝国の第二首都として征服した領土の全体統治を行ったのです、当然大反乱の際も最後まで頑強に抵抗していました。其処で独立したことを宣言しました。征服される前の境界線に戻り、ジェネシアがグランメザリア領とアルザス領を領有していること以外は現状とあまり変わりませんね。」


なるほど、無事に追い払って再興を始めたわけか。しばらくは傷を癒す必要があるけど、それが結果的に、


「スタージェイルはこの反乱でもとの国境まで戻されると同時に領民の多くが死亡したためガタガタで、官僚の多くは見向きもされなくなりましたが復興した各国は今の領土を見てもわかりますが、国力の差が違うので回復に当然差が出てきます。それが小さな妬みを生み出し、次第に争い始めたのです。」


国力の差か、結局其処でまた争いになるのならより良い土地を得ようとしたジェイルと変わらないな、遅かれ早かれ争うことになったのかもなぁ、地球も最終的に「豊かな暮らしをしたい」から争い始めた経緯があるから結局人間は同じようなもんなんだな。

そうシゲンは自嘲する、地球で続いた戦争を思い浮かべて。――そしてタクトはその姿をじっと見つめていた。まるで大人を見るかのように……



最初に変えた設定を大きく変える必要が出てきましたが、というかそこで無駄に困惑させてしまう気がします。設定はしばらくこのままにさせて貰いますが、一章が終わったら書き直しますのでお許しください。

また、よく分からない等の批判をしてくださって構いません。そのようなことを書かせる自分に問題があると思っているので、真摯に受け止めます。ただ、いい点は褒めてくれると嬉しいです

(*´ー`*)

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