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宿題

あれから一週間が過ぎた。

あれとは星宮の家へ行ったこと。しかしあれからなんにも進歩していない。なんにも。


「何故だ」


「どうしたよ」


「作ろうとしてる映画進まねんだよ」


「お前映画つくんのか!?」


「え、知らなかったのお前」


「いや、知らねーよなにも言ってないじゃん」


「言ってなかったっけ」


「だから最近星宮とこそこそしてたんだな?」


「ま、まあな。でも、ぜんぜん進んでないんだよ、人集まらないし」


「だったら俺も手伝ってやるよ」


「マジか!?」


「おう」


まさか、こいつが手伝ってくれるなんて、たまにいいところあるよなぁこいつ。

早速星宮に伝えよう。


「星宮!裕信が手伝ってくれるってさ!」


「ふぇっ!?」


「急にごめんな」


今のはかわいかったな。

不意をつかれた星宮はかわいい。記憶しておこう。


「こいつが手伝ってくれるってさ」


「早舩くんが?」


「おう!」


「よろしくな!星宮!」


「……」


どうしたんだろ、あまり嬉しそうじゃないけど。


「あ、そうだ十宮君、早舩くんが手伝ってくれるってことは生徒会長も手伝ってくれるの?」


ん?裕奈先輩は関係ないはずだが?


「裕奈先輩には言ってないよ」


「そうなんだ」


「お前、姉ちゃんに言ってねぇのか」


「なんでだ?」


「あいつも元々映画部員だぞ」


「は?」


驚きすぎ声がでない。裕奈先輩が元映画部? 初耳なんですが……あの人なら絶対に力になってくれるはず。


そう思って、走って教室を出て生徒会室へ向かった。


「裕奈先輩!俺の映画の手伝いをしてください!お願いします」


俺は、勢いよくドアを開、叫んだ。


「ほう、どうして急に私のところに来た」


「先輩が元映画部員だと聞いて、手伝ってもらおうと思って」


先輩は、睨み付けるように僕を見ている


「そう簡単に私が手伝うと思うかい?」


「優しい裕奈先輩なら手伝ってくれると信じてます」


「では、宿題をだそう。一週間以内に自分なりの最高の映像を作れ。テーマは……そうだな、愛情だな」


「む、無理ですよ!」


「こんなことくらいで弱音吐いてたら映画なんてとても無理だぞ」


裕奈先輩はいつもと同じように笑っている。


「わかりました、やってやりますよ!」


「まってるぞ」


俺は、教室にもよらずまっすぐ家に帰った。


書く量が短くなっていってる気がする……

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