【イ軍編4041】電光掲示板救助法
開幕から勝率1割台の大暗黒で解任5秒前の噂が絶えない最弱イ軍の新監督小滝であったが、5月頭の本拠地開催試合で、事件は起こった。
爆炎投手陣が初回3失点、二回3失点、三回4失点と大炎上し、大便秘打線は七回までノーヒットというフルボッコ展開で、小滝の顔面は深刻なブルーレイ状態に。更には冷や汗、痙攣まで出始めて、誰が見ても危険な領域へ突入していたものである。
折悪しく、球場付医療スタッフは自分が死球出しといて逆ギレ乱闘しかけて返り討ちにあった先発マテヨの病院送り付き添いで出払っており、救急車もさっき来たばかりですぐには来れなそうな感じ。
割と冗談で済まない事態になりそうな予感に、イ軍「パネマジ広報」白井が球団上層部に緊急連絡し、「ここで監督に氏なれたら色々まんど臭過ぎる事になりますんで、とっとと決めてつかーさいどうぞ」と迫って、電光掲示板に仕掛けたところ、小滝の体調が劇的に回復。溌溂として指揮を執り、監督就任以降初めて満面のスマイルなぞ見せたのであった。
この事態収拾劇について、白井は部下に以下のように解説したものである。
「小滝監督は確かに結果は出とらんが、フロントの言う事は334%受け入れる超イエスマンなだけに、球団的にはまだしばらくやらせとくつもりやったんや。とはいえチーム状況が酷過ぎるし戦犯系ベテランズは言う事聞かんしで、小滝はんは内々に辞めさしてどうぞと言うとったみたいでなあ。ほんでも後任もなかなか決まらんし、宙ぶらりんになっとったんや。そんでストレスマッハになっとったところに今日のフルボッコ試合で、限界超えちまったと。からの、間の悪い事に医療的な処置が間に合わない感じになっとったモンやから、これはもう根本的なところで手を打たんと、監督が氏んでシャレにならんくなりますよと球団社長を煽ってよ、棚上げになっとる小滝はんの扱いを、この三連戦で解任いう事で決めさして、電光掲示板で速報打ったったんや。ほしたら小滝はん、あない元気になって超回復しよったで。病は気からいうアレは、やっぱガチのマジやったんやなあ(適当)」




