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神層  作者: O雨
第三章 神々のグループと絆
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33話 1人の長寿命と何万人かの短寿命

「私は無能力者について三つの仮説を立てた」

「それは、一体?」


龍呪助からしたら少し心配なんじゃないだろうか

これで神に信仰心を持つものが現れたら

信仰された神だけ強くなり

力の均等が崩れてしまうからだ

源神は行動だから関係ないが

流神はそうはいかない 考えるだけで信仰が入る


「一つ目の仮説だ、空気、生命、重力を操るにはとてつもない技術が必要ということだ」


これはほとんど正解 生命と重力は死んでないから

能力が人間に渡ることはない


「二つ目の仮説だ、私たちは神と比べ能力が弱くなっている、それならば説明がつく」


これも正解 しかしこれが正しいと思われると

龍呪助はともかく 瑕玉まで神だと思われるが?


「三つ目の仮説、能力の使用には神々の許可がいる、神の力を私達人間が借りているのだとしたら、この可能性は十分にある」


ちょっとだけ正解だね

神が死ぬことを許可と考えるかはわからないが


「君はどう思う?」

「自分ですか、特に思うところはありませんが、一つ目の仮説はあってると思います」

「それはどうして?」

「あんま説明は難しいですけど、空気を操るといってもまず、空気が見えないから操れてるかもわからない」


その男性はそこで待ってましたと言うように

指をパチンと鳴らした


「今やっている実験は実際空気を操れるかの実験さ、今の技術なら空気を見ることだってできる、君の能力も後で見させてくれ」

「そうか、それでも難しいと思いますよ」

「君は操れているのに?どうしてそう言い切れる」


人間がかなり神について

知識を身につけているのはわかった

しかし空気を操るのは無理だ 経験の神曰く

(私が試しに能力を使ってみたけどあれは無理よ、無理、無理、元々あれはおふざけで付けた能力でしょ?本来サンドバッグ程度の役割なのに、虫のせいで散々よ、虫さえなければ後4週間あれば完成するのに)

と 愚痴を散々漏らしていた

龍呪助が空気を操れるのは虫のおかげだ


「まず空気を操って言っても、原子からですよ、そこから集めて固めて小さな玉にするので限界、熱を出したり、血や水の中の空気を操って、間接的に液体を操るのなんて神業、ましてや俺みたいに空気に反射する光に乗って高速移動なんて、自分で言っても馬鹿馬鹿しくなります」

「しかし、君はやって見せた!原子操るとなると人を原子から崩したりもできるわけだ、本当にすごい」


あまり話を聞いていないように感じるね

まあ すごい才能の持ち主なのはそうなのだが


「まあ、話したいのはこれで終わりだ、君の能力を見せてもらうのはまたの機会にしよう、次の新人くんもいるからね」


さっき実験を少し覗いてみた

確かにほんの少しだが人間が空気を操ったようだ

もちろん自分の体だけだがね

能力は自分にやるのと外部に出すのでは

難易度が全く違う


「と、なると、次はさっきの場所か、多分、、戦うんだよな」

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