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神層  作者: O雨
第ニ章 再開とお別れ
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29/39

29話 休日は休息ではない

それから3日が過ぎた

勤務時間がある日に捕まえた犯罪者は1954人

この黒星の住民からの認知度は

期待の新人として0.04%を超えた

8000万人の0.04%だから

3万2000人

人は警察の顔や名前なんて覚えようとしない

その中でこの人数は異例中の異例と呼べよう


そして今日は初めての休日


残り235日


「久しぶりに食事をするな」

「あんたは仕事で朝早いからねぇ」

「ああ、手帳の着信がサイレンみたいで絶対起こされるからな」

「それで、私たち、は、きこえ、ない、から、べん、り、だ、よ、ね」

「初日はスマホで電話だったから私も起きちゃったんだけどねぇ、初めから手帳で連絡すればいいのにぃ」

「まあ、こうして無事皆で食事ができてよかったじゃないか、私はてっきりお前らが今頃獄中かto」

「相変わらずひどいわねぇ」


「んー、食事もうまい」

「お前は味しないだろ、口じゃなくて体に直接ご飯を入れてるじゃないか、せっかく作ってんだzo」

「入れば全て同じなのだよ、瑕玉」

「じゃあニンジンとか卵とかそのまま食えyo」

「そもそも食わなくていいという事実」

「それならお前の食費を借金返済にあてろyo」

「はあ!それは違うだろ」

「やめ、てね、あ、さ、から、けん、か、する、の」


とても仲がいい

仲が良くなるのがとても速い

ちょっと困ってしまうね


「坤花、瑕玉、俺たちはちょっと出かけてくる」

「わかった、昼ごはんは必要か」

「うーん、いらないかもぉ」

「うん、いっ、て、らっ、しゃい」


龍呪助はフォビアの寿命に気づいていると思う

正確な日数はわからないだろうが

死が近いこたは知っている

それを皆には言ってないらしい

それは善意なのか 良心なのか 恋なのか



しばらく歩き誰もいないところで龍呪助が口を開く


「フォビア、作戦を考えよう、お前の寿命のことと、真梨の記憶のことで」

「急に外に行こうとかいうんだからどうせそんなことだと思ってたわよ、坤花ちゃんねぇ、一様聞くけどあのままじゃダメなのぉ?お兄さんっていうのは認めてるじゃない」

「俺は、嫌だな、さらには記憶を取り戻して神にならないと、寿命が問題になる、それに」

「それにぃ?」

「生命の神は人間が大の嫌いだ真梨も嫌いだったみたいだし」

「生命の神に何の関係があるの?」

「ほら、生命の神は喧嘩っ早いから」

「このまま連れて行ったら真梨が生命の神に殺されるっていいたいのぉ?流石にないんじゃないかしらぁ」

「星台は何かに突出した人間でない存在だ、俺は単純な戦闘力、真梨は教育や育成、生命の神は、対、神のプロフェッショナルだ」

「貴方でも負けるってことぉ?ね

「あいつは生命を操る、神や沈は生命が天敵、相性最悪だ、負けてもおかしくない」


生命の神 生命全ての知識 力 能力を借りられる

生命の知識で攻撃の無効化の術を熟知しており

生命の力で殴られた神は一瞬にしてチリになる

コウモリの超音波などを借りることも可能だ

彼に勝つことができる神は龍呪助以外いないだろう


「それにあいつは、人間を知りすぎて、全ての感情の裏に殺意があると確信している」

「つまりぃ?」

「人間と会話した瞬間どっちかが死ぬことが確定するってことだ、だからあいつは天界から降りてこない」

「確かに坤花ちゃんと合わせるのは無理そうねぇ、今は坤花ちゃんは人間みたいなものだしぃ」

「まあ、記憶を取り戻すには、えっと、誰が言ったのかは思い出せないが強い精神力があれば突破できるらしいし、意外と簡単かもしれないが」


と言っても龍呪助 フォビアも

記憶の能力を受けて記憶を無くしている

エングラムの能力はそれ程強力なのだ

誰からこの情報が漏れたのかは知らないが

十中八九フォビアだろうな


「次は寿命ねぇ、これはどうすればいいのかしらぁ」

「お前の能力じゃ寿命を変えることはできないと思うからな、は!そうかあいつならできるかもしれない」

「え!?そんなやつがいるのぉ!誰々?」

「時の神、エオンだよ、もしあいつも信仰心があるなら能力を外に使えるようになっているはずだ」

「つまりぃ!」

「ああそうだ、時を戻してもらって寿命を延ばせるかもしれない」

「そうと決まれば行くしかないわね、エオンの元に」


エオン 根源的神の中で最年少

根源的神 本来人に認識されず 信仰心なき存在

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