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神層  作者: O雨
第ニ章 再開とお別れ
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27/38

27話 戦士無ければ戦果無し

テストプレイヤーの自分にはわからないことも多い

この私の役割は虫を見つけ報告することだが

良い加減飽きてきた

何回も繰り返し改善点を考える

毎回少し変わり虫が消え

特異点になり新たな虫が生まれる


先輩に言われたが

どうやら神と沈 そして星の関係性は逆らしい

簡単に言えば

フォビアの性格が星に反映されるのではなく

星での経験がフォビアに反映される

瑕玉と司馬 この2人はフォビアと出会うということ

そうゆうストーリーだということだ


今更思うがこれ記録として機能してるか?

俺以外が見てもわからねえだろ

いや 俺以外に見せる気はないが


「君の今回の仕事は主に三つだ」

「それは?」

「今街で3人が銃を持ち暴れている、このうち2人を殺すこと。残りの1人を気絶させ無力化させること」

「残り一つは?」

「これを10秒で終わらせることだ」

「ずいぶんとまあ、無理難題を言いますね」

「これは仕事だが、試験でもある、この街ではそこらじゅうで事件が起きる、それを私達約100万人で対処しなければならない、10秒以内で終わらせないと次の事件が起きる、だから10秒以内で殺れないと意味がない」

「対処する人結構多くないです」

「馬鹿を言え、ここには8000万の住民がいて、そのうちの半分が犯罪を起こすんだぞ」


日本には警官は約30万人くらいいる

そして日本は約1億2000万人の住民

まあ この街かなり犯罪者が多いな

ここでフォビアの人生を予想してみよう

犯罪者と警察がこの星には多い

つまり

犯罪者と多く出会い 警官ともよく会う人生

フォビアの人生は警察官だということかな

答え合わせは製品版で


「話を戻そう、これは試験だ、瑕玉から君が能力持ちということは知っている、その能力が優秀か、役に立つか、それをここで測らせてもらう」

「とんでもないブラック企業に入ってしまったかもしれない」

「人の命がかかってるんだ、失敗は許されないからな、さ、現場に着いた殺ってきてくれ」


龍呪助の戦い方をメモしておこう

彼が虫から特異点になるのならきっと必要になる


まずは相手に直接触って殺るやり方

相手の体の中の水を一気に気化させ

膨張させることによって破裂させる水蒸気爆発


2人目は自身の血を相手に飲ませ

相手の血を自分の血で蝕み侵食し

相手を自分の人形に変えるやり方


最後の1人は空気のスピード1700km/hの拳で

相手の数十センチ前を殴ったら

脳震盪で気絶させられる


いくら人間だから能力が効きにくいと言っても

これじゃ無理だ


「うーん、華麗だねー、7秒弱で終了、すごいじゃないか」

「イヤー、煽ててもなんも出ませんよ先輩」

「もう後輩気取りか、まあいい、合格だ、署に帰ったら服を渡してやる、明日から本格的な仕事だ、今日は終わったら帰って寝ろ」

「よっしゃー」


司馬警華 彼女もネームドということは

うん 何かしらあるんだろうな


「というわけで無事就職、この俺ももう社会人か」

「さすが、おに、い、さん、」

「ふっふっふ、そうだろ、そうだろ、フォビアの方はどうだったんだ」

「私もすごいわよぉ、能力使えばすぐ患者さん治せるんだから、行列よ、行列」

「どちらも問題を起こしてなくて安心した」

「ちょっと酷くないぃ」


実を言うと沈を星台にするのはやめになった

全ての沈の動作が難しくて

時間がかかってしまうからだ

だからと言って

せっかく作った沈を全て消去するのは勿体無い

だから最も星台に近いフォビアが残された

しかし そのフォビアとまだ未完成

まだ星台にはしてはいけない

なのに

早く星台を完成させなければいけない

このままじゃ星台が

虫と虫に引っかかった真梨と

何もない生命の神だけになる

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