25話 職を得て食を得る
「ふわぁ、おはよう龍呪助」
「ああ、おはようフォビア、ゆっくり眠れたか?」
「ええ、ぐっすりよぉ、今は何時?」
「朝の6時だ、食材を食糧庫からくすねてきたから、朝食を作るぞ」
こうして繰り返される面白みのない日々も
積み重なれば意味をなす
現在フォビアの寿命 後241日
「朝食はなにぃ?」
「卵があったから、目玉焼き、それに加えて肉、外にあった農園のよくわからない野菜で終わりだ」
「しっかり火を通してよぉ、食中毒でお腹壊すの勘弁なんだから」
「はいはい、火をつけますよぉ」
効果音書くのめんどくさいんだよね
ただの記録で意味がないってのに
上はなぜこう活気に満ち溢れているのか
火のつく音 ぼしゅ
それと同時にアラームが鳴りだす
ジりりりりりりりりり
「なんだ、なんだ!」
それとさらに同時にスプリンクラーも作動
場は完全に混乱に落ちる
無論それは彼らだけにはとどまらず
城の中にいる人にも混乱は伝染する
「わあああ、なんだなんだ、侵入者か?」
「いや違う、これは火事だ皆を避難させろ」
「いや待て!火事の原因はおそらく侵入者だ、姫を外に避難させ次第、侵入者の確保に向かu」
「ねぇえ、どうするのよぉ、これで私達が不法侵入したこと多分バレちゃったわよぉ」
「やっぱり客室?で料理はまずったかー、ああ、俺の貴重な栄養が、、、」
「ねぇ真剣に考えてよぉ、逃げるの!?隠れるの!?それとも何か別の方法が!?」
「ふっ、逃げも隠れもしない、この際好都合だ、、、正式に客として泊めてもらえる許可をもらおう」
「ただの開き直りじゃなぃぃぃ」
物語を都合よく考えすぎだ
現実は開き直りでどうにかなるほど甘くわない
「おい!侵入者どもめ、素直にお縄につけ」
「はいはい、抵抗なんてしませんよー、ん?、、、、お縄?」
ガチャリ
「6時14分、不法侵入および放火犯を現行犯逮捕」
「んえ、えええええええええええええ」
ピーポーピーポー
「助けて!!help!!救命!!살려주세요!!」
「まあ、自業自得だro」
「そんなこと言わずにたのむよぉ、謝るってぇ」
「まあ、はんせい、してる、みたいだ、し、助け、て、あげ、て」
「しかし姫!コイツらは城に火をつけたんですyo」
「まあ、だれ、も、死ん、で、ないし、わざと、じゃ、ないだろう、から、おね、がい、これ、でも、私、のおにい、さん、だから、ね」
その言葉に龍呪助の顔が一気に明るくなる
「いや、さすが私の妹、これに比べて専属騎士は、優秀だが少し頭が硬いんじゃないか?」
「黙れ、もう少し自分の立場を考えてものを言えyo」
その後龍呪助とフォビアは2人は
真梨によって600万の保釈金が支払われ釈放された
「ねぇ、一ついい?」
「いっ、て、みて」
「なんで保釈金を払うの?不起訴にすればよくなぁい?」
「ああ、確かに、不起訴ならお金を坤花と瑕玉が保釈金を払う必要ないじゃん」
「ふっ、わからないのか?お前ら、お前らは今私達に恩を売られた状態だ」
「はっ!まさかお前」
「そうだ、神は約束と、ルール、そして恩には弱いんだってなあ、お前が自分で楽しそうに説明してたじゃないka」
龍呪助が今度はこっちのことを話そうかと
ルンルンで話していたのを私達も覚えている
「つまりぃ、私達は?」
「2人、あわせ、て、600、万、稼ぐ、まで、私、に、恩返し、を、続け、て、ね」
「まあ、それなら別にいいか」
「あ、仕事はこちらで斡旋しておくから、しっかりと働いて、金を返せよ」
「そ、そんな」
「はあぁ、宿はお城使っていいかしらぁ?」
「別に構わない、元々空き部屋はたくさんあるしな」
「仕事か、神の威厳が感じられなくなってきた」
「元々お前は神の威厳なんて微塵もない!」
んー よろしくない展開かもな
思っていたより瑕玉と真梨が2人を信用している
このまま真梨と瑕玉が2人を完全に信用し
龍呪助がその状況に満足したら
次はフォビアの寿命の話になる
寿命が解決し 星が輪廻の輪から外れたら
この星 黒星は崩れ 住民は死ぬ
真梨は完成しているからいい
瑕玉はどうでもいい
だがフォビアはまだ調整の段階だ
この時点で完成は彼女にとっても心残りだろう




