14話 喪失と相違性
No.8000 太陽 難易度はとりあえずマックスの10
能力者が1割残り無能力者が9割の星
ここはいわば人間が生み出した星の概念だ
神は人間にアマテラスと呼ばれているらしい
「ここがいよいよ見つかっている星の中で最後だ」
「ついにここまでって感じねぇ、何回も言っている気がするけどぉ、ほんとここまで大変だったなぁ」
いつも通り情報収集がら始まる
今までフェリシダの情報以外は
真梨と能力持ちの情報は一切とないと言っていい
ここで何もわからなかったらもうお手上げだ
そして念入りに一ヶ月の探索は終わり
何も手掛かりになりそうなものはなかった
しかしその後1日野宿したところで異変は起きた
「俺、能力の一部が欠損してる」
「はぁ!?え、どうゆうこと?」
「そのままだ、朝起きたら全身が血だらけで、今までどこの空気も自由に操れたのが、この本体の血が触っている場所の空気じゃないと操れなくなった」
龍呪助よりもフォビアの方が焦っているように見える
「真梨と同じような現象だな、真梨と生命の神が戦った奴と、俺も戦ったのかもしれない、しかし、なぜ戦った記憶がないのだろう、生命の神も戦った時のことをあまり覚えていないように感じたし」
「そんなことどぉでもいいでしょ、どうするの!?つまり精神干渉もできなくなったってことでしょ」
龍呪助は生まれるべくして生まれた存在ではない
本来星台という称号は
重力 生命 アマテラスに与えられるはずだった
月 地球 太陽をかたどった物のはずだったのに
そこを突然生まれた龍呪助が奪い取ったのだ
本当に虫唾が走る
根源的神は3グループに分かれている
龍呪助を正しい方向に直す時のグループ
龍呪助を尊重してそのままでいいと言う運のグループ
龍呪助を殺すべきだと言うグループ
人数は順番に4人4人3人だ
「まずはお金だ昨日宿代がなくて野宿したのを忘れたのか、周りから見たらただのホームレスだぞ」
「欠損した能力でどうやってお金を稼ぐのよぉ、あなたが直接相手に触りながらなら大丈夫って、そんなことできるわけないでしょ、なのに私だけじゃ完全な精神のコントロールはできないし」
「ねぇお兄さんたちお腹減ってるの?」
2人の喧嘩とも捉えられる会話を遮ったのは
1人の少年とその父親だ
「なら僕が持ってるお菓子をあげる!!」
「えぇ!、偉いねお菓子をあげるなんて、どうぞ受け取ってください」
これが善意ならまだ良かったかもしれない
しかしこれは何の見返りも求めない
良心だ




