10話 進みと不安と安心
平和な状況が続いていた
次でNo.5001番目
もう天界を去って八ヶ月
天界ではまだ1日も経っていないのだろうがね
天界からの使者が送られてこないあたり
沈の奴らや根源的神は特に何もしていないようだ
次は生星今までの固有名詞の名前でなく
名詞の名をつけられた星だ
「ここまで来て今だ真梨や能力者の気配はゼロ」
「途中からただ私結果を待ってるだけだったから、そろそろ景色くらい変わって欲しいんだけど」
「とりやえず会話が通じるかの確認だな」
そう言って龍呪助は人間 そいつらに話しかける
そいつらは言葉がわかるようには見えなかったが
ジェスチャーで待っているように伝えた
しばらく待っていると奥から若い青年が出てきた
「'''''ここ、王都に何かようですか?'''''」
驚いた脳に直接声が聞こえているようだ
私にも声が届いているあたり一定の範囲内の言語を
自動翻訳して脳に届ける能力だろうか
便利そうだが戦闘には不向きな能力だ
「これはすげぇ感じたことのない新感覚だぞ」
「そんなことを言っている場合じゃない!お前これはどうやっているんだ?」
「そんなこともわからないのですか?これも能力の力です、まさかこれが科学によって実現出てきていると思ったわけではないでしょう?」
「のう、りょく、だと?」
龍呪助はとてもまずいと思った
それと同時にこの世界に
真梨と能力持ちがいる可能性が高いと推測した
しかしこの青年が能力を受け継いだ物ではないようだ
重力の力の一部で言語が関係しているとは考えにくい
「他の人も能力を持っているのですか?」
「当たり前じゃないですか、生まれたら能力を授かる、常識ですよ常識」
「マジかよ、すごい発見だな龍呪助」
「ああ、嘘はついていない、本当のことなんだな」
神々は能力という唯一無二の力を失ったというのか
では神々である彼らが
人間であるそいつらに勝てることは一体何なのだろう
沈である奴らも同じことを思っているかもしれないが
「ひとまずはそうだな、八ヶ月前くらいに記憶喪失になった女の子を見なかったか?」
「残念ながらそのような情報は知りません、しかしそうですね、誰かを探しているのなら適任の人がいますその人がいる場所までお送りいたしましょうか?」
ダメだこれは善意 気が引けるが悪意で返すしかない
「いや大丈夫だ助かった」
その場を早歩きで離れる
「本当に良かったのか?この星に真梨か能力持ちがいるかどうか一瞬でわかるかもしれなかったのに」
「しょうがない、これは真梨と作ったルールだ破るわけにはいかない、それにこの場所の地図をさっきの青年から盗んだ、これであいつが言う適任の人を見つけられるかもしれない」
生星 難易度は10段階評価で7
楽しいのでいいが
戦いになった時どうなるかわからない
危険だ




