第3話「守るべきもの」
お読みいただきありがとうございます!
今日もがんばってUPしていきます。
それではどうぞお読みください!
周囲の風の質が変わる。すぐに雲を発生させ、黒雷の戦いやすい状態にする。黒雷もLV.MAXを発動し、体から電撃がほとばしっている。
「行くぜ!風の牢獄!」
巨大な竜巻がガイアを包む。どんどん竜巻を狭くしていき、ガイアの行動できる範囲を狭くする。
「…神風、これでいい?」
黒雷が手に溜めた雷の玉を俺に見せる。直径は約1メートルほどで青い輝きを放っている。
「完璧。」
黒雷が武蔵を呼ぶ。
「…武蔵。包んであるから後、ヨロシク。」
黒雷が武蔵に向かって雷球を投げる。武蔵は刀をかまえ、刀の横で雷球を打つ。雷球は真っ直ぐにガイアに飛んでいき、直撃する。
『グオオォォォォ!』
何とか効いたようだ。黒雷はもう1つ作り、俺は蜘蛛に指示して風の周りに糸を張るように命じる。蜘蛛の糸は頑丈で、さらに柔軟性もあるので捕縛に適している。蜘蛛が糸を張り終えたころ黒雷の雷球が完成した。
しかし、ガイアを見ると手に黒い玉がすでに作られていた。ガイアはそれをこちらに向かって投げた。風の牢獄を破り、蜘蛛の張った糸をものともせずにこちらに飛んでくる。黒雷が武蔵に雷球を打たせ、2つの球がぶつかる。
『ズゥン!』
ガイアの放った玉は黒雷の雷球をも打ち破った。俺たちは守る術が無くなり、空に逃れる。ライトの悲痛な叫びが俺の耳に届く。
「神風!後ろの小屋には炎と水が…!」
「何!?」
慌てて後ろを見た俺には小屋に向かって行く黒い球が見えた。
「ちくしょう!」
俺は武蔵たちを地面に降ろし、黒雷と共に小屋の前に降り立つ。
『ゴゴゴゴゴ…!』
黒い球が俺たちに迫る。足が震え、今すぐ逃げたしたくなる。こんなもの防げるはずがない。でも…。
「「守るべきものが…あるんだ!!」」
風と雷、そしてガイアの放った黒い球がぶつかる。
『ドガガガガガ……!』
大きな衝撃が辺りに放たれた。自分はこの場で死ぬと思った。それでもいいと思えた。
…大切なものを守れるのなら。
黒い球が俺たちに迫る。死ぬことを覚悟した。
『ガキィン!』
何かがぶつかる音が大きく響いた。
「大丈夫かお前ら!?」
NO.2の声だ。うっすらと目を開けると俺たちを結界が包んでいた。後ろにはNO.2と俺たちの守りたかった2人がいた。その2人は俺たちに近づいて言った。
「「会いたかった!」」
お読みいただきありがとうございました!
今回はかなりがんばったつもりです。しかし、ガイアとの戦いはまだ終わっていません。あと3話で何とか終わらせようと思ったいます。
それでは次回もお読みください!
真叉風巳




