第3話
またお読みいただいてありがとうございます!
今回も少し少なめの前書きとさせていただきます。
それではどうぞ!
「俺のもう1つの能力を教えてやろうか?」
言い終わる前に僕と武蔵が攻撃を仕掛ける。
「まったく、話くらい聞けよ。」
武蔵は首を切断し、僕は胴に土の槍を打ち込む。・・・効いていない。悪魔はただ笑いながら言う。
「俺のもう1つの能力・・・それは不死身だ。」
悪魔がそう言い終わると、また地面から黒い腕が伸びる。それを後ろに飛び退くことで僕はかわしたが、武蔵は首を掴まれていた。
「ガハッ!」
徐々に悪魔が武蔵の首を締め上げていく。
「やめろ!」
蜘蛛が体からクモを生み出して悪魔を攻撃する。悪魔の体から鮮血が飛び散っているがまったく効いていない。それをしめすかのようにクモの隙間から叫ぶ。
「やわな攻撃だなぁ!そんなんで勝てると思っているのか!?」
「・・・狙いはこっちだ!」
僕が地面から刀を変成し、悪魔の出した黒い腕を断ち切る。蜘蛛が武蔵を支えて悪魔の不意打ちに備える。
「・・・ハハハハハハ!いいねぇ・・・こんなにぞくぞくする戦いは久しぶりだ!だが・・・これはどうだ?」
言い終わると、クモを蹴散らして高く跳ぶ。太陽に被っているがその様はよく見えた。悪魔の姿が変わっていく。まるで本物の悪魔のように黒い翼が生え、牙、尻尾、そして爪などが生える。
「フ―――。これ結構疲れるんだよなー。でも・・・“オウガ”と賭けをしているんだ。とっとと殺して帰らせてもらうぜ。」
不気味な笑みを浮かべ、両の手を下に向けて組んだ。そして、円を描くように両手を動かし右手と左手を水平にして止める。
「地よ!奴らをおとしめる穴を開けよ!」
悪魔がそう唱えると、地面にいきなり大穴が開いた。僕たちがその穴に落ちる。
「魂よ!奴らを殺す糧となれ!怨念よ!奴らを砕きてわが身を満たせ!」
すると穴の壁から、骸骨が出てくる。
―奴らを殺せ!-ぶっ殺してやる!―許さんぞ!-死ねぇぇー!-
骸骨が唯一の出口を塞ぎ、僕らに襲い掛かる。魔法を使おうとするが『マナ』がない。蜘蛛と武蔵が応戦するが数が尋常ではなく次第に押されていき、力尽きてしまった。骸骨が体の節々に当たり、意識が飛びそうになる。気絶しそうになる直前に僕はあることに気がついた。
・・・アレクサンドルさんがいない。
お読みしていただきありがとうございました!
今回では次回への期待を残させていただきました。
よくよく考えると前回リカバリーをしてから消えてしまっていますね。
次回ではアレクサンドルが大活躍します!
それではまたお読みください!
真叉風巳




