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P-X  作者: 真叉風巳
第5章「悪魔」
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第3話

またお読みいただいてありがとうございます!

今回も少し少なめの前書きとさせていただきます。

それではどうぞ!

「俺のもう1つの能力を教えてやろうか?」

言い終わる前に僕と武蔵が攻撃を仕掛ける。

「まったく、話くらい聞けよ。」

武蔵は首を切断し、僕は胴に土の槍を打ち込む。・・・効いていない。悪魔はただ笑いながら言う。

「俺のもう1つの能力・・・それは不死身だ。」

悪魔がそう言い終わると、また地面から黒い腕が伸びる。それを後ろに飛び退くことで僕はかわしたが、武蔵は首を掴まれていた。

「ガハッ!」

徐々に悪魔が武蔵の首を締め上げていく。

「やめろ!」

蜘蛛が体からクモを生み出して悪魔を攻撃する。悪魔の体から鮮血が飛び散っているがまったく効いていない。それをしめすかのようにクモの隙間から叫ぶ。

「やわな攻撃だなぁ!そんなんで勝てると思っているのか!?」

「・・・狙いはこっちだ!」

僕が地面から刀を変成し、悪魔の出した黒い腕を断ち切る。蜘蛛が武蔵を支えて悪魔の不意打ちに備える。

「・・・ハハハハハハ!いいねぇ・・・こんなにぞくぞくする戦いは久しぶりだ!だが・・・これはどうだ?」

言い終わると、クモを蹴散らして高く跳ぶ。太陽に被っているがその様はよく見えた。悪魔の姿が変わっていく。まるで本物の悪魔のように黒い翼が生え、牙、尻尾、そして爪などが生える。

「フ―――。これ結構疲れるんだよなー。でも・・・“オウガ”と賭けをしているんだ。とっとと殺して帰らせてもらうぜ。」

不気味な笑みを浮かべ、両の手を下に向けて組んだ。そして、円を描くように両手を動かし右手と左手を水平にして止める。

「地よ!奴らをおとしめる穴を開けよ!」

悪魔がそう唱えると、地面にいきなり大穴が開いた。僕たちがその穴に落ちる。

「魂よ!奴らを殺す糧となれ!怨念よ!奴らを砕きてわが身を満たせ!」

すると穴の壁から、骸骨が出てくる。

―奴らを殺せ!-ぶっ殺してやる!―許さんぞ!-死ねぇぇー!-

骸骨が唯一の出口を塞ぎ、僕らに襲い掛かる。魔法を使おうとするが『マナ』がない。蜘蛛と武蔵が応戦するが数が尋常ではなく次第に押されていき、力尽きてしまった。骸骨が体の節々に当たり、意識が飛びそうになる。気絶しそうになる直前に僕はあることに気がついた。

・・・アレクサンドルさんがいない。

お読みしていただきありがとうございました!

今回では次回への期待を残させていただきました。

よくよく考えると前回リカバリーをしてから消えてしまっていますね。

次回ではアレクサンドルが大活躍します!

それではまたお読みください!

                                 真叉風巳

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