第4話
またお読みしていただいてありがとうございます!
アレクサンドル目線からのスタートです。
それではどうぞお読みください!
「ふー。避けててよかったよ。」
僕がそう言ったら、先ほどまで攻撃をしていた悪魔がこちらのほうを向く。
「よく・・・気がついたな。・・・なかなか・・・強そうだな。」
息を切らして悪魔が言う。疲れると言っていたのは本当のようだ。
「そんなに疲れる技だったんだ。威力は高くてももうだめだね。君はもう戦えない。」
「お困りのようですねぇ。」
悪魔の下から声がした。墓の方から聞こえている。
「チッ!お前の力を借りなきゃいけないとはな。“葬儀屋”よ。」
「フフフフフ。いいからあなたは休んでくださいよ。」
黒い服を着た男が墓の影から現れる。
「では、楽しませてくださいね。」
葬儀屋は笑顔で言う。そして、背中に背負っていた鎌を2本取り出してこちらに走り寄ってくる。
「武器化の力ね・・・。めんどくさいな。」
そう判断した僕はすぐに刀を出して構える。そして時間をまた戻し始める。辺りの墓が消え去り、後にはライトたちとたくさんの人々、そしてビルができる。葬儀屋があっけにとられている。その間に指示を出す。
「蜘蛛、武蔵!他の人々の救助を!ライト!こいつを2人で叩くよ!」
すぐさま2人が救助に移り、ライトがこちらに寄ってくる。
「あいつは誰ですか?」
「“葬儀屋”と呼んでいた。・・・多分あの墓を造ったのがあの人だよ。」
葬儀屋が2本の鎌を投げる。一体何を狙っている?そう考えた僕はすぐ答えに気がついた。ビルの中にはまだ人がいる。あれを2つ共止めなければまた人が死ぬ。
「ライト!あの鎌を止めるんだ!」
「・・・!はい!」
ライトが土を動かしてビルの前に土壁を作る。しかし鎌はカーブをしながらこちらに飛んでくる。さらに葬儀屋がまだ隠し持っていた鎌を投げてくる。これが狙いだったのか!しかし、気がついたときには時すでに遅く3本の鎌が目の前に迫る。
「フフフフ。さあ2人とも4つに裂けなさい!」
仕方なく僕は手を前に出して繰り出す。
「LV.4・・・消えろ!」
そう叫ぶと3つの鎌が目の前から消える。ライトが驚いた目でこちらを見ている。
「僕はLV.を上げると時を戻す時間が早くなるんだ。」
「・・・あの、それであの人は消せないんですか?」
数秒の沈黙。
「・・・!も、もちろん気付いてたよ!」
後半が裏返ってしまった。どう考えても不自然になったがライトの疑惑の目を振り払い葬儀屋に手を向けて叫ぶ。
「消えろ―――――!」
葬儀屋は消え、後には何も残らなかった。
「・・・ほらね!」
・・・・・・疑惑の目が痛い。
お読みしていただきありがとうございました!
今回の相手を消す技は、時を戻してそいつの存在を消すという技です。(もちろん死んでいます。というかこの世界から消えています。)
次回ではまたライト目線に戻していきます。
真叉風巳




