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P-X  作者: 真叉風巳
第5章「悪魔」
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第2話

またお読みしていただいてありがとうございました!

前回では4章で出てきた『悪魔』が登場しました。

今回ではさらにバトルシーンが増えていきますので、

楽しんでいただけたらと思います!

「ふざけるな!」

そう言うと僕はすぐに魔法を使うために悪魔へ手を向け、魔法を放つ。・・・あれ何もでない。

「はははは!ようやく分かったか、墓場では長の魔導師が使う『マナ』が異常なまでに少ない。・・・そしてサタンの魔導師や死霊術師たちにとってはすばらしき戦場となるんだ!・・・たとえばこんなふうにな!」

そう叫んだ悪魔はまた手を地面に向け何かをする。また何かが上に上がってくる感覚が僕を襲う。・・・だめだ避けられない。地面からいくつかの黒い腕が伸びてきて僕の足を掴む。

「・・・!なんですかこれ。」

「教えてあげようか。それは人の怨念や恨み、それらが魂を媒体として俺の思うままに動かせる。」

悪魔が少しずつこちらへ近づいてくる。・・・もう少しだ。

「さっきの3人はてっとり早く沈めてやったけど、お前は少し遊んでやるよ。」

悪魔が目の前に来て手を僕にかざす。するとまた地面からいくつかの腕が出てくる。

「LV.2。『デーモンハンド』!」

さっきの腕が悪魔の左手に巻きつく。そして悪魔は腕を引き、その腕を拳に固めて僕に殴りかかってくる。

「いまだ!」

「時間回復(リカバリー)!」

僕が合図を出すとアレクサンドルさんが僕の真下から時間を戻し始める。地面に草が芽生える。

「悪魔退治だ。くらいな!」

武蔵が悪魔の背後から飛び出し、刀を振りかぶって胴を切ろうとする。僕はそれに合わせて地面から『マナ』を集めて土を変成して鉄に変え、悪魔に突き刺す。

『ザシュ!』

どちらも確実に悪魔に当たり、悪魔の体から鮮血が散る。しかし悪魔は倒れず笑う。

「いいねお前ら。何で生き返ってんのかはしらねぇが・・・久々に楽しくなりそうだ。だが・・・」

悪魔が片手を上に挙げ、悪魔の下の地面からまた黒い腕が出てきて僕と武蔵を弾き飛ばす。

「LV.3ならどうだ?」

先ほどまでとは違い、攻撃力が格段に上がっている。僕も武蔵も10メートルほど吹っ飛び墓にぶつかる。それをフォローするかのように蜘蛛が数匹のクモを悪魔に飛ばす。しかしこれは簡単に黒い腕に防がれる。蜘蛛が不敵な笑みを浮かべ手を合わせる。

「・・・かかったな。お前はすでに私のクモに触られている。そいつにお前は『殺される』だろう。」

悪魔の背中から1匹のクモが出てきた。そのクモは悪魔に牙を向け、かじりつく。するとそのクモは悪魔の中に入った。

「・・・何しやがったおっさん。」

「クモよ存分に『暴れろ』。」

悪魔の右腕が飛ぶ。そして右足も飛び、そこから血が飛ぶ。

「あぁ、呪力能力者か。関係ないがな。」

悪魔の体が八つ裂きになり、その中からクモが1匹出てくる。しかし、そのクモは悪魔の右腕に潰された。

「何っ!」

みんなが悪魔を凝視する中で僕が炎魔法で焼き尽くした。

「ひどいね~。」

炎の中から悪魔がまたその姿を現す。

「でも・・・そんなんじゃ俺は死なねぇよ。」

お読みいただきありがとうございました!

今回ではかなりの強敵ということでがんばって書かせていただきたいと思います!

                                 真叉風巳

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