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 更に、一週間後。

 先週の分の雪辱をも胸に誓い、三度の町の郊外へ。

「……いた!」

 足がなくなったロボットを動かし、三度、やってくる魔王のロボットを相手取る。“ガン! バゴン! ヅガガゴン!”と、ロボット同士の徒手空拳による攻防。

 しかし、いつまでも続くとかと思われた戦いに、終止符が打たれる。“ヅガ! ドゴゴーン!”と、魔王の乗るロボットが吹き飛ばされる。そして、またもや、ハッチを開けて出てくる魔王。

「……く、やられる前に──!?」

 “ザイン!”と、片腕を切り取られる女のロボット。女は斬られた腕を取り戻そうと残った片腕を伸ばすが、

「こいつは既に我のものぞ!」

 圧倒的な魔力によって、女のロボットは遥か彼方へと吹き飛ばされる。

「くそ! またしても!」


 そして、更に一週間後。

「よう! さすがに見過ごせねーから、今日からは、俺も付いていくぜ!」

 軽薄そうな男が、付いていくことになる。対して、間に合わせの腕のパーツのロボットに乗り込む女は無視していた。

「行ってくるわ!」

「行ってくるぜ!」

 ロボットに乗った二人は揃って格納庫を出て、町の外へ。


 暫く、飛んでいると、魔王が乗ったロボットが現れる。

「お! 今日はお供付きか。

 おい、我が向こうの奴をやっている合間に、こっちはお前が相手してろ」

 そう言って、ハッチを開き、魔王は飛び出して軽薄そうな男の駆るロボットへと躍り掛かっていく。

「……? まあ、いいわ。今の内に……──!?」

 女は魔王が軽薄そうな男の方へ行った隙に、魔王の乗るロボットを破壊しようと迫る。だが、魔王の抜けたロボットが独りでに動き出す。更には、外見が変化していく。

 武骨な見た目がみるみるうちにシャープで角張ったロボットへと転じていく魔王のロボット。

「虚仮威しよ!」

 女は構わず、突っ込んでいく。しかし、ガンと片腕で頭部を掴まれ、動きを封じられる。

「……こなくそ!」

 頭部を掴まれ、手出しのできない女のロボット。だが、女はロボットが足がないことを逆手に取り、バーニアで魔王のロボットを焼き、難を逃れる。

「さあ、仕切り直し……よ?」

 体勢を立て直し構えるが、女は相手を見失う。慌てて、探し回るも見当たらない。それもそのハズ。何故なら、魔王のロボットは彼女の乗るロボットの足のなくなった足下にいたのだ。

「……!」

 そして、気付いた時には時は既に遅し。


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